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関西エリアでヘーベルハウスが手がけた、モダン×リゾート(サーフスタイル)テイストの3階建て・4LDK・3人家族・延床70坪・土地50坪の家。住宅街でもカーテンを開け放って暮らせる開放感に憧れ、2階のダウンフロアリビング、吹き抜け、中庭のあるLDKを実現した事例です。土地50坪に対し延床70坪と、都市の敷地を3階建てで縦に活かしつつ、インナーガレージや充実収納まで確保。「カーテンレスの開放感」と「都市の限られた土地を最大限に使う設計」を両立させた住まいが、この家のいちばんの読みどころです。
この記事では、家アカの写真だけでは伝わりにくい「なぜ住宅街なのにカーテンレスで開放的に暮らせるのか」を、いえスタ編集部の視点で読み解きます。関西エリアなど都市部で3階建てを検討している方、カーテンレスや中庭・吹き抜けの開放感に憧れる方、インナーガレージのある家をつくりたい方の判断材料になればうれしいです。
施主のこだわりポイント
住宅街でもカーテンレスで開放感のある暮らしに憧れていたので、2階のダウンフロアリビング・吹き抜けと中庭のあるLDKがお気に入りです。
— @hebel_uni_haus さんの投稿より、編集部が引用
編集部メモ:この家を一言で言うと
「住宅街でもカーテンを開け放てる開放感を、2階ダウンフロアリビング・吹き抜け・中庭で実現し、都市の限られた土地を3階建てで縦に活かした、ヘーベルハウスのモダン×リゾートな住まい」。この家のいちばんの個性は、”都市部での開放感”という難しいテーマを、間取りの構成で見事に解いている点です。隣家が近い住宅街では、外に大きな窓を向けるとカーテンが手放せません。そこで中庭を囲むように開口を取り、視線を気にせず光と風を取り込む。さらに2階をダウンフロアにしたリビングと吹き抜けで、縦にも横にも視線を抜き、面積以上の開放感を生んでいます。土地50坪に延床70坪を3階建てで確保し、インナーガレージやペットスペースまで盛り込んだ、都市型住宅のお手本のような一軒です。
編集部が注目した3つのポイント
1. 3階建て × インナーガレージ — 都市の土地を縦に活かす
土地50坪に対して延床70坪。この家は、限られた都市の敷地を3階建てで縦に活用することで、広い居住空間を確保しています。都市部では横に広げられない分、階を重ねて床面積を稼ぐのが定石。1階・2階・3階に用途を振り分けることで、コンパクトな敷地でも4LDKと充実した設備を両立できます。重量鉄骨で3階建ての実績が豊富なヘーベルハウスの強みが活きる構成です。
インナーガレージ(ビルトインガレージ)を備えているのも都市型ならでは。建物内に駐車スペースを組み込むことで、狭い敷地でも駐車場を確保でき、雨に濡れず車から玄関へ移動できます。ガレージ上部を居室や収納に活用すれば、面積のロスも最小限。車やバイクを愛でる趣味空間としても機能します。土地を平面ではなく立体で使い切る——都市で広く暮らすための発想が詰まっています。
2. カーテンレス × 中庭 × 吹き抜け — 住宅街でも開放感
施主が「住宅街でもカーテンレスで開放感のある暮らしに憧れていた」と語る願いを叶えるのが、中庭と吹き抜けの構成です。隣家が近い住宅街で外向きの大きな窓をつくると、視線が気になってカーテンが手放せません。そこで建物で囲んだ中庭に向けて開口を取れば、外からの視線を遮りながら光と風、緑を取り込め、カーテンを開け放ったまま暮らせます。都市部で開放感を得るための、理にかなった解答です。
吹き抜けを組み合わせることで、開放感はさらに増します。中庭からの水平方向の採光と、吹き抜けからの垂直方向の抜けが合わさり、LDK全体が明るく伸びやかに。中庭に面したLDKは、内と外がゆるやかにつながり、リゾートのような非日常感も生まれます。モダンな構成にリゾート・サーフスタイルの抜け感を掛け合わせた、開放感を主役にした空間です。
3. 2階ダウンフロアリビング — 段差でつくる居心地とゾーニング
この家のLDKは2階に配置され、リビングをダウンフロア(床を一段下げた設計)にしています。3階建ての都市型住宅では、光を採りやすい2階にLDKを置くのが快適さの鍵。1階は玄関やガレージ、水回り、3階は個室、というように階でゾーニングすることで、生活動線とプライバシーを整理できます。
ダウンフロアリビングは、床に段差をつけることで空間をゆるやかにゾーニングし、囲まれ感のある落ち着いた居場所をつくります。段差に腰かけたり、天井が相対的に高く感じられて開放感が増したりと、フラットなリビングにはない居心地が生まれます。吹き抜けや中庭と組み合わせることで、”開放感”と”籠り感”という相反する心地よさを同時に味わえる——設計の妙が光るリビングです。
