【2階建て・3LDK・44.59坪】カーテンを開けたまま暮らせる中庭と、9畳の防音室(3人家族・アーチ×スキップフロア)|京都建物の家アカ事例

@massu_no_ie
京都建物 ・ 3人家族
入居後最終更新 9月7日
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家の基本情報
家タイプ2階建て
間取り3LDK
延床44.59坪
テイストナチュラルモダン
建築会社京都建物
家族3人家族
編集部の解説記事 →
フィード準備中
間取り
上棟
完成
外観
造作
暮らし

この家アカの写真はまだ投稿されていません。投稿が入ると、上のように並びます(表示イメージ)。


編集部の解説記事

前の家では、一日中レースのカーテンを閉めて過ごしていた。その経験から中庭をつくった家です。京都府で京都建物が手がけた延床44.59坪・3LDK2階建てを、@massu_no_ie さんの投稿をもとに見ていきます。

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家づくりで「明るいリビングにしたい」という要望はよく挙がります。ただ、窓を大きくすれば明るくなるとは限りません。窓の外に道路や駐車スペースがあれば、外からも中が見えます。結果としてカーテンを閉めたままになり、窓の大きさが生きないという状況が起こります。

今回紹介する @massu_no_ie さんの家は、まさにその経験を出発点にしています。投稿には「以前の家では、リビングの掃き出し窓の前が駐車スペース、その先が道路だったため、一日中レースのカーテンを閉めて過ごしていました」と書かれています。そのうえで今回は中庭をつくり、「カーテンのない開放的な暮らしを楽しんでいます」と続きます。

延床44.59坪・土地55.43坪という規模のなかに、中庭、吹き抜け、9畳の防音室、スキップフロア、6畳のセカンドリビングが入っています。要素が多い家ですが、それぞれに理由が書かれている点が特徴です。以下、投稿の内容にそって整理していきます。

目次

施主のこだわりポイント

以前の家では、リビングの掃き出し窓の前が駐車スペース、その先が道路だったため、一日中レースのカーテンを閉めて過ごしていました。お家プールやBBQ、外遊びも人目が気になってできなかったので、今回は周囲を気にせず、安全にのびのび過ごせる中庭をつくりました。
また、吹き抜けと中庭のおかげで、日中は照明をつけなくても明るいLDKにしたかったのもこだわりのひとつです。カーテンのない開放的な暮らしを楽しんでいます。
ダンスを習う娘のためには、9畳の防音室をつくりました。思い切り練習できるだけでなく、ホームシアターとしても活用しています。
スケルトンの折り返し階段や広いスキップフロア、6畳のセカンドリビングもお気に入りです。読書やピアノなど、自由に使える多目的スペースにしました。
そして、家の中に取り入れた3種類のアーチもお気に入りです。 — @massu_no_ie さんの投稿より、編集部が引用

編集部メモ:この家を一言で言うと

この家を一言でいうと、前の家で不便だったことを、そのまま設計条件にした家です。

投稿の書き出しは、以前の住まいの状況から始まっています。掃き出し窓の前が駐車スペースで、その先が道路。だからカーテンを閉めていた。だから外遊びもできなかった。そのうえで「今回は周囲を気にせず、安全にのびのび過ごせる中庭をつくりました」と続きます。

中庭のほかにも、9畳の防音室、スキップフロア、6畳のセカンドリビングと要素が並びますが、それぞれに用途が明記されています。防音室はダンスの練習とホームシアター、セカンドリビングは読書やピアノ。空間に対して先に使い方が決まっている構成です。

編集部が注目した3つのポイント

カーテンを開けたまま暮らすための中庭

投稿によると、以前の家ではリビングの掃き出し窓の先が駐車スペースと道路で、一日中レースのカーテンを閉めていたとのことです。今回は中庭を設け、「カーテンのない開放的な暮らしを楽しんでいます」と書かれています。

