【平屋・3LDK・34坪】パブリックとプライベートを完全に分けた間取り|小上がり和室×水まわり2か所×ZEHの和モダン平屋(ペットと暮らす・四国エリア)|住友林業の家アカ事例

住友林業の平屋・3LDK・34坪 和モダン住宅の事例(@kazemi._athome)|いえスタ家アカ
KA
@kazemi._athome
住友林業 ・ ペットと暮らす ・ 四国エリア
完成最終更新 9月2日
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家の基本情報
家タイプ平屋
間取り3LDK
延床34坪
テイスト和モダン
建築会社住友林業
エリア四国エリア
家族ペットと暮らす
編集部の解説記事 →
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間取り
上棟
完成
外観
造作
暮らし

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編集部の解説記事

四国エリアで住友林業が手がけた、@kazemi._athome さんの平屋3LDK・延床34坪、土地は130坪です。挙げられているこだわりは、小上がり和室パブリックゾーンとプライベートゾーンを完全に分けた間取り老後の暮らしやすさ感染症対策、そして洗面台とトイレを2か所ずつ。ZEH対応で、ペットと暮らす住まいです。

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平屋の事例は「ワンフロアで動線が短い」という点で語られることが多くあります。@kazemi._athome さんの家は、そこから一歩踏み込んで「分けること」を主題にした平屋です。

パブリックゾーンとプライベートゾーンを完全に分ける。洗面台とトイレを2か所ずつ設ける。感染症対策を家づくりの検討項目に入れる。そして老後の暮らしやすさまで見込む。挙げられた5つのこだわりは、いずれも「誰がどこを通るか」を設計段階で整理した結果として読める内容です。

この記事では、投稿でいただいた情報をもとに、平屋でゾーニングを考えるときの見方を、いえスタ編集部の視点で整理します。四国エリアで平屋を検討している方、住友林業を候補に入れている方の参考になればうれしいです。

目次

施主のこだわりポイント

小上がり和室
パブリックゾーンとプライベートゾーンを完全に分けた間取り
老後の暮らしやすさ
感染症対策
洗面台とトイレ2個 — @kazemi._athome さんの投稿より、編集部が引用

編集部メモ:この家を一言で言うと

この家を一言でいうと、「ゾーニングを最優先で組んだ34坪の平屋」です。

平屋は上下階の区切りがないぶん、どこまで来客が入り、どこから先が家族だけの空間かという線引きを、平面のなかで作る必要があります。@kazemi._athome さんの家は、その線引きを「完全に分ける」という形で明確にしています。

洗面台とトイレを2か所ずつという構成も、この線引きと無関係ではありません。ゾーンを分けても水まわりが1か所しかなければ、結局は行き来が発生します。ゾーニングは、区切る壁だけでなく、それぞれのゾーンで生活が完結するかどうかで決まります。挙げられている感染症対策や老後の暮らしやすさも、同じ構造の上に乗っている項目として読めます。

編集部が注目した3つのポイント

1. 平屋でパブリックとプライベートを「完全に」分ける

2階建てでは、1階を来客も通る空間、2階を家族だけの空間、という分け方が自然にできます。平屋にはその区切りがないため、ゾーニングを平面のなかで意識的に作る必要があります

@kazemi._athome さんの家は、そこを「完全に分けた」と表現しています。一般的に平屋でゾーンを分ける場合、玄関を起点に、来客が通る側(LDKや和室)と、家族だけが使う側(寝室・水まわり)を左右または前後に振り分ける構成が取られます。廊下や建具の位置で、視線と動線の両方を切るのが基本的な考え方です。延床34坪でこの分け方を成立させている点は、平屋を検討する人にとって参考になります。

2. 洗面台とトイレが2か所ずつある

洗面台とトイレを2か所ずつ設けるのは、延床34坪の平屋としては手厚い構成です。設備費と配管の工事費が増えるため、優先順位を上げないと採用されにくい項目でもあります。

この家では、こだわりとして「感染症対策」「洗面台とトイレ2個」が並んで挙げられています。帰宅してすぐ手を洗える場所を、家族が使う洗面台とは別に設けるという考え方は、感染症対策として広く採り入れられるようになった構成です。ゾーンを分ける設計とあわせると、来客側と家族側のそれぞれで生活が完結するという一貫性が見えてきます。

3. 小上がり和室と、老後を見込んだ平屋という選択

小上がり和室は、床を数十センチ上げて設ける和室です。腰かけられる高さになるため、立ち座りの動作が楽になります。段差の下を引き出し収納にする構成もよく採られます。

@kazemi._athome さんは、こだわりとして「老後の暮らしやすさ」も挙げています。平屋は階段がないため、加齢後の生活動線としては有利な形です。一方で小上がりは段差をつくる要素でもあるため、将来的な使い方まで含めて高さを決めておくのが一般的な考え方になります。段差の高さ、手すりを後から付けられる下地、照明のスイッチ位置などは、新築時に決めておくほうが安く済む部分です。

