一条工務店で建てた、@ponne_home さんの茨城の家。延床31坪・3LDK・2階建て・2人家族で、コンセプトは「オプション費用を抑えながら、性能と可愛さを両立させる」こと。一条工務店の標準仕様の充実度を最大限活かし、追加コストを抑えてZEH+太陽光+蓄電池+家事ラク動線を成立させた、コストパフォーマンス重視のお手本のような一軒です。
この記事では、家アカの写真からは伝わりにくい「一条工務店の標準仕様で何ができるか」「オプション費用を抑える設計判断」を、いえスタ編集部の視点で読み解きます。
この家の基本情報
| 家タイプ | 2階建て |
|---|---|
| 間取り | 3LDK |
| 延床面積 | 31坪 |
| 土地面積 | 55坪 |
| テイスト | ナチュラル / ナチュラルモダン / 北欧ナチュラル |
| 地域 | 茨城県 |
| 家族構成 | 2人家族 |
| 建築会社 | 一条工務店 |
| 主な設備 | タッチレス水栓 / 食洗機(ビルトイン) |
| 収納の工夫 | ウォークインクローゼット / 階段下収納 / リビング収納 |
| 性能 | 太陽光発電 / 蓄電池 / ZEH対応 |
| 暮らしのこだわり | オプション控えめ / 家事ラク動線 / 回遊動線 / 吹き抜け / ワークスペース |
施主のこだわりポイント(投稿より引用)
なるべくオプション費用をかけずに性能と可愛さの両立を目指しました♪
— @ponne_home さんのInstagramより
編集部メモ:この家を一言で言うと
「一条工務店の標準仕様を使い倒した、コスパ重視のナチュラル2階建て」。注文住宅は「オプションを足していくほど青天井」になりがちですが、@ponne_home さんのお宅は標準仕様の範囲で性能と意匠を両立させる方向に振り切っています。一条工務店の標準仕様の充実度を最大限活かしている事例として、コスパ重視で家を建てたい方にとても参考になる一軒です。
編集部が注目した3つのポイント(この家固有)
1. 「オプション控えめ」を成立させる、一条工務店の標準仕様の強さ
一条工務店は、標準仕様の範囲が広いハウスメーカーとして知られています。i-smartやGRANSMARTといった主力商品では、断熱・気密・耐震・全館床暖房・高機能サッシ・太陽光発電など、他社ではオプション扱いの設備が標準で含まれていることが多い。
「オプションを抑える」という戦略がこのハウスメーカーで現実的なのは、この標準仕様の厚さがあるから。@ponne_home さんのお宅でも、太陽光+蓄電池+ZEH+全館床暖房といった性能要素は標準範囲で達成しているはずで、追加費用は意匠・装飾系(クロス・照明・小物)に限定されていると推察します。
逆に住友林業や積水ハウスのようにデザイン自由度の高いメーカーは、デザインを取りに行くとオプションが膨らみやすい構造です。「コスパ重視」を軸に置くなら、メーカー選びの段階でこの違いを理解しておくと、判断が早くなります。
2. 「家事ラク動線×回遊動線×ワークスペース」を31坪に収める設計
31坪・2階建て・3LDKというのは、夫婦+子ども1〜2人にちょうどいい標準サイズ。@ponne_home さんのお宅は、家事ラク動線・回遊動線・ワークスペース・吹き抜けと、設計の主要こだわりを4つ取り込んでいます。
定石は、1階に水回り(キッチン・洗面・浴室)を集めて回遊動線を作り、リビング横にワークスペースをニッチで仕込み、2階を寝室+将来の子ども部屋にする配置。31坪でこの組み合わせを成立させるには、廊下を最小化する設計が必須で、間取り検討の打ち合わせ密度が結果に反映されやすい部分です。
3. 太陽光+蓄電池+ZEHで、長期の光熱費をミニマム化
2人家族+ZEH+太陽光+蓄電池の組み合わせは、年間の電気代を大きく下げる構成。一条工務店の場合、屋根いっぱいに太陽光を載せられる仕様があるため、容量を稼ぎやすいのが強みです。
2人家族の年間消費電力量はおおむね3,500〜4,500kWh。茨城県の日射量で5kW太陽光なら年間6,000〜7,000kWh発電が見込めるので、計算上は売電のほうが多くなる可能性も。「オプション費用を抑えつつ、ランニングコストも下げる」という観点で、性能と可愛さの両立を実現している家だと感じます。