中庭は、建物やフェンスで囲うことで外からの視線を遮り、そのうえで屋外を取り込む方法です。道路や隣地に面した窓では、大きさを確保しても視線の問題が残ります。中庭に面した窓であれば、カーテンを開けたまま過ごせます。この家では、あわせて「お家プールやBBQ、外遊びも人目が気になってできなかった」という記述もあり、視線を遮ることが屋外の使い方にも直結しています。土地55.43坪に対して延床44.59坪という配分のなかで、中庭に面積を割く判断がされています。

吹き抜けと中庭で、日中は照明をつけない

投稿には「吹き抜けと中庭のおかげで、日中は照明をつけなくても明るいLDKにしたかったのもこだわりのひとつです」と書かれています。

採光には、横から入れる方法と上から入れる方法があります。中庭は横から、吹き抜けは2階の高さから光を落とす形で、方向の違う2つを組み合わせています。隣家が近い敷地では、横からの光は時間帯によって遮られますが、上からの光は影響を受けにくくなります。日中に照明を使わない状態を目標にする場合、窓の位置と方位に加えて、壁や床の色による反射も効いてきます。この家はナチュラルモダン北欧を選択しており、明るい色を基調とする組み合わせです。

9畳の防音室と、スキップフロア・セカンドリビング

投稿では「ダンスを習う娘のためには、9畳の防音室をつくりました。思い切り練習できるだけでなく、ホームシアターとしても活用しています」「スケルトンの折り返し階段や広いスキップフロア、6畳のセカンドリビングもお気に入りです。読書やピアノなど、自由に使える多目的スペースにしました」と書かれています。

防音室は、目的によって必要な性能が変わります。ダンスであれば空気を伝わる音だけでなく、床を伝わる振動への対策も検討事項になります。9畳という広さは、動きを伴う練習ができる規模です。ホームシアターとの兼用は、遮音した部屋を複数の用途で使う考え方として現実的です。スキップフロアは、床の高さをずらして空間をつなぐ手法で、壁で仕切らずに用途を分けられます。3LDKという部屋数のなかで多目的スペースを確保する方法として機能しています。

要素の多い家をまとまりよく見せる3つの視点

デザインの共通言語を1つ決める

この家には「家の中に取り入れた3種類のアーチ」があると書かれています。アーチのような形をいくつかの場所で繰り返すと、部屋ごとに用途が違っても、全体に共通した印象が生まれます。要素の多い家では、色や素材だけでなく、こうした形の反復がまとまりをつくる手段になります。

抜けをつくる部材を選ぶ

スケルトンの折り返し階段は、段板の間から光と視線が通ります。中庭、吹き抜け、スキップフロアと同じく、視線が先へ抜ける構成の一部です。逆に、収納や防音室のような閉じた要素も同居しているため、開く場所と閉じる場所が明確に分かれています。

色は明るい側で通す

ナチュラルモダンと北欧という2つのテイストは、どちらも明るい色と木の質感を基調とします。照明をつけずに過ごすことを目標にする場合、内装の色は光の回り方に直接影響します。床、壁、天井の明度をそろえておくと、同じ窓の大きさでも室内は明るく感じられます。

延床44.59坪・3LDKという規模で考えること

延床44.59坪は、3LDKとしてはかなり広い部類です。部屋数ではなく、用途別の空間に面積を配分する計画です。

個室を増やさず、機能で部屋を分ける

3LDKという表記の外に、防音室、スキップフロア、セカンドリビング、書斎・ワークスペースが並びます。寝室や子ども部屋の数を増やすのではなく、目的の決まった空間を足していく構成です。この考え方を取る場合、将来その用途がなくなったときにどう転用するかを、あらかじめ想定しておくと無駄になりにくくなります。

中庭に配分する面積の決め方

土地55.43坪に対して延床44.59坪。中庭の分だけ建築面積は制限されます。中庭の広さは、光を入れるための最低寸法と、使う場所としての広さで基準が変わります。この家ではプールやBBQ、外遊びという使い方が挙げられているため、家具や人が入る広さが前提です。設計段階で「何をする場所か」を具体的に伝えると寸法が決まります。

