【2階建て・3LDK・39坪】24畳超のLDKに、8畳の吹き抜けと1畳のヌック(2人家族・グレージュ×木)|住友林業の家アカ事例

@yuzu__sumirin
住友林業 ・ 2人家族
入居後最終更新 9月7日
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家の基本情報
家タイプ2階建て
間取り3LDK
延床39坪
テイスト和モダン
建築会社住友林業
家族2人家族
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住友林業

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編集部の解説記事

24畳を超えるLDKに、8畳の吹き抜け。和室にはくつろぐための1畳のヌック。住友林業で建てた延床39坪・3LDK2階建てを、@yuzu__sumirin さんの投稿をもとに見ていきます。

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広いLDKをつくるとき、面積を確保できても間延びして落ち着かない、という話はよく聞きます。広さと居心地は自動的につながるものではなく、その中に「留まれる場所」があるかどうかで印象が変わります。

今回紹介する @yuzu__sumirin さんの家は、延床39坪・土地52坪の2階建て3LDKです。投稿によると、24畳を超えるLDKと8畳の吹き抜けで開放感を出しつつ、和室には1畳のヌックを設けたと書かれています。大きく取った空間と、小さく囲った場所が同じフロアに同居している構成です。

テーマは「和モダン」。住友林業ならではの木材感を活かし、グレージュを基調に統一感のある空間に仕上げたと投稿にあります。広さのつくり方と、素材のまとめ方の両面から見ていきます。

目次

施主のこだわりポイント

木の温もりと和の落ち着きを感じられる「和モダン」をテーマに住友林業ならではの木材感を活かし、グレージュを基調に統一感のある空間に仕上げました。フラットな和室も加えて24畳超のLDKや8畳の吹き抜けで開放感を出しつつ、和室には1畳のヌックを設け、将来家族が増えた時も思い思いに過ごせる場所も大切に設計しました。2階には、洋服はもちろん、お布団なども収納できるファミクロとして6畳のウォークインクローゼットも設けています。見た目だけでなく、暮らしやすさや心地よさにもこだわった住まいです。 — @yuzu__sumirin さんの投稿より、編集部が引用

編集部メモ:この家を一言で言うと

この家を一言でいうと、大きく取った空間の中に、小さく囲った居場所を用意した家です。

投稿には「24畳超のLDKや8畳の吹き抜けで開放感を出しつつ、和室には1畳のヌックを設け」とあります。24畳超と8畳という数字は、この規模の家としては大きな配分です。そのうえで1畳という単位の場所を別に設けている点が、この家の構成上の特徴です。

仕上げは、木材感とグレージュ。和モダンというテーマに対して、色は抑え、質感で和を出す組み立てになっています。デザインテイストの申告ではナチュラルナチュラルモダンヴィンテージ・レトロも選択されており、和モダンを軸にしながら複数の方向性を含んだ空間です。

編集部が注目した3つのポイント

24畳超のLDKと8畳の吹き抜け

投稿によると、LDKは24畳超、吹き抜けは8畳です。延床39坪の家で、1階の大部分をLDKに配分している構成になります。

一般に、吹き抜けは面積が大きいほど2階の床が減ります。8畳という大きさは、吹き抜けとしては大きい部類です。それでも39坪という延床が確保されているため、2階に個室と6畳のウォークインクローゼットが成立しています。広いLDKと大きな吹き抜けを両立させる場合、必要な延床がどれくらいになるかは、この配分が一つの目安になります。あわせて、吹き抜けの上部に窓を取れば、周囲に建物があっても上から光を入れられます。

フラットな和室と、1畳のヌック

投稿には「フラットな和室も加えて」「和室には1畳のヌックを設け、将来家族が増えた時も思い思いに過ごせる場所も大切に設計しました」と書かれています。

フラットな和室は、段差を設けずLDKと床の高さをそろえる形です。掘りごたつ式や小上がりと比べると、続き間として使いやすく、開け放てばLDKの一部として面積に加わります。そこに1畳のヌックが加わると、性格が変わります。ヌックは天井を下げたり壁で囲んだりして、こもれる感覚をつくる小さな空間です。24畳超という開けた場所の中に、囲われた1畳を置く。広さと居心地を別々の手段で確保する構成です。

2階の6畳ファミリークローゼット

収納については「2階には、洋服はもちろん、お布団なども収納できるファミクロとして6畳のウォークインクローゼットも設けています」と書かれています。

6畳という広さは、衣類だけでなく寝具や季節物まで入れられる規模です。収納を各部屋に分散させると必要な場所にしまえますが、量の把握がしにくくなります。1か所にまとめると、何がどれだけあるかが見えやすくなります。布団を収納する場合は、奥行きと棚の高さが通常のクローゼットと変わるため、設計段階で何を入れるかを具体的に伝えておくと使いやすい寸法になります。