この家から学べる、オプション控えめで家を建てるときの3つの判断軸
判断軸1:標準仕様の厚いハウスメーカーを選ぶ
「オプションを抑える」を成立させるには、最初から標準仕様が充実しているメーカーを選ぶのが近道。一条工務店・タマホーム・桧家住宅など、標準仕様で性能や設備が揃うメーカーを候補に入れると、追加コストが少なく済みます。デザイン重視のメーカー(住友林業・積水ハウスなど)でこの戦略を取ると、満足度が下がるリスクがあります。
判断軸2:オプションは「日常で触れる場所」に絞る
すべてのオプションを諦めるのではなく、毎日使う・目に入る場所に予算を寄せるのがコツ。キッチン・洗面・玄関・リビング照明あたりは投資対効果が高い。逆に、寝室や子ども部屋・廊下のクロスや床は標準でも気になりにくい場所です。
判断軸3:性能オプションは「回収年数」で判断する
太陽光・蓄電池・断熱グレードアップは、初期費用が乗ってもランニングコストで回収できる類のオプション。10〜15年で回収できる範囲のものは、長期視点では「コスト」ではなく「投資」として組み込んでも合理的です。装飾系オプションとは判断軸を分けて考えるのがおすすめ。
茨城県で一条工務店を検討する人へ|編集部メモ
一条工務店は全国対応で、茨城県内にも複数の展示場があります。一条工務店の強みは、標準仕様の充実度と住宅性能(断熱・気密・耐震)。@ponne_home さんのお宅のように「オプション控えめでも性能を取りに行ける」のは、このメーカー選びがハマっているサインです。
茨城県で競合になりやすいのは、住友林業・積水ハウス・タマホーム・桧家住宅・地場の中堅工務店など。一条工務店は「標準仕様と性能」、住友林業は「木質感とデザイン自由度」、タマホームは「コストバランス」に、それぞれ強みがあります。コスパ・性能重視なら一条工務店、というのが定番の選び方です。
よくある質問
Q. 一条工務店でオプション控えめだと、家は地味になる?
A. 地味になるとは限りません。@ponne_home さんのお宅のように、家具・カーテン・小物で「可愛さ」を作り込めば、標準仕様の家でも雰囲気は十分に作れます。むしろ、家具で世界観を作る方が、入居後の柔軟性も高いのがポイントです。
Q. 31坪・3LDKで2人家族は広すぎませんか?
A. 「広すぎる」とは限りません。在宅勤務スペース・ゲストルーム・将来の子ども部屋を見越すと、31坪・3LDKは2人家族の中間〜標準サイズ。子どもが生まれる予定がある、共働きで在宅ワークがある、来客が多い、といった条件があるなら、適正サイズです。
Q. 一条工務店の太陽光・蓄電池はいくらかかる?
A. 容量と商品グレードで変わりますが、太陽光5〜10kW+蓄電池7〜14kWhで、おおむね300〜500万円程度の追加が目安。一条の場合、屋根いっぱい載せられる「大容量プラン」が選べることが多く、回収年数を短くしやすい構造です。
Q. ZEHは標準仕様で達成できる?
A. 一条工務店のi-smart・GRANSMARTシリーズなどは、ZEH基準を標準仕様で満たすプランが多いです。具体的な仕様は商品・地域で変わるため、契約前に必ず確認するのが確実。
同じ条件の家アカをもっと見る
編集後記
注文住宅は「オプションを足していく方向」に流されがちですが、@ponne_home さんのお宅は「足し算より、引き算で勝負する」家づくり。一条工務店の標準仕様の強さを最大限活用しながら、家具・小物・空間設計で個性を作る、というアプローチは、初めての家づくりで予算を抑えたい方には特に参考になる事例だと思います。
他のハウスメーカーとも比較したい方へ
一条工務店も気になるけど、茨城でコスパ重視の家を建てるなら他社とも比較してから決めたい、という方は、希望条件に合う間取りプランを複数社から無料でもらえるサービスの活用がおすすめです。条件(2階建て・ナチュラル・予算)を入力するだけで、ハウスメーカー側から具体的な間取り案が届きます。


コメント