【2階建て・3LDK・45坪】コの字×中庭×10帖吹き抜けで魅せる旅館ライクなナチュラルモダン住宅(4人家族・突板×タイル×間接照明)|一条工務店の家アカ事例

首都圏エリア(関東地方)で一条工務店が手がけた、ナチュラルモダン2階建て3LDK4人家族・延床45坪・土地59坪の家。コの字型の間取りで中庭を囲み、10帖の吹き抜けで縦の抜けをつくり、突板やタイル、間接照明で「旅館のような落ち着いた雰囲気」を追求した事例です。一条工務店の高気密・高断熱という性能のベースの上に、45坪というゆとりを活かして中庭・吹き抜け・素材・照明を丁寧に積み上げ、ナチュラルモダンの温かみと旅館ライクな静けさを両立させた——「光と風を取り込む構成」と「素材と照明でつくる質感」を融合させた設計が、この家のいちばんの読みどころです。

この記事では、家アカの写真だけでは伝わりにくい「なぜこの家が旅館のように落ち着くのか」を、いえスタ編集部の視点で読み解きます。首都圏エリアで一条工務店の2階建てを検討している方、中庭や吹き抜けのある家に憧れる方、素材と照明でホテル・旅館ライクな空間をつくりたい方の判断材料になればうれしいです。

目次

この家の基本情報

家タイプ 2階建て
間取り 3LDK
延床面積 45坪
土地面積 59坪
テイスト ナチュラルモダン
地域 首都圏エリア(関東地方)
家族構成 4人家族
建築会社 一条工務店
主な設備 タッチレス水栓 / 間接照明 / 突板・タイルの内装
収納の工夫 ウォークインクローゼット
性能・暮らし 太陽光発電 / 家事ラク動線 / 中庭のある家 / 吹き抜けのある家(10帖)

施主のこだわりポイント(投稿より引用)

コの字型の間取りで中庭、10帖の吹き抜けがこだわりポイントです。旅館のような雰囲気が好きなので、突板やタイルなどを内装に使って落ち着いた印象になるようにしました。キッチンやリビングに付けた間接照明もお気に入りです。
— @neeyan_home さんの投稿より、編集部が引用

編集部メモ:この家を一言で言うと

「『旅館のような落ち着いた雰囲気』という明確なイメージを、コの字型の間取り・中庭・10帖吹き抜け・突板やタイル・間接照明という具体的な手段で丁寧に形にした、一条工務店のナチュラルモダンな2階建て」。この家のいちばんの個性は、憧れの「旅館ライク」という曖昧になりがちなテーマを、構成・素材・照明の3つの要素に翻訳して着実に実現している点です。コの字型で中庭を囲むことで、家のどこにいても緑や光を感じられる静かな抜けをつくり、10帖の吹き抜けで縦方向の開放感と陰影の美しさを加える。さらに突板やタイルといった質感のある素材で旅館的な落ち着きを、間接照明でやわらかな陰影と非日常感を演出する。45坪というゆとりある延床だからこそ、中庭と吹き抜けという「面積を贅沢に使う構成」が成立し、素材と照明のこだわりまで隅々に行き届いた、完成度の高い一軒です。

編集部が注目した3つのポイント(この家固有)

1. コの字型 × 中庭 — 都市部でも光と静けさを取り込む構成

「コの字型の間取りで中庭」という工夫は、この家の構成の核です。コの字型のプランは、建物で中庭を三方から囲むことで、外からの視線を遮りながら、家の内側に光・風・緑を取り込む「プライベートな外部空間」を生み出します。首都圏エリアのように隣家が近く、外からの視線が気になりやすい立地でも、中庭側に大きな開口を設ければ、カーテンを開け放っても人目を気にせず明るさと開放感を享受できる——これが中庭付きコの字プランの最大の利点です。

さらに中庭は、旅館ライクな落ち着きとも相性が抜群です。旅館や料亭が中庭・坪庭を設けるのは、内と外をゆるやかにつなぎ、四季の移ろいを感じさせ、空間に静けさと奥行きを与えるため。この家もコの字で中庭を囲むことで、各部屋から緑を眺められ、視線が中庭で一度抜けることで空間に余白が生まれます。土地59坪というゆとりがあるからこそ成立する贅沢な構成であり、「旅館のような雰囲気」というテーマを、間取りのレベルから実現した好例です。

