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「マイホームは、絶対に中庭を作ると決めていました」。@pan.home0505 さんの家は、アパート時代の不安から生まれた中庭を中心に、白・黒・グレーで統一したホテルライクな平屋・3LDKです。
中部エリアでヤマダホームズが手がけた、シンプル/ミニマル × モノトーンテイストの平屋。3人家族が暮らす、延床38坪・土地130坪の住まいです。特徴は3つ。外から見えない中庭、ダイニングキッチンの背面を全て収納にした計画、そしてリビングに隣接させた子ども部屋。見た目のホテルライクと、子育て中の現実的な片づけやすさを、同じ間取りの中で両立させています。
施主のこだわりポイント
ダイニングキッチンの背面を全て収納にしてスッキリ暮らせるよう計画しました。ホテルライクな空間にするため、建具や家具などを白・黒・グレーで統一しました。
子育て中でもスッキリ暮らせる家を目指して、子供部屋はリビングと隣接した間取りにしました。リビングで遊んだおもちゃをすぐ子供部屋に収納できます。
中庭があるため、気軽にバーベキューやプールができます。アパート時代に覗き魔がでたと近所の人にきいてから、マイホームは、絶対中庭を作ると決めていました。
— @pan.home0505 さんの投稿より、編集部が引用
編集部メモ:この家を一言で言うと
「安心を、間取りで買った家」です。
中庭は普通、光や風、デザインの文脈で語られます。この家の中庭は違います。覗かれない場所がほしいという具体的な不安から出発している。だから「あったらいいな」ではなく「絶対に作る」という強さがある。結果として、カーテンを開けたまま暮らせて、子どもが安心して遊べて、BBQもできる場所が手に入っている。不安を要件に翻訳できた家は強い、という良い例です。
編集部が注目した3つのポイント
1. 中庭は「防犯とプライバシー」を間取りで解決する手段
中庭のいちばんの価値は、建物自身が塀の役割を果たすことです。四方を建物で囲えば、隣家からも道路からも視線が通りません。カーテンを開けたまま生活でき、子どもが庭で遊んでいても外から見えない。@pan.home0505 さんが中庭を「絶対に作る」と決めた理由が、まさにここにあります。
平屋との相性も良好です。2階建ての中庭は上階から見下ろす形になりますが、平屋なら生活のすべてが中庭に面します。LDKからも、子ども部屋からも、水回りからも中庭が見える。設計上の注意点は排水と採光で、中庭は雨水の逃げ場が限られるため、排水経路を複数確保しておくのが定石です。また、囲いすぎると風が抜けないので、一方向だけ開けるか、上部に抜けを作ると夏が快適になります。
2. ダイニングキッチンの背面を「全部」収納にする
キッチンの背面収納は、部分的に付けるのが一般的です。この家は壁面をまるごと収納にしています。この差は大きい。家電、食器、ストック、書類、子どもの学用品まで、生活のこまごましたものが一箇所に収まり、扉を閉めれば見えなくなります。
アイランドキッチンとの組み合わせが効いています。アイランドは四方から見えるぶん、背面が散らかっていると台無しになる形状です。背面を全収納にしておけば、キッチンの上に物を置かずに済む。ホテルライクを維持する仕組みとして、これ以上わかりやすい方法はありません。造作にする場合は、コンセントの位置と数を先に決めてください。炊飯器・電気ケトル・トースターの蒸気の逃げ場も、扉の仕様に関わります。
3. 子ども部屋をリビングに隣接させるという判断
「リビングで遊んだおもちゃをすぐ子供部屋に収納できます」。この一文が、この家の片づけ設計の核心です。おもちゃが散らかるのはリビング、しまう場所は子ども部屋という一般的な配置では、その距離が片づけの障壁になります。隣接させれば、その距離がほぼゼロになる。
平屋だからできる配置でもあります。2階建てなら子ども部屋は2階になり、階段を挟むぶん距離が生まれます。平屋のワンフロアという特性を、片づけ動線に使い切っている設計です。将来子どもが成長したときのプライバシーは課題になりますが、扉と壁の遮音仕様である程度は対応できます。
この家から学べる、ホテルライクを子育て中でも維持する3つの判断軸
判断軸1:色は3つに決めて、それ以外を家に入れない
白・黒・グレー。この家は建具も家具もこの3色に統一しています。色数を絞ると、モノが多くても散らかって見えません。子育て中の家がごちゃついて見える原因の多くは、量ではなく色数です。おもちゃの色まではコントロールできませんが、大きな面(建具・家具・カーテン)を3色に固定するだけで印象は変わります。
判断軸2:しまう場所は「散らかる場所の隣」に置く
