北欧ナチュラルテイストの2階建てを建てた、@yopykr さんの静岡の家。4LDK・6人家族という、家アカ業界で珍しい大家族の構成に、吹き抜け × オーク床 × 無垢材ドアという素材本物志向の3要素を組み合わせた設計。「光が沢山入る明るい家」というコンセプトを、吹き抜けと素材選びで体現した1軒です。
この記事では、家アカの写真だけでは伝わりにくい「なぜこの家がうまくいっているのか」を、いえスタ編集部の視点で読み解きます。北欧ナチュラルで光を取り入れたい方、大家族で4LDKの戸建てを検討している方の参考になればうれしいです。
この家の基本情報
| 家タイプ | 2階建て |
|---|---|
| 間取り | 4LDK |
| テイスト | 北欧ナチュラル |
| 地域 | 静岡県 |
| 家族構成 | 6人家族 |
| 主な設備 | セパレートキッチン(独立型) / 食洗機(ビルトイン) / 造作洗面台 |
| 収納の工夫 | ウォークインクローゼット |
| 暮らしのこだわり | 吹き抜け / 広いリビング / 子ども部屋 / オーク床 / 無垢材ドア |
施主のこだわりポイント(投稿より引用)
光が沢山入る明るい家にしたかったので、吹き抜けは一番のポイントです。
オークの床が気に入っていて、玄関ドアや部屋のドアは無垢材にこだわりました。
— @yopykr さんのInstagramより
編集部メモ:この家を一言で言うと
「6人家族の暮らしを”光と本物素材”で包んだ静岡の北欧ナチュラル戸建て」。@yopykr さんのこだわり3つ(吹き抜け・オーク床・無垢材ドア)は、北欧ナチュラルを“形だけ”でなく”素材で本気”に再現する選択。家アカ業界では珍しい6人家族構成という背景も含めて、参考度の高い1軒です。
編集部が注目した3つのポイント(この家固有)
1. 「6人家族の家アカ」が示す家づくりの特殊性
家アカ業界の家族構成は、2-4人家族が9割以上を占めます。6人家族の家づくりは、(a) 個室の確保(夫婦+子ども4人 or 夫婦+子ども3人+祖父母)、(b) 収納の物量増加、(c) 家事動線の最適化(洗濯量2倍以上)、(d) 食事スペースの大型化、という4つの設計上の課題があります。
4LDKに6人家族を収めるには、主寝室+子ども部屋(複数人で共有)+ワークルーム/ゲストルームのような構成が現実的。子ども部屋は1部屋に2-3人が住む形になるため、“将来の独立を見越した間仕切り可変設計”が定番。@yopykr さんの選択は、4LDK で大家族の生活を成立させる設計力の高さを示しています。一般的な家アカでは「3-4LDKに3-4人」が標準ですが、この家は1段階上の難易度の家づくりです。
2. 「オーク床 × 無垢材ドア」が支える北欧ナチュラルの本質
北欧ナチュラルを本気で再現するなら、床と建具(ドア)の素材選びが決定的に重要。@yopykr さんが選んだオーク(楢)の床は、北欧家具メーカー(IKEA、HAY、フリッツハンセンなど)が長年使ってきた定番素材で、(a) 木目の表情が豊か、(b) 耐久性が高い(日常使いで30〜50年)、(c) 経年で深い飴色に変化、(d) 北欧家具との相性が完璧、という4つの強みがあります。
無垢材ドアは、一般的なシート貼りや突板ドア(5万円程度)に対して、1枚10〜30万円程度のアップグレード投資。玄関ドア・室内ドアを無垢材にすると、家全体の素材感が一段引き上がります。北欧ナチュラルの世界観で“床と建具を本物素材で揃える”のは、家アカ業界でも上級者の選択。経年で味が深まる素材を選ぶことで、10年後・20年後の家の表情がより魅力的になります。@yopykr さんの判断は、長期視点での投資として理にかなっています。
3. 「吹き抜け × 静岡」で光を最大化する方角と設計
吹き抜けで光を最大化するには、(a) 南面に大窓を配置、(b) 高い位置(吹き抜け部分)にハイサイドライトを設ける、(c) 周囲の建物・植栽による遮蔽を確認の3点が肝。静岡県は気候的に温暖で日射量も豊富なエリアなので、吹き抜け × 大窓の効果が大きく出る地域です。
静岡の温暖な気候は、北欧ナチュラルとの相性も良好。“光が多い家”は、暮らしの幸福度に直接影響する要素で、特に大家族の生活では子どもの遊び場・家族の憩いの場の明るさが日常のストレスを大きく左右します。@yopykr さんが「吹き抜けは一番のポイント」と書くのは、6人家族の生活を本気で考えた末の結論。静岡という温暖な土地で、北欧ナチュラルの世界観を実現する判断としても妥当です。