グレージュ×木で和モダンをまとめる3つの視点

色ではなく質感で和を出す

和モダンは、和の要素を現代的な形に落とし込むテイストです。障子や畳といった分かりやすい記号を使う方法もありますが、色数を抑えて木や左官の質感で表現する方法もあります。この家はグレージュを基調にしており、後者の組み立て方に近い構成です。木部の色味と壁の色を近づけると、全体が一つの面としてまとまります。

グレージュは光源で見え方が変わる

グレージュはグレーとベージュの中間にあたる色で、照明の色温度によって寒色寄りにも暖色寄りにも見えます。昼白色の下で選んだサンプルが、電球色の空間では別の色に見えることがあります。吹き抜けがある家では日中の自然光の影響も大きいため、時間帯を変えて確認しておくとずれを減らせます。

木の見せ方を場所ごとに決める

木材感を活かす場合、床、天井、造作、建具のどこで木を見せるかによって印象が変わります。すべてで見せると密度が高くなり、絞ると素材の良さが際立ちます。天井に木を使えば視線が上に向き、吹き抜けと組み合わせたときに効果が出ます。どこに木を集中させるかを先に決めておくと、打ち合わせでの判断が早くなります。

延床39坪・3LDKという規模で考えること

延床39坪は、3LDKとしてはかなりゆとりのある広さです。この規模で検討しやすい論点を整理します。

部屋数を抑えて、1室あたりを広く取る

39坪で3LDKという構成は、個室数を増やさずに1室あたりの面積を確保する方向です。この家では24畳超のLDK、8畳の吹き抜け、6畳のウォークインクローゼットと、それぞれに大きな面積が配分されています。部屋数を増やすか1室を広くするかは、家族構成と将来の使い方から決まります。

大きな吹き抜けと空調計画

8畳の吹き抜けがある場合、1階と2階の空気がつながります。冷暖房の効き方は、断熱性能とサッシの仕様、そして空調の方式で大きく変わります。この家は太陽光発電とZEH(ゼッチ)対応が申告されています。大きな吹き抜けを検討する場合は、断熱等級と、冷暖房をどこに何台置く計画かをセットで確認しておくと想定とのずれを減らせます。

収納をどこにどれだけ配分するか

ウォークインクローゼット、シューズクローク、ファミリークローゼット、階段下収納、リビング収納の5種類が申告されています。39坪という規模であれば、まとめる収納と使う場所の近くに置く収納を両立させられます。玄関、リビング、寝室、水回りのそれぞれで何をしまうかを書き出してから配分すると、後から足りなくなる箇所が減ります。

2人家族と、これから増える可能性

現在は2人家族ですが、投稿には「将来家族が増えた時も思い思いに過ごせる場所」という記述があります。その前提で整理します。

2人で3LDKを使うということ

2人家族で個室が3室あると、寝室のほかに2室の余裕が生まれます。書斎や趣味の部屋、来客用として使う方法があり、家族が増えたときに役割を変えられます。使い方が決まっていない部屋については、コンセントや照明を複数の配置に対応させておくと、後の変更がしやすくなります。

和室とヌックの将来の使い方

フラットな和室は、続き間として使うほか、扉を閉めれば独立した部屋になります。来客の宿泊、子どもが小さいうちの昼寝の場所、将来の1階寝室など、段階に応じて役割を変えやすい部屋です。1畳のヌックについても、投稿では将来を見据えた場所として触れられています。

6畳の収納が効いてくる場面

家族が増えると、衣類だけでなく寝具や季節用品が増えます。6畳のファミリークローゼットは、そうした増加を受け止められる規模です。収納を1か所にまとめる構成は、量が増えたときに配置を組み替えやすいという利点があります。

住友林業という選択肢

この家を手がけたのは住友林業です。木材を扱う事業を持つハウスメーカーで、いえスタでも掲載事例の多い会社です。検討時の論点を整理します。

木の表現をどこまでできるか

投稿には「住友林業ならではの木材感を活かし」と書かれています。木の見せ方を重視する場合、床材や造作材の選択肢がどれだけあるか、標準とオプションの境目がどこかが検討の中心になります。実際の質感は写真では分かりにくいため、ショールームで面として確認しておくと判断しやすくなります。

