【2階建て・3LDK・34坪】黒いキッチン×横並びダイニング×無垢床で暮らすナチュラルモダン住宅(3人家族・四国エリア)|家アカ事例

2階建て・3LDK・34坪 ナチュラルモダン住宅の事例(@kuro_to_ki_no_ie)|いえスタ家アカ
KU
@kuro_to_ki_no_ie
3人家族 ・ 四国エリア
完成最終更新 9月2日
+ フォロー保存
=このブラウザに保存されます(登録不要)
タイムライン部屋別
並び替え:新しい順 ▾ / 家づくり順にも切替
📷写真準備中
家の基本情報
家タイプ2階建て
間取り3LDK
延床34坪
テイストナチュラルモダン
エリア四国エリア
家族3人家族
編集部の解説記事 →
フィード準備中
間取り
上棟
完成
外観
造作
暮らし

この家アカの写真はまだ投稿されていません。投稿が入ると、上のように並びます(表示イメージ)。


編集部の解説記事

アカウント名は「黒と木の家」。@kuro_to_ki_no_ie さんの家は、名前のとおり黒と木、たった2つの要素だけでできています。真っ黒のキッチン、横並びのダイニング、そして無垢床。34坪3LDKという標準的な器の中で、何を足すかではなく何を使わないかを決めた家です。

【PR】

この家が気になった方へ

同じエリア・条件の住宅会社に、間取りと見積もりを無料でまとめて請求できます。

エリアの会社をまとめて一括請求(無料)

ナチュラルモダンというテイストは、実は定義がゆるい言葉です。木を使えばナチュラル、直線的にすればモダン。そう解釈して両方を足していくと、たいていどっちつかずの空間になります。木の温かさもモダンのシャープさも中途半端に残る、という状態です。

この家はその落とし穴を、要素を2つに絞ることで回避しています。黒=モダン、木=ナチュラル。役割をはっきり分けて、それ以外の色や素材を持ち込まない。だから「黒と木の家」という名前で説明が完結します。

そしてもうひとつ、この家には見逃せない実用的な選択があります。横並びのダイニングです。見た目の話に見えて、実際には毎日の配膳と片付けを大きく変える判断でした。いえスタ編集部はこの家を「色を2つに絞り、動線を一直線にした家」と読みました。順に見ていきます。

目次

施主のこだわりポイント

真っ黒のキッチンと横並びのダイニングがお気に入りです。

無垢床を採用し、ナチュラルモダンなテイストにしています。

— @kuro_to_ki_no_ie さんの投稿より、編集部が引用

編集部メモ:この家を一言で言うと

「黒と木、2つだけで組み立てた家」。

インテリアが散らかって見える最大の原因は、色数と素材数が多すぎることです。壁は白、床は木目、キッチンはグレー、建具はベージュ、家電は黒とシルバー——それぞれ悪くなくても、並べば5色になります。

この家は黒と木という2つを主役に据え、それ以外を背景に回しています。真っ黒のキッチンは空間を引き締めるアンカーになり、無垢床は面積が大きいぶん全体の温度を決める。この2つが決まっていれば、あとは何を置いても大きく崩れません。

加えて、機能側の選択も抜けがありません。回遊動線、家事ラク動線、ファミリークローゼット、パントリー、収納4種類。見た目を絞った家ほど、生活用品の行き場が問われます。そこを事前に埋めているから、この見た目が維持できる——そういう構造の家です。

編集部が注目した3つのポイント

1. 「真っ黒のキッチン」は、面積が小さいから成立する

黒は空間を締めますが、面積が増えるほど圧迫感と暗さが出ます。黒を使って成功する家に共通しているのは、黒の総面積が全体の1割前後に抑えられていることです。

キッチンは、その条件にぴったり当てはまります。LDK全体から見れば占める面積は小さく、しかも視線が集まる場所。小さい面積で最大の印象を作れる部位なので、黒を1か所だけ使うならキッチンが最も費用対効果が高い選択になります。

採用時の注意点は、素材の選び方です。黒は指紋・水垢・ホコリがもっとも目立つ色です。とくに光沢のある鏡面仕上げは、朝拭いても夕方には跡が残ります。日常のストレスを減らすなら、マットまたは微細なテクスチャーのある仕上げを選んでください。同じ黒でも手入れの負担がまったく違います。

もう一点、黒いキッチンは手元が暗くなりがちです。手元灯を必ず入れ、できれば調光できるタイプにしておくと、調理時と食事時で雰囲気を切り替えられます。ここを省くと「かっこいいけど使いにくい」になります。