この家から学べる、都市で開放的に暮らす3つの判断軸
判断軸1:都市の開放感は「中庭×カーテンレス」でつくる
隣家が近い住宅街で開放感を得るには、外に大きな窓を向けるのではなく、建物で囲んだ中庭に開口を取るのが正攻法です。中庭側なら視線を気にせずカーテンを開け放て、光と風を取り込めます。まず「どの空間をカーテンレスにしたいか」を決め、その部屋を中庭に面させると、都市部でも開放的な暮らしが実現します。
判断軸2:狭い土地は「3階建て×立体ゾーニング」で活かす
都市の限られた敷地では、横に広げられないぶん階を重ねて床面積を稼ぐのが有効。1階に玄関・ガレージ・水回り、2階にLDK、3階に個室、というように階で用途を分けると、生活動線とプライバシーが整理されます。採光を採りやすい上階にLDKを置くのが、3階建てを快適にするコツです。
判断軸3:段差(ダウンフロア)で「開放感」と「居心地」を両立する
ダウンフロアリビングは、床の段差で空間をゆるやかに仕切り、囲まれ感のある落ち着いた居場所を生みます。吹き抜けや中庭の開放感と、段差の籠り感を組み合わせると、広々としながらも居心地のよいリビングに。フラットにするか段差をつけるか、暮らしのイメージに合わせて検討すると、空間の質が一段上がります。
都市型3階建ての延床別の考え方|60坪・65坪・70坪・75坪の違い
同じ「3階建て」でも、延床が変わると中庭・吹き抜け・ガレージの取り込み方が変わります。都市部で3階建てを検討する層が比較しやすい4サイズを整理しました。
60坪 3階建て(3〜4LDK)
都市の狭小地でも各階に用途を振り分けやすいサイズ。インナーガレージか中庭のどちらか、または吹き抜けを主役に据えられます。優先順位づけをすれば、開放感のあるLDKは十分実現できます。
65坪 3階建て(4LDK)
ガレージ+中庭や吹き抜けを両立しやすいボリューム。各階にゆとりが生まれ、カーテンレスの開放感と充実収納を両立できます。都市型3階建ての快適さを本格的に楽しめるサイズです。
70坪 3階建て(4LDK/本記事の事例)
今回の事例のように、インナーガレージ・中庭・吹き抜け・2階ダウンフロアリビング・充実収納まで、都市型のこだわりを一通り盛り込めるサイズ。土地50坪でも縦に活かすことで、開放感とゆとりを両立しやすい延床です。
75坪 3階建て(4LDK〜)
各階を広く取り、ガレージ・中庭・吹き抜け・趣味空間を贅沢に組み合わせられるボリューム。延床が増えるぶん建築費も上がり、都市部は構造・法規の制約も大きいため、敷地条件と予算のバランスを見極めたいサイズです。
4LDK 3階建て|3人家族の使い方と選び方
3人家族で4LDK3階建てを選ぶと、階ごとのゾーニングと+αの空間を持てます。使い分けを整理しました。
3人家族に4LDK3階建てが向いている理由
都市の狭い敷地で広さを確保したい3人家族に、3階建て4LDKは有力な選択です。1階に玄関・ガレージ・水回り、2階にLDK、3階に個室、と階でゾーニングすれば、限られた土地でも生活動線とプライバシーを両立できます。今回の事例のように、余った部屋を趣味室やペットスペースに充てれば、暮らしの質も高められます。
3階建てで気をつけたいこと
3階建ては上下移動が増えるため、生活の中心となるLDKやよく使う水回りの配置がポイント。将来を見据えて、寝室と水回りを近づける、ホームエレベーターの設置スペースを確保しておくといった配慮も有効です。都市部は日照・斜線制限などの法規制も影響するため、設計段階で採光と各階の使い方を丁寧に検討しましょう。
ヘーベルハウスと比較したいハウスメーカー
ヘーベルハウスは、重量鉄骨による堅牢な構造と、都市の3階建て・狭小地住宅の実績に強みを持つ大手です。カーテンレスの開放感やインナーガレージ、耐震・耐火性を重視する場合に、比較しておきたい選択肢を整理しました。
積水ハウス・ダイワハウスなど鉄骨系大手|都市型3階建ての選択肢
鉄骨系の大手は、都市の3階建てや狭小地住宅の実績が豊富で、耐震・耐火性能と大空間の設計力が強み。ヘーベルハウスと同様、インナーガレージや吹き抜け、中庭のある開放的なプランを相談できます。同じ都市型3階建てを各社がどう提案するか、比較する価値があります。
都市型建築に強い設計事務所・工務店|狭小地を突き詰める選択肢
狭小地や変形地で中庭・吹き抜け・ダウンフロアなどを細部まで設計したいなら、都市型建築に強い設計事務所や工務店も有力。土地の条件を最大限に活かすプランを相談できます。構造・断熱の実績は会社差が大きいので、耐震等級や性能の実績を必ず確認しましょう。