2. 10帖の吹き抜け × 突板・タイル — 縦の抜けと素材で質感を立てる

「10帖の吹き抜け」と「突板やタイルなどの内装」は、この家の質感を決定づける組み合わせです。10帖という大きめの吹き抜けは、縦方向に視線と光を抜き、空間にゆとりと陰影をもたらします。吹き抜けは天井が高くなるぶん、壁や建具の素材感が大きな面として目に入るため、素材選びの巧拙が空間の印象を大きく左右します。この家は、そこに突板(木の質感を活かした化粧材)やタイルといった「本物に近い質感の素材」を合わせることで、旅館的な落ち着きと上質感を生み出しています。

ナチュラルモダンというテイストは、木の温かみ(ナチュラル)と直線的で洗練された構成(モダン)を掛け合わせるスタイル。突板の木目はナチュラルの温もりを、タイルのマットな質感はモダンの引き締めを担い、吹き抜けの大きな面でその対比が際立ちます。色や柄でにぎやかにするのではなく、素材そのものの質感で空間をつくる——この引き算の美学こそ、旅館やホテルのような落ち着きの正体です。性能の高い一条工務店の家で吹き抜けを採用しているため、開放感と快適性(断熱・空調)を両立できている点も見逃せません。

3. 間接照明 — 「明るくする」ではなく「陰影をつくる」照明設計

「キッチンやリビングに付けた間接照明」は、旅館ライクな雰囲気を完成させる最後のピースです。一般的な住宅照明は「部屋全体を均一に明るくする」ことを目的にしがちですが、旅館やホテルの照明は逆。あえて明暗の差をつくり、光だまりと陰影で空間に奥行きと非日常感を生み出します。この家がキッチンやリビングに間接照明を仕込んでいるのは、まさにこの「陰影でつくる落ち着き」を狙ったものです。

間接照明は、光源を直接見せず、壁・天井・家具に光を反射させてやわらかく広げる手法。天井のコーブ照明や、キッチン手元・棚下の照明、リビングの壁面を照らす光などを組み合わせることで、突板やタイルの質感が陰影で立ち上がり、中庭や吹き抜けの空間がより印象的に見えます。素材(突板・タイル)と構成(中庭・吹き抜け)でつくった器を、照明で「旅館の夜のような静けさ」へと仕上げる——三位一体で完成された、設計意図の明確な空間です。

この家から学べる、旅館ライクな家をつくる3つの判断軸

判断軸1:「旅館・ホテルライク」は構成・素材・照明の3点で決まる

憧れの「旅館・ホテルのような家」は、雰囲気という曖昧な言葉のままでは実現しません。分解すると、(1)中庭・坪庭・吹き抜けなど「内と外・上下をつなぐ構成」、(2)突板・タイル・石・塗り壁など「質感のある素材」、(3)間接照明など「陰影をつくる照明」の3点に集約されます。この3つを意識して設計すれば、面積や予算に応じて旅館ライクな落ち着きを再現できます。まずは「どの空間を非日常にしたいか」を決め、そこに3要素を集中投下するのがコツです。

判断軸2:中庭・コの字プランは「視線の抜け」と「採光」を計算する

中庭やコの字型プランは、都市部でもプライバシーを守りながら光と緑を取り込める優れた構成ですが、設計には計算が必要です。中庭に面する開口の向き・大きさ、中庭の広さと建物の高さのバランスで、採光量や視線の抜け方が大きく変わります。中庭が狭すぎると暗く感じ、広すぎると居室が削られるため、敷地条件と必要な部屋数から逆算しましょう。冬の日射や排水・メンテナンス(中庭の床・植栽)まで含めて検討しておくと、暮らし始めてからの満足度が高まります。

判断軸3:吹き抜け・素材・照明は「家の性能」とセットで考える

10帖クラスの大きな吹き抜けは開放感と陰影の美しさを生みますが、断熱・空調性能が伴わないと「夏暑く冬寒い」空間になりかねません。高断熱・高気密の家なら、吹き抜けの快適性を保ちやすく、間接照明のやわらかな空間を一年中楽しめます。また突板やタイルなどの素材は経年変化やメンテナンス性も含めて選ぶこと。照明は新築時の設計が肝心で、後付けでは配線や下地の都合で理想の陰影をつくりにくいため、間取り検討と同時に照明計画を進めるのがおすすめです。

2階建ての坪数別 間取り比較|40坪・43坪・45坪・48坪の違い

同じ「2階建て3LDK」でも、坪数が変わると中庭・吹き抜け・素材へのこだわりの取り込み方が大きく変わります。中庭や吹き抜けを検討する層が比較しやすい4サイズを整理しました。

40坪 2階建て(3LDK)