2. 横並びダイニングは、見た目より「配膳ゼロ歩」が本体

キッチンとダイニングテーブルを横一列に並べる配置です。近年増えていますが、選ばれる理由は見た目より実用にあります。

対面式キッチンの場合、カウンター越しに料理を置き、回り込んでテーブルへ運ぶ動きが発生します。1回あたりは数歩でも、3人家族なら1日3食×往復で相当な回数です。横並びならその場で振り向けばテーブル。配膳と下げる動作が実質ゼロ歩になります。

もうひとつの効果は、視線の高さがそろうことです。対面式は立っている人と座っている人で目線が上下にずれますが、横並びなら調理中でも同じ空間の延長として会話ができます。お子さんが宿題をする場所としても使いやすい配置です。

デメリットも正直に書きます。キッチンの手元がダイニングから丸見えになります。洗い物や調理中の散らかりを隠す壁がありません。この家がパントリーとリビング収納を持っているのは、その対策としても理にかなっています。横並びを選ぶなら、「隠す場所」を別に用意するのは必須条件だと考えてください。

3. 無垢床+小さな吹き抜けで、黒に負けない光量を確保している

黒いキッチンを入れた空間は、光の量が足りないと重く沈みます。この家が無垢床と吹き抜けを併せ持っているのは、その意味でも合理的です。

無垢材は表面に木目と凹凸があるため、光を受けたときに面の中で明暗が生まれます。均一な床材より情報量が多く、黒という強い色と並んでも負けません。同じ木目でもシート系の床だと、黒の存在感に押されてのっぺり見えることがあります。

吹き抜けの役割は採光です。34坪の2階建てで1階のLDKを明るく保つには、隣家に囲まれた1階の窓だけでは足りないことが多い。高い位置から光を落とせば、黒いキッチンのある空間でも十分な明るさを確保できます。

ただし吹き抜けは2階の床が減るため、面積とのトレードオフになります。この家が3LDKにとどめているのは、その分の割り切りでしょう。吹き抜けを採るなら、必要な部屋数を先に確定してから——順番を間違えると、あとで削るものがなくなります。

この家から学べる、ナチュラルモダンをぼやけさせない3つの判断軸

判断軸1:主役の色は2つまで。3つめは背景に回す

ナチュラルモダンが曖昧になるのは、木の色・グレー・白・黒・アイアンと要素が増えるからです。この家のように「黒」と「木」の2つだけを主役に決め、それ以外は白かオフホワイトの背景扱いにすると、輪郭がはっきりします。

判断に迷ったら「これは主役か、背景か」と自問してください。背景なら、目立たない色を選ぶ。主役を増やすほど、一つひとつの主役は弱くなります。

判断軸2:濃い色は「面積が小さく、視線が集まる場所」に置く

黒に限らず、濃紺・濃緑・ダークウッドも同じです。広い面に使うと圧迫感、狭い面に使うと引き締めになります。

候補になるのはキッチン、階段まわり、造作の一部、建具の一部。逆に、床・壁・天井といった大面積を濃くすると、光量を大幅に落とすことになり、照明計画から見直しが必要になります。予算が限られるなら、濃い色は1か所だけ。それで十分に個性が出ます。

判断軸3:見た目を絞るほど、収納の量と位置が効いてくる

色数を絞った空間は、生活用品が視覚的に浮きます。ティッシュ箱ひとつ、書類の山ひとつが、白basedの空間より強く目に入る。

この家がウォークインクローゼット、シューズクローク、ファミリークローゼット、リビング収納、パントリーと5種類の受け皿を持っているのは偶然ではないでしょう。とくに横並びダイニングはキッチンの手元が見えるので、隠す場所が要ります。デザインを絞る決断と、収納を増やす決断はセットと考えてください。

延床34坪・土地48坪という条件を読む

延床34坪の2階建てに、土地48坪。地方都市の分譲地としては標準的な組み合わせです。この条件で吹き抜けとウッドデッキを両立させている点を見ていきます。

34坪3LDKは、収納に回せる余裕が3〜5坪ある

3LDKの標準構成に必要なのは28〜30坪。34坪なら4坪前後の余裕があります。この家はそこを収納5種類とワークスペースに配分しています。

居室を1つ増やして4LDKにするか、収納と機能に回すか——3人家族ならこの家の配分のほうが日常の満足度は高くなります。将来子ども部屋が2つ必要になる可能性がある場合は、あらかじめ間仕切りできる部屋を用意しておくと両立できます。

横並びダイニングは、LDKの「横幅」を要求する

キッチンとダイニングテーブルを一列に並べるには、キッチン約2.6m+テーブル約1.8mで、最低4.4m前後の横幅が必要です。加えて通路を確保すると5m近くになります。