木造系のコスパメーカー|価格を抑えたい選択肢
木造で3階建てに対応するメーカーは、鉄骨系より価格を抑えやすいのが魅力。コストを優先する層向けですが、都市部の防火地域では準耐火・耐火の仕様が必要になるなど、法規制やコストへの影響を確認したいところ。3階建ての構造・防火の対応範囲を見積もりで具体的に比較しましょう。
- 都市の狭小地・3階建ての設計実績と、立体ゾーニングの提案力
- 中庭×カーテンレス・吹き抜けなど開放感の設計対応力
- インナーガレージ・ダウンフロアリビングなど+αの空間の対応
- 重量鉄骨など構造の耐震・耐火性能と、都市部の法規制への対応
- 太陽光発電・蓄電池・充実収納の提案力
1社で決め切らず、最低3社で同条件の相見積もりを取ってから判断するのが後悔しないコツです。
関西エリアで建てる人へ|編集部メモ
関西エリアの市街地は、土地価格が高く敷地が限られるため、3階建てで縦に広さを確保するケースが多い地域です。今回のように土地50坪に延床70坪を3階建てで建てる構成は、都市の敷地を最大限に活かした好例。隣家が近い住宅街では、中庭を囲むプランがプライバシーと開放感を両立する有効な選択肢で、カーテンレスの暮らしを実現できます。
比較するときは、必ず同じ条件(延床・間取り・構造・断熱等級・中庭やガレージの有無)で見積もりを取り、坪単価だけで判断しないこと。3階建ては構造や基礎、防火仕様のぶんコストが上がりやすく、会社によって差が出ます。中庭・吹き抜け・ダウンフロア・インナーガレージなどの意匠は標準/オプションの区分を確認を。都市部は日照・斜線などの法規制が設計に影響するため、早い段階で敷地調査と各階のプランを詰めておくと安心です。
よくある質問
Q. 住宅街でカーテンレスの開放的な暮らしは本当にできますか?
A. 中庭を囲むプランにすれば、住宅街でもカーテンレスで開放的に暮らせます。外向きではなく建物で囲んだ中庭に向けて窓を取れば、外からの視線を遮りながら光と風を取り込めるため、カーテンを開け放ったまま過ごせます。今回の事例のように、リビングを中庭に面させ、吹き抜けと組み合わせると開放感はさらに増します。ポイントは中庭の広さと窓の配置。採光シミュレーションをしてもらうと安心です。
Q. 都市の狭い土地でも広い家は建てられますか?
A. 3階建てで縦に活用すれば、限られた敷地でも広い居住空間を確保できます。今回の事例は土地50坪に延床70坪を実現しています。1階に玄関・ガレージ・水回り、2階にLDK、3階に個室、と階で用途を分けるのがコツ。採光を採りやすい上階にLDKを置くと快適です。ただし都市部は日照・斜線制限などの法規制が関わるため、設計段階で各階のプランと採光を丁寧に検討しましょう。
Q. インナーガレージを設けるメリットは何ですか?
A. 狭い敷地でも駐車場を確保でき、雨に濡れずに車から玄関へ移動できるのが大きなメリットです。建物内に駐車スペースを組み込むため、別途駐車場を借りる必要がなく、車やバイクを大切にしたい人には趣味空間にもなります。ガレージ上部を居室や収納に活用すれば面積のロスも抑えられます。ただし開口部が大きくなるぶん構造や断熱の配慮が必要なので、設計で対応を確認しましょう。
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編集後記
@hebel_uni_haus さんの家は、写真だけ見ると「開放感のあるモダンな3階建て」ですが、こだわりを読み解くと、「住宅街でもカーテンレスで開放的に暮らしたい」という明確な憧れを、中庭を囲むプラン、2階ダウンフロアリビング、吹き抜けという具体的な構成で叶え、さらに土地50坪を3階建てで縦に活かしてインナーガレージや充実収納まで確保した設計が見えてきます。都市の制約を、開放感と広さの両立に変えた発想力が、この家の魅力です。家アカは「写真の雰囲気」だけで見られがちですが、こうして背景を分解すると、自分が建てるときに何を優先すべきかが見えてきます。都市部で開放的に暮らしたい方、3階建てを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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この家を建てた会社
ヘーベルハウス
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住宅街でもカーテンレスで開放感のある暮らしに憧れていたので、2階ダウンフロアリビング・吹き抜けと中庭のあるLDKがお気に入りです。


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