片づけが続くかどうかは、意志ではなく距離で決まります。この家はキッチンの背面、リビングの隣の子ども部屋と、散らかる場所のすぐ隣に受け皿を用意しています。設計段階で「どこで何が散らかるか」を書き出して、その隣に収納を置いてください。
判断軸3:外部空間は「使う理由」があるものだけ作る
中庭、ウッドデッキ、テラス。どれも作れば使うわけではありません。この家の中庭は覗かれない・BBQができる・プールができるという具体的な使い道から逆算されています。「なんとなく庭がほしい」で作ると、雑草の手入れだけが残ります。年に何回、誰が、何をするかを書けるなら作る価値があります。
延床38坪・土地130坪の平屋という贅沢な条件
土地130坪に延床38坪の平屋。中庭まで取れているのは、この土地の広さがあってこそです。条件を分解して整理します。
中庭を作るには「延床+中庭ぶん」の建築面積が要る
中庭は建物に囲まれた空間なので、建物の外周が中庭のぶんだけ大きくなります。延床38坪でも、中庭を囲む配置にすると建築面積は45坪前後になることがあります。土地130坪という余裕があるからこそ選べた形で、50坪台の土地では中庭より庭のほうが現実的です。
38坪3LDKの平屋は、廊下をなくすと余裕が出る
平屋は部屋が横並びになるので廊下が長くなりがちです。この家は中庭を中心に部屋を配置することで、中庭まわりの動線がそのまま廊下の役割を果たしている可能性があります。中庭は面積を食う一方で、動線の効率を上げるという副次的な効果も持っています。
残る土地は「駐車場と外構」に配分する
建築面積45坪程度なら、130坪の土地には85坪ほど残ります。平屋は外構の面積が大きくなるぶん、外構費用も膨らみます。土地が広いこと自体はメリットですが、駐車場の舗装・フェンス・植栽まで含めた見積もりを早い段階で取っておかないと、予算が想定を超えます。
株式会社ヤマダホームズが気になったら
株式会社ヤマダホームズに聞いてみるいえスタの紹介としてお繋ぎできます子育て中の3人家族が、この家の設計を再現するには
子どもが小さい時期は、家がいちばん散らかる時期です。この家の設計から取り出せる考え方を3つに整理します。
中庭は「目を離せる庭」になる
普通の庭は道路や隣家に面しているので、小さい子を一人で出すのは不安があります。中庭なら四方が建物なので、キッチンから見ながら遊ばせられます。夏はプール、季節が良ければBBQ。外に出るハードルが下がるぶん、使用頻度が上がります。
子ども部屋は「収納として使い始める」
未就学のうちは子ども部屋で寝ることも勉強することもありません。最初はおもちゃの収納場所として使うという割り切りが、この家の配置を活かします。リビングに隣接していれば、遊ぶのはリビング、しまうのは子ども部屋という運用が自然に成立します。
ホテルライクは「面の色」で作る
子どもがいる家でホテルライクを目指すと、おもちゃの色との戦いになります。勝ち筋は大きな面を押さえることです。壁・床・建具・カーテン・ソファという面積の大きいものを白黒グレーで固定すれば、細かい色物があっても全体は締まって見えます。
ヤマダホームズで建てるときに押さえたいこと
ヤマダホームズは家電量販店のヤマダグループに属するハウスメーカーで、住宅設備・家電まで含めた提案がしやすいのが特徴です。スマートホーム対応やホームシアターが入っているこの家は、その強みと相性のいい構成だと言えます。打ち合わせで確認しておくと判断が早くなるポイントを挙げます。
- 中庭のある平屋の施工実績と、排水・防水の考え方
- キッチン背面を全面収納にする場合の造作費用と、既製品との差額
- 建具の色を白・黒・グレーで統一する場合、標準色から選べるか
- ホームシアターを入れる場合の配線計画と遮音の対応
- スマートホーム機器の標準範囲と、施主支給・後付けの可否
- 家電をまとめて購入する場合の条件と、住宅ローンに含められる範囲
最後の1点は、ヤマダホームズを検討する人が確認しておくと差が出ます。家電を住宅ローンに含められるかどうかで、入居時の現金負担が変わります。
中部エリアで中庭のある平屋を検討する人へ|編集部メモ
中部エリアは夏の高温多湿が厳しいエリアです。中庭は四方を囲うぶん風が抜けにくく、熱がこもりやすいという弱点があります。一方向を開ける、上部に隙間を作る、植栽で日陰を作るといった対策を設計段階で入れておくと、夏でも使える中庭になります。
また、平屋は屋根面積が大きいぶん太陽光を載せやすいのが利点です。この家も太陽光発電を採用しています。ただし積雪のある地域では雪止めや設置角度に制約が出るので、土地の地域条件を確認してください。平屋・中庭・太陽光は、土地に余裕があるエリアだからこそ選べる組み合わせです。