34坪の2階建てなら1階は17坪前後。この横幅を取るには、LDKを横長に配置する必要があります。間取りの初期段階で「横並びにしたい」と伝えておかないと、あとから変更するのは難しい項目です。プランを見るときは、キッチンとテーブルの実寸が入るかを必ず確認してください。

土地48坪でウッドデッキを取るなら、駐車との配分を先に決める

建ぺい率60%なら建築面積は約28坪まで。2階建てで延床34坪なら1階は17坪前後なので、屋外に残るのは30坪前後です。

駐車2台で約10坪、アプローチと外構で数坪。ウッドデッキに2〜3坪を確保すると、庭として使える余白はほとんど残りません。これは悪いことではなく、手入れの負担が減るという意味でもあります。芝生や植栽をどこまでやるかを含め、外構は着工前に配分を決めておくと後悔が少なくなります。

3人家族が、この家の設計を再現するには

3人家族で34坪3LDK。居室に無理がなく、収納と機能に余白を回せる規模です。この家の配分から、そのまま使える考え方を取り出します。

横並びダイニングは、子どもの居場所としても効く

キッチンの真横にテーブルがあるということは、調理中も子どもの手元が見えるということです。宿題を見る、工作に付き合う、話を聞く。リビング学習を考えているなら、この配置は有力な選択肢になります。

採用するなら、テーブル側にコンセントを1〜2口用意しておいてください。タブレットや電気スタンドを使うようになったとき、床を這わせる延長コードが空間の印象を一気に落とします。

ファミリークローゼットは洗濯機と同じ階に

この家は収納を5種類持っていますが、家事の効率を決めるのはファミリークローゼットの位置です。洗濯機と別の階にあると、時短効果の大半が消えます。

3人家族なら3〜4帖が目安。可動棚とハンガーパイプで構成しておけば、子どもの成長に合わせて中身を組み替えられますし、将来は書斎やストックルームに転用できます。

無垢床は「傷を許容するか」を家族で決めてから

無垢材は柔らかく、子どもがいる家では必ず傷とへこみができます。これは削り直せる素材なので長期では回復できますが、その前提を共有していないと、住み始めてから小さなストレスが積もります。

先に「傷は味」と決めるならオイル仕上げ、なるべく避けたいなら硬めの広葉樹+ウレタン塗装。選ぶべきは樹種ではなく、家族の方針のほうです。方針が決まれば、樹種と仕上げは自動的に絞られます。

建築会社を選ぶときに押さえたいこと

この家は投稿に建築会社の記載がありませんでした。そこで、黒いキッチン・横並びダイニング・無垢床・吹き抜けという構成を再現したい場合に、依頼先へ何を確認すべきかを整理します。

横並びダイニングのプラン実例を見せてもらう

横並びはLDKの横幅を4.4〜5m前後要求します。できる会社とできない会社ではなく、その土地と坪数で成立するかどうかの問題です。「同じくらいの延床で横並びにした実例プラン」を見せてもらえば、現実的かどうかが一目で分かります。

キッチンの仕上げ(マット/鏡面)と手元灯を確認する

黒いキッチンの満足度は、この2点でほぼ決まります。指紋が目立ちにくいマット系の扉材があるか、手元灯を調光対応にできるか。ショールームでは照明が明るいので分かりにくい部分なので、必ず口頭で確認してください。

無垢床の樹種・仕上げと、吹き抜けの断熱をセットで聞く

無垢床は伸縮し、季節によって隙間が出ます。これは性質であって不具合ではありませんが、事前に説明があるかで信頼度が測れます。あわせて、吹き抜けを含めた断熱・冷暖房計画をUA値・C値の数字と図面で出してもらってください。吹き抜けのある家で性能が伴わないと、冬の足元の冷えとして跳ね返ります。

  • 同程度の延床で横並びダイニングにしたプラン実例
  • LDKの横幅(キッチン+テーブル+通路の実寸)
  • キッチン扉材のマット/鏡面の選択肢と、指紋の目立ちにくさ
  • 手元灯の調光対応
  • 無垢床の樹種・仕上げ(オイル/ウレタン)と再塗装の周期
  • 伸縮・床鳴りの説明と引き渡し後の対応
  • UA値・C値の実測値と、吹き抜けを含む冷暖房計画
  • ファミリークローゼットを洗濯機と同じ階に置けるか

この家の仕様は、どれも特別な工法を必要としません。差が出るのは提案力と、事前説明の丁寧さのほうです。上のチェックリストへの答え方で、会社の姿勢がよく分かります。

四国エリアで無垢床の家を検討する人へ|編集部メモ

四国エリアは、瀬戸内側と太平洋側で気候が大きく異なります。瀬戸内側は日照が多く降水量が少ない一方、太平洋側は降水量が多く台風の影響も受けます。無垢床は湿度で伸縮するため、どちら側かで隙間の出方が変わります。建てる地域での施工実績がある会社を選ぶと、この点の説明が具体的になります。

