谷川建設で建てた、@fuu__home__ さんの福岡の家。土地68坪・延床30坪・4LDK・4人家族の平屋で、見どころは幅170cmの造作洗面台・リビングの下がり天井+間接照明・エコカラット・R型ニッチ、という意匠ディテールの作り込み。30坪・4LDKという「家族4人にちょうどいい」サイズに、収納と造作のこだわりを詰め込んだ、九州の木造ハウスメーカーらしい一軒です。
この記事では、家アカの写真からは伝わりにくい「30坪に4LDKを成立させる収納設計」「下がり天井・エコカラット・ニッチの効かせ方」を、いえスタ編集部の視点で読み解きます。
この家の基本情報
| 家タイプ | 平屋 |
|---|---|
| 間取り | 4LDK |
| 延床面積 | 30坪 |
| 土地面積 | 68坪 |
| テイスト | ナチュラル / ナチュラルモダン / 和モダン |
| 地域 | 福岡県 |
| 家族構成 | 4人家族 |
| 建築会社 | 谷川建設 |
| 主な設備 | タッチレス水栓 / 食洗機 / 浴室乾燥機 / 造作洗面台(幅170cm) / タンクレストイレ / パントリー |
| 収納の工夫 | WIC / シューズクローク / ファミリークローゼット / リビング収納 |
| 暮らしのこだわり | 下がり天井+間接照明 / エコカラット / R型ニッチ / ホームシアター / 子ども部屋 |
施主のこだわりポイント(投稿より引用)
・幅170cmの造作洗面台
— @fuu__home__ さんのInstagramより
・リビングの下がり天井&間接照明
・テレビ背面のエコカラット
・玄関のR型のニッチ
・収納力抜群なリビング収納
編集部メモ:この家を一言で言うと
「30坪・4LDKの平屋に、造作と収納で意匠の解像度を上げた谷川建設のナチュラルモダン」。注文住宅で「ここを頑張った」というポイントを5つ挙げてもらうと、その家の優先順位が一気に見えます。@fuu__home__ さんの5項目は、「日常で目に入る場所への投資」と「収納の充実」という、暮らしの満足度に直結するこだわりに振り切っているのが特徴です。
編集部が注目した3つのポイント(この家固有)
1. 幅170cmの造作洗面台が、家事ラクと意匠を両立させている
洗面台の標準的な幅は75〜90cm程度(既製品の洗面化粧台のサイズ)。@fuu__home__ さんのお宅は170cmと、約2倍の幅を確保しています。これだけ広いと、ボウル横に十分な作業スペースが取れ、ドライヤーや化粧品を出しっぱなしにできる余裕が生まれます。
4人家族の朝の支度時間は、洗面でぶつかることが多い時間帯。カウンターが広いと2人同時に身支度できるので、家事ラクに直結します。造作洗面台のもうひとつのメリットは、下部収納のカスタマイズ自由度。タオル・洗剤・歯ブラシ予備など、用途別に引き出しを設計できるので、生活感のコントロールがしやすくなります。
2. 「下がり天井+間接照明+エコカラット」で作る、リビングの3レイヤー演出
下がり天井は、リビングの一部だけ天井を低くして、空間にゾーニング(区切り)を作る設計手法。ソファ周りやテレビ前を「囲まれた感じ」にして、落ち着く雰囲気を作る効果があります。間接照明をセットで仕込むと、夜の表情が一気に変わります。
テレビ背面のエコカラットは、LIXILが展開する調湿・脱臭機能を持つ建材タイル。デザイン性の高さで人気で、ナチュラルモダン・和モダン系のリビングに合わせやすい仕上げです。下がり天井+間接照明+エコカラットの3点セットは、リビングの「壁・天井・光」の3レイヤーで世界観を作る、王道のアプローチ。30坪の家でも、ここを詰めるとLDKの完成度が大きく上がります。
3. 玄関R型ニッチが、暮らしのトーンを決める「最初の1点」
R型のニッチは、壁の一部をアール(曲線)で凹ませた飾り棚。玄関に置くと、家に入った瞬間に目に入る「絵」として機能します。装飾品を置いてもいいし、雑貨ショップ的にディフューザーや小物を飾るのも定番。
R型は直線的なニッチより手間とコストがかかりますが、「直線で固めた家にひとつだけ曲線を入れる」と全体が一気に柔らかくなる効果があります。30坪の家のような中堅サイズでは、こうしたディテールへの投資が「ここに家らしさが宿る」ポイントとして効きます。
この家から学べる、30坪・4LDKでこだわりを詰めるときの3つの判断軸
判断軸1:水回りは「家事の同時進行」を想定して幅で決める
4人家族の朝・夜の水回り渋滞を避けるなら、洗面台は幅150〜180cmを目安にすると2人同時に使えます。ボウルをダブルにするか、シングルでカウンター幅を広げるかは予算次第。@fuu__home__ さんのお宅のような170cmカウンター+シングルボウルは、コストとスペース効率のバランスがいい現実解です。
