関東エリアで、営業担当のいない会社の設計士と直接打ち合わせを重ね、知識ゼロの夫婦が一から考えて建てた、北欧ナチュラル×ナチュラルモダンの2階建て・4LDK・4人家族・延床40坪・土地250坪の家。目指したのは「見た目のおしゃれさだけでなく、自分たちの暮らしに合ったラクに暮らせる家」。生活感を見せない扉付き収納、あえて採用しなかった吹き抜け、朝の支度がラクになる洗面台2台、将来1階で暮らせる独立和室——一つひとつに理由と思い入れが込められた事例です。「流行や憧れ」ではなく「自分たちの暮らし」から逆算した、等身大で参考になる家づくりが、この家のいちばんの読みどころです。
この記事では、家アカの写真だけでは伝わりにくい「自分たちの暮らしに合わせて一から考えた家づくりの工夫」を、いえスタ編集部の視点で読み解きます。関東エリアで2階建てを検討している方、生活感を見せない家事ラクな間取りに憧れる方、設計士と一緒にじっくり家づくりをしたい方の判断材料になればうれしいです。
施主のこだわりポイント
営業さんがいない会社で、設計士さんと直接打ち合わせを重ねながら、知識ゼロの夫婦が一から考えて建てた家です。間取りや設備はすべて自分たちで調べ、何度も話し合って決めたので、一つひとつに思い入れがあります。目指したのは、見た目のおしゃれさだけでなく、自分たちの暮らしに合った「ラクに暮らせる家」。生活感を見せない工夫もたくさん取り入れ、キッチン裏は扉付き収納に、リビング階段や吹き抜けは音や冷暖房効率を考えてあえて不採用にしました。その代わり廊下とリビングの扉をすりガラス入りにして、ホール階段でも家族の気配が分かるように。憧れのホテルライクな一面鏡洗面台を採用し、廊下と脱衣所に洗面台を2つ設けたことで朝の支度もラクに。乾太くんやBosch食洗機で家事負担を軽減し、収納を多めに確保。将来1階だけで生活できるよう独立和室も採用しました。
— @yui___life__ さんの投稿より、編集部が引用
編集部メモ:この家を一言で言うと
「営業担当のいない会社で設計士と直接、知識ゼロの夫婦が一から考え、”ラクに暮らせる”と”生活感を見せない”を軸に一つひとつ理由をもって選び抜いた、北欧ナチュラルな2階建て」。この家のいちばんの個性は、流行や憧れをそのまま採り入れるのではなく、自分たちの暮らしに合うかどうかで判断している点です。吹き抜けやリビング階段は憧れつつも、音や冷暖房効率を考えてあえて不採用にし、代わりにすりガラスの扉で家族の気配を共有する。キッチン裏はカップボードではなく扉付き収納にして生活感を隠し、洗面台を2つ設けて朝の混雑を解消する。将来を見据えて1階で暮らせる独立和室も用意。派手さより納得感を積み重ねた、住んでからの満足度が高い一軒です。
編集部が注目した3つのポイント
1. 営業なし・設計士と一から — 一つひとつに理由のある家づくり
この家の背景にあるのは、営業担当のいない会社で設計士と直接打ち合わせを重ねた、という家づくりのスタイルです。施主は「知識ゼロの夫婦が、間取りや設備をすべて自分たちで調べ、何度も話し合って決めた」と語ります。営業を介さず設計者と直接やり取りすることで、要望が正確に伝わり、一つひとつの選択に納得感が生まれます。その結果、「すべてに思い入れがある」家になりました。
こうした家づくりは、時間と手間はかかるものの、住んでからの満足度が高いのが特長。カタログや流行をなぞるのではなく、「自分たちの暮らしにこれは必要か」を一つずつ検討するプロセスが、後悔の少ない家につながります。知識ゼロからでも、調べて話し合えば納得のいく家は建てられる——これから家づくりを始める人に勇気を与えてくれる事例です。
2. あえての引き算 — 吹き抜け・リビング階段を採用しない判断
この家が教えてくれるのは、「憧れをあえて採用しない」という判断の大切さです。施主はリビング階段や吹き抜けに憧れつつも、音の伝わりやすさや冷暖房効率を考えて不採用に。開放的で写真映えする一方、光熱費や音の問題というデメリットもある——その両面を理解したうえで、自分たちの暮らしには合わないと判断しました。流行に流されず、暮らしやすさを優先した引き算の設計です。