もうひとつ、四国は地域によって土地に余裕があり、48坪前後の敷地が現実的に手に入るエリアです。この家がウッドデッキを持てているのはその条件があってこそでしょう。ウッドデッキは樹種によってメンテナンス周期が大きく違います(天然木なら数年ごとの塗装、樹脂系ならほぼ不要)。台風の影響を受けやすい地域では、固定方法と点検のしやすさも確認しておいてください。無垢床と同じく、手をかける前提かどうかで選ぶ材料が変わります。

よくある質問

Q. 黒いキッチンは汚れが目立ちませんか?

目立ちます。とくに指紋・水垢・ホコリは白より確実に見えます。ただし仕上げで大きく変わり、鏡面よりマットや微細なテクスチャーのある扉材のほうが圧倒的に楽です。ショールームでは照明が明るく分かりにくいので、実物のサンプルを手で触って確認させてもらってください。ワークトップをステンレスや人造大理石にして、扉だけ黒にする組み合わせも現実的です。

Q. 横並びダイニングのデメリットは?

いちばん大きいのはキッチンの手元がダイニングから丸見えになることです。洗い物や調理中の散らかりを隠す壁がありません。対策はパントリーやリビング収納を別に確保すること。もう一点、キッチンとテーブルを一列に並べるためLDKに4.4〜5m前後の横幅が必要で、間取りの自由度が下がります。プランの初期段階で相談しておく項目です。

Q. 無垢床は子どもがいても大丈夫ですか?

傷とへこみは必ずできます。ただし無垢材は表面を削り直せるため、長期で見れば回復できる素材です。傷を味として受け入れられるならオイル仕上げ、極力避けたいなら硬めの広葉樹+ウレタン塗装。判断すべきは樹種より、家族として傷をどう扱うかという方針のほうです。方針が決まれば選択肢は自然に絞られます。

Q. 34坪で吹き抜けを作ると部屋が足りなくなりませんか?

吹き抜けの面積だけ2階の床が減るため、34坪で吹き抜けを入れると3LDKが現実的な上限になります。3人家族なら十分ですが、子ども部屋を2室以上確保したい場合は、延床を増やすか吹き抜けを見送るかの判断になります。将来の間仕切りを前提に広めの1室を用意しておく方法もあります。必要な部屋数を先に確定してから吹き抜けの可否を決めてください。

Q. 建築会社が分からない事例でも参考になりますか?

なります。この家で再現価値が高いのは、主役の色を2つに絞る考え方、濃い色を面積の小さい場所に置く判断、横並びダイニングによる配膳の短縮、そして見た目を絞るぶん収納を増やすというセットの発想です。いずれも特定の会社に依存しません。本文中のチェックリストを持って複数社に相談すれば、対応できる会社は絞り込めます。

同じ条件の家アカをもっと見る

編集後記

@kuro_to_ki_no_ie さん。アカウント名がそのまま家の説明になっています。黒と、木。それだけです。

家づくりの打ち合わせでは、毎回のように「ここはどうしますか」と聞かれます。そのたびに好きなものを足していくと、完成したときに自分の家を一言で説明できなくなる。よくある話です。

逆に、最初に2つだけ決めておくと、以降の判断が全部そこに紐づきます。この色は黒に合うか、この素材は無垢床と喧嘩しないか。基準がある人の打ち合わせは速いし、迷いが残りません。

もし今、決めきれない項目が山積みになっているなら、間取りを詰める前に「うちは何と何の家か」を2語で書いてみてください。それが決まれば、残りの9割は自動的に決まっていきます。


【PR】

同じエリア・条件の住宅会社に、間取りと見積もりを無料でまとめて請求できます。

エリアの会社をまとめて一括請求(無料)間取り・見積もりを無料でまとめて比較
  • 2階建て
  • 3LDK
  • 34坪
  • 48坪
  • ナチュラルモダン
  • タッチレス水栓 | 食洗機(ビルトイン) | 造作洗面台 | タンクレストイレ | パントリー(食品庫)
  • ウォークインクローゼット | シューズクローク | ファミリークローゼット | リビング収納
  • 家事ラク動線 | ワークスペース付き | 吹き抜けのある家 | 回遊動線の家 | 広いリビングの家 | 子ども部屋がある家 | 書斎・ワークスペース | ウッドデッキ・テラス
  • 3人家族
  • 真っ黒のキッチンと横並びのダイニングがお気に入りです。
    無垢床を採用し、ナチュラルモダンなテイストにしています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次