この家から学べる、大家族で4LDKを建てるときの3つの判断軸
判断軸1:子ども部屋は”共有→将来分割”の可変設計
大家族で個室数が足りない場合、(a) 大きな子ども部屋を最初は共有、将来間仕切りで分割可能にする、(b) ロフトや小屋裏を子どもの寝場所に活用、(c) 家具で空間を区切るなどの工夫があります。可動間仕切りなら、新築時に下地を仕込んで、お子さんの成長に合わせて壁を追加できる。建てる前に「将来の独立タイミング」を家族で話し合うのが大事です。
判断軸2:無垢材は”床→ドア→家具”の順番で予算配分
無垢材は予算が掛かるので、優先順位を決めて配分するのが現実的。(a) 床(毎日触れる場所)→ (b) 玄関ドア(家の顔)→ (c) 室内ドア → (d) 家具・カウンター、の順番で投資すると、家全体の素材感を効率良く上げられます。@yopykr さんの選択も、この順番に沿った定石。すべて無垢にすると予算オーバーになりがちなので、優先順位の判断が肝心です。
判断軸3:吹き抜けの暖房コストは”断熱性能”で決まる
吹き抜けの暖房コスト懸念は、断熱等級6以上+全館空調または床暖房でほぼ解決。静岡県は冬季の暖房需要が首都圏より低い地域なので、断熱等級5でも十分な快適性を保てるケースもあります。“吹き抜けがある=暖房費が高い”は古い情報で、現代の高断熱住宅では問題になりにくいことを知っておくと、設計の自由度が上がります。
静岡県で大家族の戸建てを検討する人へ|編集部メモ
静岡県は地場の自由設計工務店が活発なエリア。遠鉄ホーム、サイエンスホーム、丸善建設、コラボハウス静岡などが選択肢。大手HM(積水ハウス、住友林業、一条工務店、三井ホーム)も対応エリア。“無垢材・本物素材を扱える設計事務所系工務店”を含めて比較するのがおすすめ。
大家族で4LDKを成立させるには、“設計の柔軟性”が極めて重要。比較するときは、必ず同じ条件(4LDK・吹き抜けあり・無垢材ドア対応・将来分割可能な子ども部屋)で見積もりを取り、過去の大家族向け施工事例を確認するのが大事です。
よくある質問
Q. オーク床と無垢材ドアの追加コストは?
A. オーク床(無垢)は標準フローリング比で坪3〜8万円程度のアップ、35坪なら100〜280万円の追加投資。無垢材ドアは1枚10〜30万円で、家全体(5-10枚)で50〜300万円程度のアップ。本物素材は経年で味が出るので、長期で見れば価値の高い投資です。
Q. 6人家族で4LDKは狭すぎませんか?
A. 4LDKでは個室が4つしか取れないので、子どもが3人以上いる場合は子ども部屋を共有する形になります。家族構成(夫婦+子ども4人、または夫婦+子ども3人+祖父母)と、子どもの将来の独立タイミングで判断。延床40坪以上あれば、6人家族でも十分快適に暮らせます。
Q. 吹き抜けで光を最大化する窓配置は?
A. (a) 南面に大窓を配置、(b) 吹き抜け上部に高窓(ハイサイドライト)を設ける、(c) 東面の窓で朝陽を取り込む、(d) 西面は西日対策で小さめ、の4点が定石。静岡県は南向きで日射が確保しやすいので、吹き抜けの効果が大きく出ます。
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編集後記
@yopykr さんの家は、6人家族 × 4LDK × 北欧ナチュラル × 本物素材という、家アカ業界では珍しい設計構成。「吹き抜け+オーク床+無垢材ドア」というシンプルな3要素のこだわりが、家全体の質を引き上げています。大家族で家を建てる方、北欧ナチュラルを本物素材で実現したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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光が沢山入る明るい家にしたかったので、吹き抜けは一番のポイントです。オークの床が気に入っていて、玄関ドアや部屋のドアは無垢材にこだわりました。


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