ただ諦めるのではなく、代替案を用意しているのも見事です。ホール階段(廊下にある独立した階段)にしつつ、廊下とリビングの扉をすりガラス入りにすることで、階段の上り下りやリビントの気配が家族に伝わるように工夫。「開放感で得られる家族のつながり」を、別の方法で確保しています。メリットだけを追わず、デメリットを回避しながら目的を達成する——設計の本質を突いた考え方です。
3. 生活感を見せない × 家事ラク — 扉付き収納・洗面2台・独立和室
「ラクに暮らせる家」を支えるのが、生活感を隠す収納と家事を助ける設備です。キッチン裏はカップボード(オープン収納)ではなく扉付き収納にして、家電や日用品を隠せるように。パントリーやファミリークローゼット、リビング収納など収納を多めに確保したことで、住み始めて時間が経った今も余裕を持って暮らせています。インテリアに自信がなくても、”隠せる”仕組みがあれば空間はすっきり保てます。
家事ラクの工夫も具体的です。憧れのホテルライクな一面鏡洗面台を採用した結果、廊下と脱衣所の近距離に洗面台が2つある間取りになり、朝の支度や家族での同時使用が想像以上に便利に。乾太くん(ガス衣類乾燥機)やBosch食洗機で家事負担を軽減し、将来1階だけで生活できるよう独立和室も用意しました。見た目の憧れと暮らしの実用性を、一つずつ丁寧にすり合わせた間取りです。
この家から学べる、暮らしに合った家をつくる3つの判断軸
判断軸1:憧れは「メリットとデメリット」の両面で判断する
吹き抜けやリビング階段のような憧れの要素は、開放感というメリットの裏に、音や冷暖房効率というデメリットもあります。写真映えだけで採用せず、自分たちの暮らしに合うかを両面から判断することが後悔を防ぎます。採用しない場合も、この家のようにすりガラス扉で気配を共有するなど、目的を別の方法で叶える代替案を考えると、満足度の高い設計になります。
判断軸2:生活感は「隠せる仕組み」で先回りする
インテリアに自信がなくても、生活感を隠せる収納があれば空間はすっきり保てます。キッチン裏を扉付き収納にする、収納を多めに確保するなど、”隠す仕組み”を先回りして用意するのがコツ。見せるインテリアで飾るより、隠す収納で整えるほうが、日々の暮らしでは維持しやすく再現性も高い方法です。
判断軸3:家事ラクは「実際の一日の動き」から設計する
洗面台を2つにする、乾太くんや食洗機を入れる、といった家事ラクの工夫は、実際の一日の動きから逆算すると効果的です。朝の混雑、洗濯の手間、片付けの動線——自分たちの生活で”面倒”に感じる場面を洗い出し、それを解消する設備や間取りを選ぶと、住んでから「やってよかった」と思える家になります。
2階建ての坪数別 間取り比較|34坪・37坪・40坪・44坪の違い
同じ「2階建て4LDK」でも、坪数が変わると収納や+αの空間の取り込み方が変わります。子育て世帯が比較しやすい4サイズを整理しました。
34坪 2階建て(4LDK)
4人家族が個室を確保しつつコンパクトにまとめられるサイズ。LDKと個室を優先すると、収納や独立和室は優先順位づけが必要。生活感を隠す扉付き収納を要所に設ければ、すっきりした暮らしは十分可能です。
37坪 2階建て(4LDK)
収納や家事動線にゆとりが生まれるサイズ。パントリーやファミリークローゼットを充実させつつ、洗面2台などの家事ラクの工夫も取り入れやすくなります。
40坪 2階建て(4LDK/本記事の事例)
今回の事例のように、多めの収納・洗面台2台・独立和室・充実した家事設備までバランス良く盛り込めるサイズ。生活感を隠す工夫と家事ラクの動線を、居室の広さを犠牲にせず両立しやすい、4人家族にちょうどよい坪数です。
44坪 2階建て(4LDK〜)
各室を広く取り、書斎や大型収納、より広い和室などを足しやすいボリューム。延床が増えるぶん建築費・光熱費も上がるため、必要な広さと予算のバランスを見極めたいサイズです。
4LDK 2階建て|4人家族の使い方と選び方
4人家族で4LDKを選ぶと、個室に加えて和室や収納を確保できます。使い分けを整理しました。