4人家族のゆとりサイズ。LDK20畳前後+個室3室に加え、吹き抜けかコンパクトな中庭のどちらかを取り込める。中庭と大型吹き抜けの両立はやや窮屈になりやすく、優先順位づけが必要なサイズです。

43坪 2階建て(3LDK)

中庭・吹き抜けの両方を検討しやすくなるサイズ。LDKと個室にゆとりを残しつつ、コの字や中庭の構成を成立させやすい。素材や照明にこだわる余裕も出てきます。

45坪 2階建て(3LDK/本記事の事例)

中庭・吹き抜け・素材・照明のこだわりをバランス良く両立できるサイズ。今回の事例のように、コの字型で中庭を囲み、10帖の大きな吹き抜けを設け、突板やタイル・間接照明まで作り込む「旅館ライクな空間」を、居室の広さを犠牲にせず実現しやすい、ゆとりと完成度を両立できる坪数です。

48坪 2階建て(3LDK〜4LDK)

各室を広く取り、中庭・大型吹き抜け・回遊動線・大型収納などを贅沢に組み合わせられるボリューム。延床が増えるぶん建築費・光熱費も上がるため、必要な部屋数と空間演出のバランスを見極めたいサイズです。

3LDK 2階建て|家族構成別のおすすめと選び方

4人家族で2階建てを検討する際、3LDKか4LDKかで迷うケースは多いものです。空間演出を優先するか個室数を優先するかで選び分けましょう。

3LDK 2階建てが向いている人

夫婦+子ども2人で、当面は子ども部屋を共有または1室で運用し、LDKや中庭・吹き抜けといった共有空間の質を優先したい世帯。延床43〜47坪が中心で、部屋数を絞るぶん中庭・吹き抜け・素材・照明にこだわれます。今回の事例のように「旅館ライクな空間の質」を最優先する家庭に好相性です。

4LDK 2階建てが向いている人

子ども一人ひとりに個室を用意したい、在宅ワークや来客用の個室が欲しいといった世帯。延床45坪以上が中心で、個室数を増やすぶん中庭や大型吹き抜けは規模を調整する必要があります。将来子ども部屋を間仕切りで分割できる可変設計にしておく考え方も有効です。

一条工務店と比較したいハウスメーカー

一条工務店は、高気密・高断熱と全館空調・床暖房、標準仕様の充実を強みとするメーカーです。中庭や吹き抜け、素材・照明にこだわる場合に比較しておきたい選択肢を整理しました。

住友林業・積水ハウスなど大手総合系|意匠と素材提案を重視する選択肢

住友林業は木質感と設計自由度、積水ハウスはブランド力と提案力が強み。突板やタイル、間接照明、コの字・中庭といった意匠性の高い設計を相談しやすく、ナチュラルモダンの素材選びにこだわりたい層向け。価格帯は上がりますが、旅館ライクな空間づくりの提案力では選択肢に入れたいメーカーです。

地域密着の設計事務所・地場工務店|自由設計と素材へのこだわりの選択肢

設計事務所や自由設計の工務店は、コの字・中庭・吹き抜け・素材・照明をオーダーメイドで作り込める強みがあります。旅館ライクな空間や中庭の納まりを細部まで設計したいなら有力。性能は会社差が大きいため、断熱等級・気密性能(C値)の実績と、吹き抜けの冷暖房計画を必ず確認しましょう。

タマホーム・アイフルホームなどコスパ系|価格優先の選択肢

規格商品が中心で価格を抑えやすいのが魅力。コストを最優先する層向けですが、中庭・大型吹き抜け・突板やタイル・間接照明といった意匠は標準外になりやすく、オプション費用がかさむ場合があります。どこまで標準で対応できるかを見積もりで具体的に比較するのがおすすめです。

比較する際のチェックリスト

  • コの字・中庭プランの設計対応力と、採光・視線・排水の計算
  • 10帖クラスの吹き抜け採用時の断熱・気密性能と冷暖房計画
  • 突板・タイル・間接照明など内装素材と照明の標準/オプション区分
  • 2階建て3LDKでの標準仕様(窓・サッシ・断熱等級・換気方式)の範囲
  • 太陽光発電・家事ラク動線・ウォークインクローゼットの提案力