この家から学べる、平屋のゾーニングを考える3つの判断軸

判断軸1:ゾーンは「壁」ではなく「生活が完結するか」で分ける

ゾーニングというと壁や建具の話になりがちですが、実際に効くのはそのゾーンだけで生活が成り立つかどうかです。トイレや洗面が片側にしかなければ、結局はゾーンをまたぐ移動が発生します。この家が洗面台とトイレを2か所ずつ持っているのは、その意味で一貫した構成です。図面を見るときは、壁の位置より先に「誰がどこを通るか」を線でなぞってみると判断しやすくなります。

判断軸2:平屋は「面積」より「形」で使い勝手が変わる

平屋は建築面積がそのまま延床になるため、同じ34坪でも建物の形によって間取りの自由度が変わります。正方形に近い形はゾーンを分けにくく、L字やコの字は分けやすいという傾向があります。一方で形が複雑になるほど外壁面積が増え、建築費と熱の逃げる面積も増えます。ゾーニングを優先するのか、コストを優先するのかは、プランの初期段階で相談しておきたい部分です。

判断軸3:老後の視点は、段差より「下地」で仕込む

老後の暮らしやすさを考えるとき、段差をなくすことに目が向きがちです。ただ、実際に後から困るのは手すりを付けたい場所に下地がないケースです。廊下・トイレ・浴室・玄関に下地を入れておけば、必要になった時点で手すりを追加できます。新築時ならわずかな費用で済み、後からの壁補強に比べて圧倒的に安く上がります。小上がりのような意図的な段差とあわせて、設計時に相談しておくとよい項目です。

延床34坪・土地130坪という条件を読む

この家は延床34坪の平屋、土地は130坪です。平屋は土地の条件がそのまま可否を決めるので、一般的な目安と並べて整理します。

平屋3LDKの34坪は、ゆとりのある部類

平屋3LDKの延床は25〜32坪あたりが中心帯です。34坪はその上側にあたり、部屋数に対して面積に余裕がある配分です。この家には小上がり和室、ワークスペース、洗面台とトイレを2か所ずつという要素が入っているので、その余裕が具体的な機能として使われていることが分かります。

土地130坪だからこそ、平屋でゾーンを分けられる

平屋は建築面積がそのまま延床になるため、2階建てと同じ延床を確保するには単純計算で倍の建築面積が必要です。さらにゾーンを左右に振り分ける構成では、建物の横幅が必要になります。土地130坪という条件は、その自由度を支える前提です。平屋を検討する場合は、間取りより先に土地の面積・形状・建ぺい率を確認しておくと、後戻りが少なくなります。

平屋は坪単価が上がりやすい点も押さえておく

一般論として、平屋は同じ延床の2階建てより坪単価が上がりやすい傾向があります。基礎と屋根の面積が、2階建ての約2倍になるためです。「平屋のほうが小さいから安い」とは限りません。見積もりを比較する際は、坪単価だけでなく、基礎・屋根・外壁の面積差まで含めて説明してもらうと、金額の理由が理解しやすくなります。

ペットと暮らす平屋という選び方

@kazemi._athome さんの家は「ペットと暮らす」で登録されています。平屋とペットの相性について、一般的な観点から整理します。

階段がないことは、ペットにとっても働く

平屋には階段がありません。犬や猫にとって階段の上り下りは関節への負担になることがあり、特に加齢後は転落のリスクもあります。ワンフロアという形は、人にとってもペットにとっても移動の負担が少ない構成です。この家が「老後の暮らしやすさ」を挙げているのと、同じ方向の利点といえます。

ゾーンを分けられることは、来客時に効く

ペットと暮らす家では、来客時にペットをどこで過ごさせるかという場面が出てきます。パブリックとプライベートが分かれていれば、来客の動線とペットの居場所を切り分けられます。ワンルーム的に見通しのよい平屋では難しい使い方なので、ゾーニングを分けた構成ならではの利点です。

床材と動線は、計画段階で相談しておく

一般的な検討項目として、床材の滑りにくさ、掃除のしやすさ、ペット用の出入り口、においや換気の計画があります。いずれも新築時に相談しておくほうが、後から対応するより費用も仕上がりも有利です。特に床材は入居後の変更が大掛かりになるため、優先度を上げて検討する価値があります。

住友林業で平屋を検討するときに見ておきたいこと

@kazemi._athome さんの家を手がけたのは住友林業です。木造住宅の大手として広く知られる会社なので、検討時に確認しておきたい点を整理します。

木造の大手として、和モダンの提案に強みがある

住友林業は木質建材と木造住宅を主力とする大手ハウスメーカーです。木の見せ方に関する提案の蓄積があり、和モダンのように素材感が問われるテイストとは相性のよい会社とされています。小上がり和室のような造作を含むプランでは、この点が比較材料になります。具体的な標準仕様と価格帯は時期・エリアで変わるため、公式の資料請求や展示場で確認するのが確実です。

