収納で後悔した場所ランキング|家アカ100軒に聞いたワースト5と対策【2026年版】

収納で後悔しない明るい北欧スタイルのリビング

「収納はとにかく多く作れば安心」——そう考えて建てた家ほど、住んでから”場所”で後悔します。いえスタが家アカ100軒に取材してわかったのは、収納の後悔で一番多い原因は容量不足ではなく「置き場所と使い勝手のミスマッチ」だということ。この記事では、実際に「ここ、失敗した」という声が多かった収納をワースト5のランキングにまとめ、それぞれの具体的な回避策まで解説します。これから間取りを決める人が、同じ後悔をしないための実用メモとして使ってください。

目次

収納で後悔した場所ワースト5【家アカ100軒ランキング】

まず結論から。取材で「作り直したい」「もっと考えればよかった」と声が集中した収納は、次の5か所でした。

  1. 玄関まわり(シューズクローク)——「狭くて結局あふれる」が最多
  2. パントリー——「奥行きが深すぎて奥が死ぬ」
  3. リビング収納——「そもそも付け忘れた」
  4. ウォークインクローゼット(寝室)——「通路ばかりで服がかけられない」
  5. 階段下・小屋裏収納——「使う頻度が読めず物置化」

共通しているのは、どれも「容量」ではなく「配置・奥行き・動線」で後悔している点です。ここからは1位ずつ、リアルな声と対策を見ていきます。

可動棚のある無人の玄関シューズクローク収納
玄関収納は1.5〜2畳+可動棚が満足度高め

1位:玄関のシューズクローク——「広くしたはずが一番あふれた」

もっとも後悔の声が多かったのが玄関収納でした。「リビングやお風呂を優先したら玄関が最後にしわ寄せされて、シューズクロークが1畳。子どもの外遊びグッズやベビーカーで即あふれた」(30代・4人家族)という声が典型です。靴だけでなく、傘・アウトドア用品・宅配の一時置き・子どものヘルメットなど、玄関で受け止めたい物は想像以上に多いのに、面積を削られやすい場所なのです。

対策はシンプルで、「1.5〜2畳+可動棚+土間続き」を最初から死守すること。棚は固定式ではなく高さを変えられる可動棚にすると、ブーツ・長靴・アウトドア用品まで柔軟に置けます。取材でも満足度が高かったのは、玄関からそのまま入れるウォークスルー型のシューズクロークでした。玄関まわりの動線づくりは、家事ラク動線の家 実例10選も参考になります。

奥行きを抑えた使いやすいパントリー収納の実例
パントリーは浅めの棚のほうが使いやすい

2位:パントリー——「奥行きを取りすぎて奥が見えない」

キッチン横のパントリーは人気ですが、後悔も多い場所です。「かっこよさで奥行き60cmの棚にしたら、手前しか使わなくなった。奥は賞味期限切れの缶詰の墓場」(40代)という声は、取材でも何度も出てきました。奥行きが深い棚は収納力があるように見えて、実際は奥が暗く手が届かず、デッドスペースになりがちです。

食品や日用品のストックは、奥行き30〜40cmの浅い棚を数段にしたほうが圧倒的に使いやすくなります。「見える・取れる・戻せる」が続く収納が正解です。深い棚をどうしても作るなら、手前をよく使う物、奥を長期ストックとゾーン分けし、可能ならパントリー内にコンセントを1つ設けておくと、充電式の掃除機やホットプレートの定位置にもなります。収納内のコンセント配置は、後悔ポイントとしてコンセントの位置と数で後悔した実例でも触れています。

3位:リビング収納——「付け忘れて、物が全部出しっぱなし」

意外な3位が「リビングに収納を作らなかった」後悔です。家族が一番長く過ごすリビングには、書類・薬・文具・掃除道具・子どものおもちゃなど、こまごました物が集まります。「見た目重視で収納を削ったら、結局あとから市販の棚を置いて、そのほうが生活感が出た」(30代)というのは、まさに本末転倒です。

おすすめは、テレビボード横やリビングの一角に幅1〜1.5mほどの壁面収納(またはファミリークローク)をあらかじめ組み込むこと。扉付きにすれば来客時もサッと隠せます。「散らからない家」は片づけが上手な家ではなく、物の定位置が最初から決まっている家です。間取り全体の考え方は間取りで後悔しやすいポイントと回避策にまとめています。

4位:ウォークインクローゼット——「通路ばかりで意外と入らない」

「広さは十分なのに、思ったより服がかけられない」——WIC特有の後悔です。原因はハンガーパイプの取り方。「L字・コの字にしたら角がデッドスペースになり、実際にかけられる量は壁一面のときと変わらなかった」(40代)という声が代表的です。人が通る通路には最低でも60cmほど必要で、通路を確保するほど収納面は減ります。

夫婦の服の量が中心なら、無理にウォークインにせず、壁一面のクローゼット(壁面クローゼット)のほうが収納効率は高いことも多いです。さらに満足度が高かったのは、洗濯機〜干す場所〜しまう場所を近づけた配置。「洗ってすぐしまえる」動線にすると、家事のストレスが目に見えて減ります。

5位:階段下・小屋裏収納——「作ったけど、結局物置」

「デッドスペースを活用!」と勢いで作ったものの、使う頻度が読めずに持て余す——これが5位です。「小屋裏は夏暑くて出し入れが面倒。年に数回のものしか置かなくなった」(30代)という声が多く、階段下も「奥が斜めで結局掃除機くらいしか入らない」となりがちです。

これらは「たまにしか使わない物専用」と割り切って計画するのが正解。季節家電・キャンプ用品・思い出の箱など、しまいっぱなしで良い物の定位置と決めておけば後悔しません。逆に、日常的に出し入れする物をここに頼ると失敗します。「頻度で置き場所を決める」——これが収納計画の背骨です。

収納計画を書き込む注文住宅の間取り図
頻度で置き場所を決めるのが収納計画の基本

後悔を防ぐ収納3原則(全場所に共通)

ワースト5を通して見えてくる、失敗しないための3つの原則をまとめます。

  • 「量」より「場所」で考える——収納は家全体の12〜15%が目安と言われますが、大切なのは総量より「使う場所の近くに、使う物がある」こと。持ち物を書き出し、生活動線に沿って配置する。
  • 奥行きは浅めが正義——深い棚は奥が死ぬ。食品・日用品は30〜40cmの浅い可動棚を基本に。深くするなら手前と奥でゾーン分けする。
  • 「頻度」で置き場所を決める——毎日使う物は取り出しやすい場所、季節物は小屋裏や階段下へ。頻度を無視すると、どんなに広い収納も物置になる。

この3つを最初の間取り打ち合わせで伝えるだけで、住んでからの後悔はかなり防げます。家アカ100軒のリアルな後悔・やってよかったは家アカ100軒「後悔TOP10/やってよかTOP10」にもまとめているので、あわせてどうぞ。

次の一歩:気になる会社の収納アイデアを見比べる

収納の後悔は、「作る前にどれだけ具体的にイメージできたか」でほぼ決まります。とはいえ、初心者がゼロから理想の収納を思い描くのは難しいもの。まずは複数の会社の間取りプランや実例を取り寄せて、「この収納いいな」を集めるところから始めるのが近道です。

気になる会社があれば、資料を取り寄せて収納アイデアを見比べてみてください(無料・しつこい営業はありません)。手元にプランがいくつかあるだけで、打ち合わせで「わが家はここにこれを置きたい」と具体的に伝えられるようになります。

▶ 無料でまとめて資料請求する(収納アイデアも見比べられます)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次