1社で決め切らず、最低3社で同条件相見積もりを取ってから判断するのが後悔しないコツです。

首都圏エリアで建てる人へ|編集部メモ

首都圏エリアは、隣家が近く外からの視線が気になりやすい立地が多い地域です。だからこそ、今回のようにコの字型で中庭を囲むプランは、プライバシーを守りながら光と緑、開放感を取り込める非常に理にかなった選択。土地59坪に45坪の2階建てを建てる今回の構成は、中庭・吹き抜けという面積を贅沢に使う演出を成立させやすい、ゆとりある敷地条件を活かした好例です。一条工務店のような高気密・高断熱に強いメーカーは、夏の蒸し暑さと冬の冷え込みが両方ある関東の気候で、大きな吹き抜けの快適性を支えてくれます。

比較するときは、必ず同じ条件(延床・LDK・断熱等級・吹き抜け・中庭の有無)で見積もりを取り、坪単価だけで判断しないこと。中庭・吹き抜け・突板やタイル・間接照明といった意匠は、メーカーによって標準/オプションの区分が大きく異なり、トータル金額が数百万円単位で変わります。吹き抜けを採用する場合は冷暖房効率と断熱性能もあわせて確認を。中庭は冬の日射・排水・植栽メンテナンスまで見越して計画しておくと安心です。

よくある質問

Q. 旅館・ホテルのような家にするには何が大事ですか?

A. 「構成」「素材」「照明」の3点を意識するのが近道です。中庭・坪庭・吹き抜けなど内と外・上下をつなぐ構成で空間に余白と抜けをつくり、突板・タイル・石・塗り壁など質感のある素材で落ち着きを出し、間接照明で陰影と非日常感を演出する。この3つが揃うと、面積に関わらず旅館ライクな静けさが生まれます。今回の事例のように、まず「どの空間を特別にしたいか」を決めて、そこに3要素を集中させるのが効果的です。

Q. 都市部でも中庭やコの字の家は明るくできますか?

A. 中庭に面した開口を計画的に設ければ、都市部でも明るく開放的にできます。コの字型で中庭を囲むと、外からの視線を遮りながら中庭側から採光できるため、隣家が近くてもカーテンを開け放って暮らせます。ポイントは、中庭の広さと建物の高さのバランス、開口の向きと大きさ。狭すぎる中庭は暗くなりやすいので、敷地条件に合わせて採光シミュレーションをしてもらうと安心です。今回の事例のように土地にゆとりがあると、より実現しやすくなります。

Q. 10帖の吹き抜けは光熱費や寒さが心配ですが大丈夫ですか?

A. 高断熱・高気密と空調計画をセットにすれば、大きな吹き抜けでも快適に保てます。吹き抜けは空気の体積が増えるぶん、断熱性能が低いと暖まりにくく冷えやすくなりますが、断熱等級を上げ、シーリングファンで空気を循環させ、窓の断熱を強化すれば、開放感と快適さを両立できます。今回のように太陽光発電を備えていれば、冷暖房の電気代を自家発電で一部まかなうことも可能。設計時に断熱仕様・空調計画・窓の性能をあわせて確認しておくのがおすすめです。

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編集後記

@neeyan_home さんの家は、写真だけ見ると「中庭と吹き抜けのあるナチュラルモダンな2階建て」ですが、こだわりを読み解くと、「旅館のような落ち着いた雰囲気」という明確なイメージを、コの字型の中庭・10帖吹き抜け・突板やタイル・間接照明という具体的な手段に翻訳して、丁寧に形にした設計が見えてきます。憧れの雰囲気を曖昧なまま終わらせず、構成・素材・照明の3点で着実に再現した完成度の高さが、この家の魅力です。家アカは「写真の雰囲気」だけで判断されがちですが、こうやって背景を分解すると、自分が建てるときに何を優先するかが見えてきます。中庭や吹き抜けのある家に憧れる方、素材と照明で旅館・ホテルライクな空間をつくりたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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📷
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  • 2階建て
  • 3LDK
  • 45坪
  • 59坪
  • ナチュラルモダン
  • タッチレス水栓 | 食洗機(ビルトイン) | 造作洗面台 | タンクレストイレ
  • ウォークインクローゼット | シューズクローク | 階段下収納
  • 太陽光発電 | 蓄電池 | ZEH(ゼッチ)対応
  • 家事ラク動線 | ワークスペース付き | 吹き抜けのある家 | 中庭のある家 | 回遊動線の家 | 子ども部屋がある家 | 宅配ボックス | 書斎・ワークスペース | ウッドデッキ・テラス
  • 東京都
  • 一条工務店
  • 4人家族
  • コの字型の間取りで中庭、10帖の吹き抜けがこだわりポイントです。
    旅館のような雰囲気が好きなので、突板やタイルなどを内装に使って落ち着いた印象になるようにしました。
    キッチンやリビングに付けた間接照明もお気に入りです。

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