4人家族に4LDKが向いている理由
夫婦+子ども2人にそれぞれ個室を用意でき、さらに独立和室や収納室といった+αも確保できるのが4LDKの魅力です。今回の事例のように、和室を「将来1階だけで暮らせる部屋」として使えるようにしておけば、老後まで見据えた住まいになります。子育て期の個室と、将来の可変性、その両方を意識して部屋の役割を決めると長く使えます。延床38坪以上が中心です。
将来を見据えた独立和室の使い方
1階の独立和室は、子どもの遊び場や来客用、家事スペースとして使える多目的な空間。将来は寝室として使い、1階だけで生活を完結できるようにしておくと、老後も安心です。今回の事例のように、あらかじめ将来の使い方を想定して配置しておくと、ライフステージの変化に柔軟に対応できます。
こんな家を建てるなら|会社選びのポイント
設計士と一から考える家づくりや、生活感を見せない・家事ラクな間取りは、依頼先によって進め方や対応力が変わります。会社選びで比較しておきたいタイプを整理しました。
設計事務所・営業担当のいない設計提案型|じっくり考えたい人に
今回の事例のように、営業を介さず設計士と直接打ち合わせるスタイルは、要望が正確に伝わり、一つひとつ納得して決められるのが魅力。間取りや設備の自由度が高く、暮らしに合わせた設計を突き詰められます。時間と手間はかかるため、じっくり家づくりに向き合いたい人向け。性能面は会社差が大きいので、断熱等級・気密性能(C値)の実績を確認しましょう。
大手ハウスメーカー|提案力と安心感で選ぶ
大手は提案力・保証・アフターサービスの総合力が強み。営業担当のサポートを受けながら効率的に進めたい人に向いています。生活感を隠す収納や家事ラク動線の実績も豊富。価格帯は上がりますが、同じ要望を各社がどう形にするか比較する価値があります。
ローコスト・規格系メーカー|コストを抑えたい人に
規格商品を中心に価格を抑えやすいのが魅力。コストを優先しつつ暮らしやすさも確保したい層向けです。扉付き収納・洗面2台・独立和室などの要望が標準/オプションでどこまで叶うか、見積もりで具体的に比較しましょう。今回の事例のように、コストを抑えながら暮らしやすさを優先する家づくりも十分可能です。
- 設計士と直接、要望を反映できる打ち合わせの進め方
- 生活感を隠す扉付き収納・多めの収納量の提案力
- 洗面台2台・乾太くん・食洗機など家事ラク設備への対応
- 吹き抜けを採用しない場合の気配共有・採光の工夫
- 独立和室など将来1階完結を見据えた間取りの提案力
1社で決め切らず、最低3社で同条件の相見積もりを取ってから判断するのが後悔しないコツです。※この投稿では建築会社名が未記載のため、上記は一般的な選び方として参考にしてください。
関東エリアで建てる人へ|編集部メモ
関東エリアは、都心へのアクセスの良さと比較的手頃な地価を両立しやすく、子育て世帯に人気のエリアです。今回のように土地250坪という広い敷地に40坪の2階建てを建てる構成は、庭や駐車場にゆとりを持たせつつ、建物は暮らしやすさ重視でまとめた好例。敷地にゆとりがあると、平屋的な独立和室の配置や、日当たりのよいリビングも計画しやすくなります。
比較するときは、必ず同じ条件(延床・間取り・断熱等級・収納や和室の有無)で見積もりを取り、坪単価だけで判断しないこと。扉付き収納・洗面2台・乾太くん・独立和室などは、会社によって標準/オプションの区分が異なり、総額が変わります。埼玉は夏の暑さ・冬の冷え込みが両方あるため、断熱・気密性能もあわせて確認を。太陽光発電は初期費用と光熱費のバランスで検討するのがおすすめです。
よくある質問
Q. 営業担当のいない会社で家を建てるのはどうですか?
A. 設計士と直接やり取りできるため要望が正確に伝わり、一つひとつ納得して決められるのがメリットです。今回の事例のように、知識ゼロからでも調べて話し合えば、思い入れのある家を建てられます。一方で、自分たちで調べ判断する場面が多く、時間と手間はかかります。じっくり家づくりに向き合いたい人に向いたスタイル。性能や保証の実績は会社ごとに確認し、複数社を比較して選ぶと安心です。