よくある質問
Q. 中庭は雨の日どうなりますか?
排水計画がすべてです。四方を囲まれているぶん雨水の逃げ場が限られるので、排水口は複数系統にし、落ち葉で詰まらないよう定期的な清掃が要ります。ゲリラ豪雨時に一時的に水が溜まっても室内に入らないよう、室内床より中庭の床を下げておくのが基本です。
Q. キッチンの背面を全部収納にすると圧迫感は出ませんか?
扉の色と天井までの高さで印象が変わります。壁と同じ白にして天井まで伸ばすと、収納ではなく壁として認識されるので圧迫感が出ません。逆に濃い色や吊戸棚だけの構成にすると、圧迫感が出やすくなります。
Q. 子ども部屋をリビングの隣にして、うるさくありませんか?
小さいうちは問題になりませんが、成長後は音とプライバシーが課題になります。壁に遮音材を入れる、扉を防音仕様にする、収納を間に挟むといった対策を設計段階で入れておくと、あとから困りません。
Q. 平屋で38坪あれば3LDKは余裕ですか?
中庭を取らなければ余裕があります。中庭を作ると建物の外周が伸びるぶん、各室の面積は圧縮されます。中庭を優先するか、部屋の広さを優先するかを先に決めてください。この家は中庭を優先した配分です。
Q. 同じヤマダホームズの事例をもっと見るには?
いえスタでは建築会社ごとに家アカ事例をまとめています。同じ会社でも平屋と2階建てでは設計の考え方が変わるので、複数の事例を並べて見ると判断材料が増えます。
同じ条件の家アカをもっと見る
編集後記
@pan.home0505 さんの家で心に残るのは、中庭を作った理由です。アパート時代に近所で覗きの被害があった。だからマイホームでは絶対に中庭を作ると決めていた。デザインでも憧れでもなく、安心して暮らしたいという具体的な必要から出た要件です。
家づくりでは「何が好きか」を聞かれることが多いのですが、実は「何が不安か」から始めたほうが、間取りは強くなります。不安には必ず具体的な理由があり、理由があれば設計で解けるからです。好みは変わりますが、安心は変わりません。この家の中庭は、そのことを教えてくれます。
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この家を建てた会社
株式会社ヤマダホームズいえスタ提携
この会社が気になったら、いえスタの紹介としてお繋ぎできます。
他社とも比べたい方は
エリアの会社をまとめて一括請求(無料)- 平屋
- 3LDK
- 38坪
- 130坪
- シンプル / ミニマル | モノトーン
- アイランドキッチン | タッチレス水栓 | 食洗機(ビルトイン) | 浴室乾燥機 | 造作洗面台 | タンクレストイレ
- ウォークインクローゼット | ファミリークローゼット | リビング収納
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- ヤマダホームズ
- 3人家族
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・ダイニングキッチンの背面を全て収納にしてスッキリ暮らせるよう計画しました。
・ホテルライクな空間にするため、建具や家具などを白・黒・グレーで統一しました。
・子育て中でもスッキリ暮らせる家を目指して、子供部屋はリビングと隣接した間取りにしました。リビングで遊んだおもちゃをすぐ子供部屋に収納できます。
・中庭があるため、気軽にバーベキューやプールができます。
アパート時代に覗き魔がでたと近所の人にきいてから、マイホームは、絶対中庭を作ると決めていました。


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