平屋のゾーニングは、初期プランの段階で希望を出し切る

この家のように「パブリックとプライベートを完全に分ける」という要望は、間取りの骨格そのものです。後から部分的に直すことができないため、初回のヒアリングで優先順位を伝え切っておく必要があります。「来客がどこまで入るか」「水まわりを何か所にするか」「将来どう使うか」を、設計士と言葉を揃えておくと、プランのやり直しが減ります。

ZEHと平屋の相性、屋根面積を確認する

この家はZEH対応です。平屋は2階建てに比べて屋根面積が大きいため、太陽光パネルを載せる面積を確保しやすい形状です。一方で外皮(外壁と屋根)の面積も増えるため、断熱の仕様が効いてきます。ZEHの認定を取る場合は、断熱性能・設備の省エネ性能・創エネ量の3つで基準を満たす必要があるので、見積もりの内訳で確認しておくと安心です。

  • パブリック/プライベートのゾーン分けを、初回プランで反映してもらえるか
  • 洗面台・トイレを2か所にした場合の追加費用と配管ルート
  • 小上がり和室の段差の高さと、下部収納の仕様
  • 手すり用の下地を、廊下・トイレ・浴室・玄関に入れられるか
  • 平屋にした場合の坪単価と、基礎・屋根の面積差
  • ZEH認定に必要な断熱・設備・太陽光の組み合わせ
  • ペット対応の床材の選択肢と、追加費用
  • 土地の建ぺい率と形状が、希望の間取りに対応できるか

平屋は間取りの自由度が土地の条件に強く縛られます。上のチェックリストを持って複数社に相談すると、同じ「34坪の平屋」でも、実現できるゾーニングの違いが見えてきます。

四国エリアで平屋を検討する人へ|編集部メモ

四国エリアは、都市部を離れると比較的まとまった面積の土地を確保しやすい地域です。@kazemi._athome さんの家が土地130坪という条件で平屋を実現しているのは、その背景があると考えられます。平屋は土地の広さがそのまま可否を決めるため、エリア選びの段階から平屋前提で探すと効率的です

また、平屋は屋根面積が大きく、太陽光発電との相性がよい形です。ZEHを検討する場合は、屋根の向きと形状、想定発電量をあわせて確認しておくと判断しやすくなります。あわせて、台風時の雨仕舞いや外構の水はけなど、地域の気候条件に合わせた仕様についても打ち合わせで確認しておくと安心です。

よくある質問

Q. 平屋でパブリックとプライベートを分けるには、何坪くらい必要ですか?

一律の目安はありません。必要なのは面積そのものより建物の形と間口です。ゾーンを左右に振り分けるには横幅が必要で、同じ延床でも正方形に近い形より、L字やコの字のほうが分けやすくなります。まずは土地の形状と建ぺい率を確認し、そのうえで「どこまで来客が入るか」を設計士に伝えるのが近道です。

Q. 洗面台とトイレを2か所ずつにすると、いくらくらい上がりますか?

設備のグレードと配管ルートによって変わるため、金額は一概には言えません。確認しておきたいのは、追加になるのが設備本体の費用だけか、給排水の配管工事も含むかです。まとめて配置できれば工事費は抑えられますが、家の端と端に分ける場合は配管の距離が伸びます。ゾーニングと同時に相談するのが効率的です。

Q. 小上がり和室は、老後に不便になりませんか?

段差は 加齢後の負担になり得る一方で、腰かけられる高さは立ち座りを楽にする側面もあります。一般的には、段差の高さを腰かけやすい寸法にとどめ、必要になったときに手すりを付けられる下地を入れておく、という備え方が採られます。新築時に下地を入れておくほうが、後から壁を補強するより安く済みます。

Q. 平屋は2階建てより高くなりますか?

同じ延床で比べると、平屋のほうが坪単価は上がりやすい傾向があります。基礎と屋根の面積が2階建ての約2倍になるためです。ただし階段が不要になる分の面積は浮きますし、外壁の面積は形状によって変わります。坪単価だけでなく、総額と含まれる範囲で比較するのが確実です。

Q. 住友林業はどんな会社ですか?

木質建材と木造住宅を主力とする大手ハウスメーカーです。木の見せ方に関する提案の蓄積があり、和モダンのように素材感が問われるテイストで候補に挙がりやすい会社です。標準仕様・価格帯・対応エリアは時期によって変わるため、公式サイトの資料請求や展示場見学で最新の情報を確認してください。

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編集後記

@kazemi._athome さんが挙げていたこだわりは、小上がり和室、パブリックとプライベートを完全に分けた間取り、老後の暮らしやすさ、感染症対策、洗面台とトイレ2個の5つでした。

5つのうち4つが、見た目ではなく「どう使うか」に関する項目です。ゾーンを分けること、水まわりを2か所にすること、将来の身体の変化を見込むこと。いずれも図面の段階で決めておかないと、後から足すのが難しい要素です。

平屋を検討している方は、内装のテイストを固める前に、「誰がどこを通るか」を間取り図に線で書き込んでみることをおすすめします。この家の構成は、その作業を先に済ませた場合の一つの答えとして参考になります。

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