判断軸2:意匠は「下がり天井 → 照明 → 壁素材」の順で決める
リビングの世界観を作るなら、まず下がり天井で空間のゾーニングを決め、次に間接照明でその輪郭を強調し、最後にエコカラット・木材・タイルなどの壁素材で質感を載せる、という順番が決まりやすい。先に壁素材から決めると、空間構成と素材が噛み合わないことが多くなります。
判断軸3:収納は「家族4人+来客」を想定して4種類以上
4人家族の30坪平屋なら、WIC(衣類)/シューズクローク(外出用品)/ファミクロ(共有衣類)/リビング収納(日常雑多)の最低4種類を揃えるのが現実解。生活感を抑えるなら、加えてパントリー(食品庫)も欲しい。@fuu__home__ さんのお宅は、これに近い構成で、収納設計が4LDK・30坪の暮らしを支える土台になっています。
福岡県で谷川建設を検討する人へ|編集部メモ
谷川建設は長崎発祥の檜(ひのき)専門の木造住宅メーカーで、九州エリアを中心に展開しています。「百年住宅」をコンセプトに、自社山林の檜材を使った木造住宅を得意とするハウスメーカーです。
福岡県で競合になりやすいのは、住友林業・積水ハウス・タマホーム・桧家住宅・地場の中堅工務店・西日本ハウス(パナソニック ホームズ)など。谷川建設は「檜の木質感と木造へのこだわり」、住友林業は「木質感とデザイン自由度」、積水ハウスは「総合提案力」、地場メーカーは「価格バランス」に、それぞれ強みがあります。木造・自然素材重視で考えるなら、谷川建設は比較対象に入れておきたいメーカーです。
よくある質問
Q. 造作洗面台のコストは既製品とどれくらい違う?
A. 既製品の洗面化粧台が10〜25万円程度なのに対し、造作洗面台はおおむね20〜60万円が目安。幅170cmで天板素材を上質にすると、40〜70万円程度になることもあります。住宅会社によって工事費の見積方法が異なるので、複数社で比較するのが確実です。
Q. エコカラットは本当に効果がある?
A. LIXILの調湿建材で、湿度調整・脱臭機能が公式仕様で確認されています。ただし効果は施工面積に比例するので、テレビ背面1〜2㎡程度では「機能より意匠」が主目的になりがち。リビング全体や寝室の壁面に大きく施工すると、機能としても効きます。
Q. 下がり天井のデメリットは?
A. 天井が低くなる分、圧迫感を感じる人もいるのが弱点。一般的に240cmの天井から下げる場合、220〜230cm程度に留めるのが安全。間接照明をセットで仕込むと圧迫感が緩和されます。背の高い方や開放感重視の方は、サンプル空間で実際の高さ感を確認するのがおすすめ。
Q. 30坪・4LDKは4人家族には標準サイズ?
A. 標準〜やや広めのレンジです。3LDKだと「もう一部屋ほしい」と感じる家庭、子ども2人で個室をしっかり分けたい家庭、来客や趣味スペースを確保したい家庭に向きます。30坪に4LDKを収めるには、各部屋を5〜6畳でコンパクトにまとめ、収納とLDKに面積を寄せる設計が基本です。
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編集後記
30坪・4LDKという「家族4人のリアルなサイズ」に、造作洗面台・下がり天井・エコカラット・R型ニッチという意匠こだわりを詰め込んだ家。@fuu__home__ さんのお宅は、「日常で目に入る場所」に投資を寄せる判断が一貫していて、家のテーマを決め切ることの強さが伝わる一軒です。30坪台で家を建てる方には、こだわりポイントの選び方そのものが参考になると思います。
他のハウスメーカーとも比較したい方へ
福岡で30坪台の平屋を建てるなら、複数社の提案を比較してから決めたい、という方は、希望条件に合う間取りプランを複数社から無料でもらえるサービスの活用がおすすめです。条件(平屋・ナチュラル・予算)を入力するだけで、ハウスメーカー側から具体的な間取り案が届きます。
- 平屋
- 4LDK
- 30坪
- 68坪
- ナチュラル | ナチュラルモダン | 和モダン
- タッチレス水栓 | 食洗機(ビルトイン) | 浴室乾燥機 | 造作洗面台 | タンクレストイレ | パントリー(食品庫)
- ウォークインクローゼット | シューズクローク | ファミリークローゼット | リビング収納
- 子ども部屋がある家 | ホームシアター
- 福岡県
- 谷川建設
- 4人家族
-
・幅170cmの造作洗面台
・リビングの下がり天井&間接照明
・テレビ背面のエコカラット
・玄関のR型のニッチ
・収納力抜群なリビング収納


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