【平屋・1LDK・21.75坪】狭小地×GX性能×乾太くんで家事楽を極めた和モダンコンパクト平屋|住友林業の家アカ事例

住友林業で建てた、@sumirin_tuki_no_ie さんの新潟の家。土地51坪・延床21.75坪・2人家族超コンパクト平屋です。注目したいのは、コンセプトが「狭くする」ではなく「狭くても妥協しない」こと。中庭・パントリー・物置・ウォークインクローゼット・乾太くん専用ユーティリティ・太陽光+エネファーム・床暖房・遮光スクリーン——21坪台にこれだけの設備とこだわりを詰め込んだ家は、なかなか見ない設計密度です。

この記事では、家アカの写真からは伝わりにくい「なぜこの家が小さくても満足度が高いのか」を、いえスタ編集部の視点で読み解きます。コンパクト平屋を検討している方、雪国でGX住宅を考えている方の判断材料になればうれしいです。

目次

この家の基本情報

家タイプ平屋
間取り1LDK / 2LDK
延床面積21.75坪
土地面積51坪
テイスト和モダン
地域新潟県
家族構成2人家族
建築会社住友林業
主な設備セパレートキッチン / 乾太くん / 床暖房 / ダイキンGXグレード エアコン
収納の工夫1畳パントリー / 物置 / ウォークインクローゼット / エントランスクローク / リビング収納
性能太陽光発電+エネファーム(ダブル発電) / ZEH対応 / GX性能
暮らしのこだわり家事ラク動線 / 中庭 / 目隠しフェンス / ウッドタイル玄関 / 遮光スクリーン寝室 / 宅配ボックス / ウッドデッキ

施主のこだわりポイント(投稿より引用)

狭小地で建てた21坪の平屋。観葉植物の水やり為、テラスに出ても人の目が気にならない目隠しフェンスを設置。フェンスも内側から圧迫感を感じない為に工夫。屋外と屋内をつなぐ為、濡れたアウターや傘、キャンプ道具などが置ける様に少し広めのエントランスクローク。玄関には、木を感じられる為にウッドタイルのスクラッチを採用。リビングをスッキリさせる為に1畳程のパントリー空間を作りました。日常的に頻繁に出し入れする仕事のカバンや買い物時に使うカバン、掃除機を隠して収納しておく為の物置も作りました。ユーティリティでは洗濯物の作業を効率化する為、乾太くん採用、作業台と収納ケースも置き家事楽に。浴室内は掃除の事を考え、スッキリとさせてあります。寝室は昼間外の光が一切入らない特別なスクリーンを採用(交代勤務で働いてる方にオススメ)。寝室の隣には季節ものじゃないものを片付けておくウォークインクローゼット。21坪のコンパクトな平屋だからこそ日頃の掃除お手入れが簡単。太陽光発電とエネファームのダブル発電でGX性能を取り入れ、万が一の震災時に対応できるようにしました。雪国なので床暖房と、夏や梅雨時期を乗り越える為のダイキンGXグレードのエアコンを採用。こだわりをギュッと詰め込んだコンパクトな平屋です。

— @sumirin_tuki_no_ie さんのInstagramより

編集部メモ:この家を一言で言うと

21坪台で“諦めない”を貫いた、住友林業の和モダンコンパクト平屋」。狭小地・夫婦2人・雪国・GX性能、というハードな前提条件を、設計の優先順位を1つずつ決めて積み上げて解いた家。サイズの小ささと暮らしの完成度の高さが両立しているのが、この家の最大の個性だと感じました。

編集部が注目した3つのポイント(この家固有)

1. 21.75坪に「中庭+パントリー+物置+WIC」を成立させた、設計の密度

延床21.75坪は、新築の平屋としてはかなり小さい部類に入ります。一般的な目安だと、平屋3LDKで30〜35坪、2LDKで25〜28坪、1LDKでも23坪前後を想定するハウスメーカーが多い。それを21.75坪・1〜2LDKで、しかも中庭・1畳パントリー・物置・ウォークインクローゼット・エントランスクロークまで全部入れているのは、設計の優先順位がはっきり決まっているサインです。

@sumirin_tuki_no_ie さんのこだわりコメントを読むと、「リビングをスッキリさせる為のパントリー」「カバン・掃除機を隠して収納する物置」「季節もの用のWIC」と、収納の用途を細かく分けているのが分かります。コンパクト平屋で失敗するパターンは「収納がひとつにまとまり過ぎて結局散らかる」こと。役割を分けた小さい収納を複数置くほうが、結果的に片付くというのは、家事を回すうえでの基本原則。21坪台で“諦めない”家事動線を作っているのが、編集部としてとても勉強になる一軒です。