大きな吹き抜けと構造

8畳という大きさの吹き抜けを設ける場合、構造の考え方が影響します。梁や柱の位置、耐力壁の配置によって、取れる大きさと形は変わります。広いLDKと大きな吹き抜けを希望する場合は、初回の打ち合わせの段階で条件として伝え、構造上どこまで可能かを確認しておくと計画が進めやすくなります。

総額の見え方

大手ハウスメーカーは、標準仕様の範囲が明示されている一方、造作やグレードアップで金額が動きます。この家のように和室やヌック、大きな収納など個別の要素が多い場合、どこまでが標準でどこからが追加かを一覧にしてもらうと比較しやすくなります。付帯工事や外構を含めた総額で見る姿勢が、他社と並べるときにも効いてきます。

  • 木材の標準グレードと、オプションになる範囲はどこか
  • 希望する吹き抜けの大きさが構造上どこまで可能か、初期段階で確認する
  • 和室やヌックなどの造作は標準か追加か
  • 断熱等級と冷暖房計画は、吹き抜けを前提にどうなるか
  • 太陽光発電やZEH仕様は標準か、オプションか
  • 本体価格に含まれない付帯工事・外構の目安

ここに挙げた確認事項は、住友林業に限らず、大きな吹き抜けや造作を希望する場合に共通して効く項目です。同じ条件を複数社に提示して見積もりを並べると、金額の差が何によって生まれているのかが見えやすくなります。

関東で建てるときに確認しておきたいこと

この家は関東で建てられています。土地52坪に対して延床39坪という配分は、関東の住宅地としてはゆとりのある部類です。一方で、隣家との距離や道路との関係によって、窓の位置と外からの視線の入り方は変わります。大きな吹き抜けを設ける場合、上部の窓が隣家の何に面するかを図面段階で確認しておくと、入居後の使い方が想定しやすくなります。

制度面では、用途地域と高さ制限の確認が欠かせません。北側斜線などの制限によって2階の形が決まると、吹き抜けの取り方にも影響します。防火地域・準防火地域に指定されている場合は、窓やサッシの仕様が変わり費用も動きます。土地を検討する段階で、その敷地に希望する建物が成立するかを設計者に確認しておくと、手戻りを減らせます。

よくある質問

8畳の吹き抜けは寒くなりませんか

吹き抜けの大きさそのものより、断熱性能と空調計画で決まる部分が大きくなります。この家は太陽光発電とZEH(ゼッチ)対応が申告されています。検討する場合は、断熱等級、サッシとガラスの仕様、冷暖房をどこに何台置くかを合わせて確認してください。シーリングファンの有無で体感が変わることもあります。

ヌックとはどういう場所ですか

壁や天井で小さく囲われた、こもれる感覚のある空間を指します。決まった定義や寸法はなく、この家では和室の中に1畳の広さで設けられています。広いLDKの中に落ち着ける場所をつくりたい場合の手段のひとつです。読書や昼寝など、想定する使い方を先に決めると、必要な広さと天井高が定まります。

フラットな和室と小上がりの和室、どちらがよいですか

用途によります。フラットな和室はLDKと床がつながるため続き間として使いやすく、掃除や移動もしやすくなります。小上がりは腰かけられ、床下を収納にできます。この家はフラットな和室を選んでいます。将来1階を寝室として使う可能性がある場合は、段差のないフラットな形が選択肢として残しやすくなります。

ファミリークローゼットは何畳あればよいですか

収める量によって変わるため一律の目安はありません。この家では6畳で、衣類に加えて布団なども入れられる規模です。検討する場合は、いま持っている衣類の掛ける長さと、しまいたい大物を書き出して設計者に伝えると、必要な寸法が具体的に決まります。

2人家族で3LDKは広すぎませんか

いま使わない部屋があること自体は無駄ではなく、将来の変化に対する余白として働きます。一方で、建築費と固定資産税、光熱費、掃除の手間は面積に応じて増えます。将来の家族構成と、いま払えるコストのどちらを優先するかで判断が分かれる部分です。この家では、余裕のある部屋割りと大きな収納を選ぶ形になっています。

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編集後記

この家の数字を並べると、24畳超、8畳、6畳、そして1畳です。大きい順に並ぶなかで、最後の1畳だけが性格の違う場所として設けられています。

広いLDKを希望する場合、面積を確保することに意識が向きやすくなります。ただ、そこで長い時間を過ごすことを考えると、留まれる場所があるかどうかも同じくらい効いてきます。間取りを検討している方は、広い場所と囲われた場所の両方が図面にあるかを見てみてください。

@yuzu__sumirin さんのInstagramでは、この家の写真が投稿されています。グレージュと木の質感、吹き抜けの光の入り方は写真のほうが伝わるので、あわせてご覧ください。

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