キッチンが2種類申告されている

設備欄にはアイランドキッチンとセパレートキッチン(独立型)の両方が入っています。広さのある家では、見せるキッチンと作業に集中できる場所を分ける計画が取れます。配膳の動線と、来客時に見える範囲がどこまでかを図面で確認しておくと、想定どおりの使い分けになります。

3人家族と、子どもの習い事から決まった間取り

この家では、子どもの習い事が部屋の計画に直接つながっています。

習い事のための部屋をつくるという選択

ダンスを習う子どものために9畳の防音室が設けられています。習い事の練習場所を家の中に持つと、移動時間がなくなり、時間帯の制約も減ります。一方で、続けるかどうかは先の話です。この家ではホームシアターとしても使われており、用途がひとつに限定されない形になっています。

多目的スペースが担う役割

6畳のセカンドリビングは、読書やピアノなど自由に使えるスペースと書かれています。個室にすると用途が固定されますが、名前をつけない部屋にしておくと、家族の変化に合わせて役割が変わります。3人家族で3LDKという構成に、こうした余白を足す考え方です。

家事動線と収納

収納はウォークインクローゼット、ファミリークローゼット、リビング収納の3つ。家事ラク動線も申告されています。要素の多い家では移動距離が伸びやすいため、日常的に使う動線だけは短くまとめておくと、広さが負担になりにくくなります。

京都建物という選択肢

この家を手がけたのは、京都市下京区に本社を置く京都建物です。公式サイトに記載されている内容をもとに整理します。

分譲と注文の両方を手がける会社

公式サイトによると、同社は新築分譲を手がけるとともに「オーダーメイド住宅」として注文住宅にも対応しています。本社は京都市下京区、宇治にも支店があります。分譲を扱う会社は土地の情報を持っていることが多く、土地探しから相談したい場合に検討候補になります。

対応する住宅タイプの幅

公式サイトには、二世帯住宅平屋、二階・三階建て、店舗付き住宅など全ての住宅タイプに対応し、家族構成や要望に合わせて無駄なく空間を活用するとの記載があります。屋上を使うスカイガーデンの提案も挙げられています。今回の家のように、限られた敷地で中庭と多用途の部屋を両立させる計画は、こうした対応の幅と関わります。

性能や保証は個別に確認する

公式サイトには建物構造と住宅エネルギー、住宅保証について別ページが用意されていますが、注文住宅のページ自体には具体的な仕様の記載がありません。断熱性能の等級、耐震等級、標準仕様の範囲、保証の年数と対象は、打ち合わせの段階で書面で確認しておくと比較がしやすくなります。

  • 中庭を設けた場合の排水計画と、防水・メンテナンスの範囲
  • 防音室の遮音性能はどの等級か。ダンスなど振動を伴う用途に対応できるか
  • 断熱性能の等級と、吹き抜けを前提とした冷暖房計画
  • ZEH仕様や太陽光発電は標準か、オプションか
  • スキップフロアが延床面積・建築確認上どう扱われるか
  • 本体価格に含まれない付帯工事・外構(中庭を含む)の範囲

中庭、吹き抜け、防音室、スキップフロアは、いずれも標準的なプランから外れる要素です。要望として早い段階で提示し、それぞれが金額と工期にどう影響するかを一覧で出してもらうと、総額の見通しが立てやすくなります。

京都で建てるときに確認しておきたいこと

この家は京都府で建てられています。京都市内は景観に関する規制が全国的に見ても細かく、地域によって建物の高さ、屋根の形状、外壁や屋根の色、看板の大きさまで基準が定められています。市街地では特に、計画できる建物の形が敷地の場所によって変わります。土地を検討する段階で、その敷地にどの規制がかかるかを確認しておくと、後の設計変更を減らせます。

あわせて、都市部の住宅地では敷地が細長く、隣家との距離が近くなる傾向があります。今回の家のように中庭を設ける計画は、その条件のなかで屋外を確保する方法のひとつです。ただし中庭は囲まれた形状のため、排水の経路と雨水があふれたときの逃げ道を設計段階で確認しておく必要があります。夏の京都は蒸し暑く、風の通り道をどこにつくるかも検討事項になります。