2. 乾太くん+作業台付きユーティリティで、洗濯動線が一筆書きで完結している

「乾太くん」はリンナイのガス衣類乾燥機の商品名で、電気式に比べて乾燥時間が短く、シーツや厚手のものまで乾かせるのが特徴。共働き・夫婦2人・雪国(外干しが厳しい)の組み合わせだと、乾太くんがあるかないかで毎週の洗濯にかかる時間が大きく変わってきます。

@sumirin_tuki_no_ie さんのお宅では、ユーティリティ(家事室)に乾太くん+作業台+収納ケースを置いて、「洗う → 乾かす → たたむ → しまう」の動線をその場で完結させています。収納ケースでカテゴリー分けしておけば、たたんでから別の部屋へ運ぶ手間も省けます。コンパクト平屋で家事を回すなら、ユーティリティの密度をどこまで上げるかが分かれ道。21坪でも諦めない、という割り切りができるかの判断ポイントだと思います。

3. 太陽光+エネファームの「ダブル発電」で、雪国GX性能を取りに行っている

エネファームは家庭用燃料電池で、都市ガスやLPガスから水素を取り出して発電する装置。発電と同時にお湯も作るので、給湯と発電が一本化できます。これと太陽光発電を組み合わせるのが「ダブル発電」。

新潟県は冬の日照時間が短く、太陽光単独だと冬季の発電量が大きく落ち込みます。そこにエネファームを加えると、冬は発電をエネファーム側でカバーできる仕組み。さらに、停電時の自立運転機能があるため、災害時のレジリエンスが大きく上がります。「万が一の震災時に対応できるように」というコメントは、まさにこのGX性能設計の狙いそのものです。

GX(Green Transformation)住宅は、ZEHを超える上位概念で、2023年以降に国が推進し始めた次世代住宅基準。長期的に見ると、断熱性能とエネルギー自給率の両方を取りに行く方向性なので、雪国・寒冷地ほどリターンが大きい設計選択になります。

この家から学べる、コンパクト平屋を建てるときの3つの判断軸

判断軸1:狭小地の平屋では、「視線処理」を間取りと同じレベルで設計する

狭小地(51坪程度)に平屋を建てると、お隣の窓と自宅のリビング窓が近接するのは避けにくい。@sumirin_tuki_no_ie さんのお宅では、目隠しフェンスを「内側から圧迫感を感じない高さ・素材」で設計したと明記されていて、ここがプロの仕事。フェンスは外構費で後回しにされがちですが、暮らしの満足度には間取りと同じレベルで効きます。設計段階で建物本体と一緒に詰めるのがおすすめです。

判断軸2:収納は「面積」ではなく「役割の数」で考える

WIC+パントリー+物置+エントランスクロークと、収納の用途を細かく分けるのが、コンパクト住宅で散らからない家を作るコツ。同じ3畳でも、3畳ひと部屋より、1畳×3か所のほうが整理しやすい。@sumirin_tuki_no_ie さんのお宅は、この「役割分散」の見本のような収納設計です。

判断軸3:雪国・寒冷地のGX住宅は、太陽光単独より「発電方法の組み合わせ」が現実解

冬の日照が落ちる日本海側では、太陽光だけだとZEH基準を達成しにくい場面が出てきます。エネファーム・蓄電池・地中熱などを組み合わせて、発電・蓄電・断熱の3点セットで設計するほうが現実的です。寒冷地の家づくりでは、ハウスメーカー選びの段階で「自社で扱う発電・蓄電の選択肢」も比較すると、判断材料が増えます。

新潟県で住友林業を検討する人へ|編集部メモ

住友林業は全国対応で、新潟県内にも展示場があります。住友林業の強みは、木質感の表現力と造作・素材選定の自由度。@sumirin_tuki_no_ie さんのお宅の「ウッドタイルのスクラッチ(住友林業の外装タイル)」のように、素材で雰囲気を作る和モダンテイストとは特に相性が良いハウスメーカーです。