Q. 吹き抜けやリビング階段は採用しないほうがいいですか?
A. 一概には言えず、暮らしに合うかで判断するのがおすすめです。吹き抜けやリビング階段は開放感が魅力な反面、音が伝わりやすく冷暖房効率が下がるというデメリットもあります。今回の事例は、そのデメリットを重視してあえて不採用にし、代わりにすりガラスの扉で家族の気配を共有する工夫をしています。憧れをそのまま採用せず、メリットとデメリットの両面から、自分たちの優先順位で決めることが大切です。
Q. 洗面台を2つにするメリットはありますか?
A. 家族が多い家では、朝の支度の混雑を解消できる大きなメリットがあります。今回の事例は、憧れのホテルライクな一面鏡洗面台を採用した結果、廊下と脱衣所の近距離に洗面台が2つある間取りになり、家族で同時に使えて想像以上に便利だったそうです。来客時に脱衣所を見せずに済む利点も。設置スペースと配管のコストは増えますが、朝の時間帯に人が集中する家庭では検討する価値があります。
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編集後記
@yui___life__ さんの家は、写真だけ見ると「北欧ナチュラルで居心地のよい2階建て」ですが、こだわりを読み解くと、営業担当のいない会社で設計士と直接、知識ゼロの夫婦が一から考え、「ラクに暮らせる」と「生活感を見せない」を軸に、一つひとつ理由をもって選び抜いた設計が見えてきます。吹き抜けをあえて採用せず気配共有ですりガラス扉を選ぶ、洗面台を2台にする、将来を見据えて独立和室を用意する——流行ではなく自分たちの暮らしから逆算した納得感が、この家の魅力です。家アカは「写真の雰囲気」だけで見られがちですが、こうして背景を分解すると、自分が建てるときに何を優先すべきかが見えてきます。暮らしに本当に合った家づくりをしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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エリアの会社をまとめて一括請求(無料)間取り・見積もりを無料でまとめて比較- 2階建て
- 4LDK
- 40坪
- 250坪
- ナチュラルモダン | 北欧ナチュラル
- タッチレス水栓 | 食洗機(ビルトイン) | 浴室乾燥機 | タンクレストイレ | パントリー(食品庫)
- ファミリークローゼット | 階段下収納 | リビング収納
- 太陽光発電
- 家事ラク動線 | 広いリビングの家 | 子ども部屋がある家
- 4人家族
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営業さんがいない会社で、設計士さんと直接打ち合わせを重ねながら、知識ゼロの夫婦が一から考えて建てた家です。
営業さんがいない分、間取りや設備はすべて自分たちで調べ、何度も話し合いながら決めました。
そのため、一つひとつに思い入れがあります。目指したのは、見た目のおしゃれさだけではなく、自分たちの暮らしに合った「ラクに暮らせる家」です。
インテリアにも自信がなかったため、生活感を見せない工夫もたくさん取り入れました。例えば…
・キッチン裏はカップボードではなく扉付き収納にして、生活感を隠せるようにしました。
・リビング階段や吹き抜けは、音や冷暖房効率を考えて採用しませんでした。
その代わり、廊下とリビングの扉をすりガラス入りにして、ホール階段でも家族の気配が分かるよう工夫しています。
・憧れだったホテルライクな一面鏡洗面台を採用。
その結果、廊下と脱衣所の近距離に洗面台が2つある間取りになりましたが、朝の支度や家族で同時に使えるので想像以上に便利でした◎
・乾太くんやBosch食洗機を採用し、家事負担を軽減。
・収納を多めに確保したことで、現在も余裕を持って暮らせています。
・将来1階だけで生活できるよう、独立和室を採用しました。住み始めて1年半が経ち、「やってよかったこと」「やめてよかったこと」「後悔ポイント」「実際にかかった費用」など、住んだからこそ分かったリアルをInstagramで発信しています。
コストを抑えながらも、暮らしやすさを大切にした家づくりを目指しました。
同じように予算を意識しながら家づくりを考えている方の参考になれば嬉しいです。ハウスメーカー名は防犯上の理由から公開しておりません。
掲載時も非公開にしていただけますと幸いです…
必要であれば個別にお伝えすることは可能ですので、ご相談ください。ぜひ、よろしくお願いいたします!
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