よくある質問

中庭にすればカーテンなしで暮らせますか

中庭に面した窓については、周囲を建物や壁で囲えば外からの視線は入りにくくなります。この家では投稿に「カーテンのない開放的な暮らしを楽しんでいます」と書かれています。ただし2階の窓や道路側の窓は別に検討が必要です。どの窓をカーテンなしで使いたいのかを具体的に伝えると、計画に反映しやすくなります。

防音室はどれくらいの性能が必要ですか

用途によって変わります。楽器の種類、音量、練習する時間帯によって必要な遮音性能が異なり、ダンスのように床へ振動が伝わる用途では、空気を伝わる音とは別の対策が必要です。この家では9畳の防音室がダンスの練習とホームシアターに使われています。検討する場合は、何の音をどこまで下げたいのかを数値で相談すると具体的になります。

スキップフロアは面積に含まれますか

床の高さや天井高、用途によって扱いが変わり、条件を満たせば延床面積に算入されない場合があります。判断は自治体によっても異なるため、計画している形が実際にどう扱われるかは、設計者を通じて確認するのが確実です。固定資産税や建築確認にも関わる部分です。

吹き抜けがあると冬は寒くなりませんか

断熱性能と空調計画で差が大きく変わります。この家は太陽光発電とZEH(ゼッチ)対応が申告されています。吹き抜けを検討する場合は、断熱等級、サッシとガラスの仕様、暖房の方式と設置位置をあわせて確認しておくと、想定とのずれを減らせます。

京都建物はどのエリアで建てられますか

公式サイトには本社が京都市下京区、支店が宇治市にあると記載されています。対応エリアの明記はないため、建築予定地で対応可能かどうかは公式サイトまたは同社へ直接ご確認ください。

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編集後記

この家の投稿は、要望ではなく以前の暮らしの話から始まっています。カーテンを閉めていた、外遊びができなかった。その具体的な不便が、中庭という答えにつながっています。

家づくりの打ち合わせでは、これから欲しいものを挙げていくことが多くなります。それに加えて、今の住まいで諦めていることを書き出してみると、優先順位が整理しやすくなります。この投稿は、その考え方の実例として読めます。

@massu_no_ie さんのInstagramでは、この家の写真が投稿されています。中庭からの光の入り方やアーチの使い方は写真のほうが伝わるので、あわせてご覧ください。

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この家を建てた会社

京都建物

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  • 入居後
  • 2階建て
  • 3LDK
  • 坪44.59
  • 坪55.43
  • ナチュラルモダン | 北欧
  • アイランドキッチン | セパレートキッチン(独立型) | タッチレス水栓 | 食洗機(ビルトイン) | 浴室乾燥機 | 造作洗面台 | タンクレストイレ | パントリー(食品庫)
  • ウォークインクローゼット | ファミリークローゼット | リビング収納
  • 太陽光発電 | ZEH(ゼッチ)対応
  • 家事ラク動線 | 吹き抜けのある家 | 中庭のある家 | 広いリビングの家 | 子ども部屋がある家 | 宅配ボックス | 書斎・ワークスペース | 防音室 | タイルデッキ
  • 京都府
  • 京都建物
  • 3人家族
  • 以前の家では、リビングの掃き出し窓の前が駐車スペース、その先が道路だったため、一日中レースのカーテンを閉めて過ごしていました。お家プールやBBQ、外遊びも人目が気になってできなかったので、今回は周囲を気にせず、安全にのびのび過ごせる中庭をつくりました。
    また、吹き抜けと中庭のおかげで、日中は照明をつけなくても明るいLDKにしたかったのもこだわりのひとつです。カーテンのない開放的な暮らしを楽しんでいます。
    ダンスを習う娘のためには、9畳の防音室をつくりました。思い切り練習できるだけでなく、ホームシアターとしても活用しています。
    スケルトンの折り返し階段や広いスキップフロア、6畳のセカンドリビングもお気に入りです。読書やピアノなど、自由に使える多目的スペースにしました。
    そして、家の中に取り入れた3種類のアーチもお気に入りです。

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