新潟県で競合になりやすいのは、ハーバーハウス・ディテールホーム・新潟地場の中堅工務店など。住友林業は「木の質感と造作のオリジナリティ」、新潟地場メーカーは「雪国仕様の標準化と価格バランス」に、それぞれ強みがあります。「家のテーマ(和モダン重視か、性能とコストバランス重視か)」で相性が変わるイメージです。

比較するときは、必ず同じ条件(延床・LDK・断熱等級・屋根形状・発電方式)で見積もりを取り、坪単価だけで判断しないこと。同じ坪単価でも、標準仕様に何が含まれるかでトータル金額が数百万円単位で変わります。

よくある質問

Q. 21.75坪の平屋は、2人家族には狭すぎませんか?

A. 「狭すぎる」とは限りません。@sumirin_tuki_no_ie さんのように収納の役割を分けて設計すれば、2人暮らしには十分機能します。むしろ年齢を重ねた後の掃除・メンテのしやすさを考えると、コンパクト平屋は長期的に強い選択。ただし、来客が多い・趣味の道具が多い、という家庭だと25坪以上欲しいケースもあるので、暮らし方から逆算するのがおすすめです。

Q. 乾太くんって、本当にそんなに違いますか?

A. 違います。共働きや洗濯量が多い家庭ほど効果が大きい設備です。電気式に比べて乾燥時間が短く、シーツやタオルなど大物にも対応。雪国・梅雨時期で外干しが厳しい地域では、生活の質を変えるレベルの差が出ます。導入には都市ガスかLPガスの設置が必要なので、新築時の配管計画でセットで決めるのが効率的です。

Q. 太陽光+エネファームのダブル発電は、コストに見合いますか?

A. 地域と電気・ガスの使い方で変わります。新潟のような冬の日照が短い地域では、太陽光単独より回収バランスが良くなる傾向。ただし、エネファームは初期費用おおむね100〜150万円、太陽光5kWで150〜250万円、合算で300〜400万円規模の投資になります。回収年数を必ずシミュレーションしてから判断するのが安全です。

Q. 寝室の遮光スクリーンって何ですか?

A. 交代勤務や夜勤の方向けに、日中でも光をしっかり遮断できるロールスクリーン・カーテンのこと。住友林業の場合は、メーカーオプションで対応できることが多いです。光に敏感で睡眠の質に影響が出る方は、最初の設計段階で組み込んでおくのが快適です。

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編集後記

21.75坪の平屋にこれだけのこだわりを詰め込んだ家は、なかなか見ません。@sumirin_tuki_no_ie さんのコメントを読むと、「狭いから諦める」ではなく「狭いからこそ全部設計しきる」という姿勢が一貫していて、家の小ささと完成度がトレードオフになっていない。コンパクト住宅を検討している方には、まずこのお宅の優先順位の付け方を参考にしてほしい一軒です。

他のハウスメーカーとも比較したい方へ

住友林業も気になるけど、新潟でコンパクト平屋を建てるなら他社とも比較してから決めたい、という方は、希望条件に合う間取りプランを複数社から無料でもらえるサービスの活用がおすすめです。条件(平屋・和モダン・予算)を入力するだけで、ハウスメーカー側から具体的な間取り案が届きます。

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    観葉植物の水やり為、テラスに出ても人の目が気にならない目隠しフェンスを設置。フェスも内側から圧迫感を感じない為に工夫。屋外と屋内をつなぐ為、濡れたアウターや傘、キャンプ道具などが置ける様に少し広めのエントランスクローク。玄関には、木を感じられる為にウッドタイルのスクラッチを採用。リビングをスッキリさせる為に1畳程のパントリー空間を作りました。日常的に頻繁に出し入れする仕事のカバンや買い物時に使うカバン、掃除機を隠して収納しておく為の物置も作りました。ユーティリティでは洗濯物の作業を効率化する為、乾太くん採用、作業台と収納ケースも置き家事楽に。浴室内は掃除の事を考え、スッキリとさせてあります。寝室は昼間外の光が一切入らない特別なスクリーンを採用。(交代勤務で働いてる方にオススメ)寝室の隣には季節ものじゃないものを片付けておくウォークインクローゼット。21坪のコンパクトな平屋だからこそ日頃の掃除お手入れが簡単。太陽光発電とエネファームのダブル発電でGX性能を取り入れ、万が一の震災時に対応できるようにしました。雪国なので床暖房と、夏や梅雨時期を乗り越える為のダイキンGXグレードのエアコンを採用。こだわりをギュッと詰め込んだコンパクトな平屋です。

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