一条工務店でナチュラルモダンの2階建てを建てた、@satsuki_music_home さんの東京の家。30坪・3LDK・2人家族で、土地43坪というコンパクトな敷地に、「楽器演奏が仕事」という特殊なライフスタイルに合わせて、高気密・高断熱住宅を選択しているのが特徴。専用の防音室を設けず、家の躯体性能(気密・断熱・遮音)で音を制御するという、家アカの中でも稀有なテーマです。さらに吹き抜け・大開口・ウッドデッキなど、ナチュラルモダンの王道要素もしっかり装備。“演奏家のための家”として、家アカ業界で参考度が高い1軒です。
この記事では、家アカの写真だけでは伝わりにくい「なぜこの家がうまくいっているのか」を、いえスタ編集部の視点で読み解きます。一条工務店で家を検討中の方、楽器演奏や音楽を本気で楽しめる住まいを目指している方の参考になればうれしいです。
この家の基本情報
| 家タイプ | 2階建て |
|---|---|
| 間取り | 3LDK |
| 延床面積 | 30坪 |
| 土地面積 | 43坪 |
| テイスト | ナチュラルモダン |
| 地域 | 東京都 |
| 家族構成 | 2人家族 |
| 建築会社 | 一条工務店 |
| 主な設備 | タッチレス水栓 / 食洗機(ビルトイン) / タンクレストイレ |
| 収納の工夫 | ウォークインクローゼット / シューズクローク |
| 暮らしのこだわり | 吹き抜け / 広いリビング / 書斎・ワークスペース / ウッドデッキ・テラス / 宅配ボックス / 高気密・高断熱(楽器演奏対応) |
施主のこだわりポイント(投稿より引用)
家づくりでこだわったのは、吹抜けや窓からの光の入り方です。
楽器を吹くことが仕事なので、特別な防音室をつくらなくても家の中で気持ちよく音を楽しめるよう、気密性や断熱性にも注目してハウスメーカーを決めました。
お家の雰囲気はナチュラルモダンを目指しています。
— @satsuki_music_home さんのInstagramより
編集部メモ:この家を一言で言うと
「専用防音室なしで楽器演奏ができる、東京の高気密・高断熱ナチュラルモダン」。@satsuki_music_home さんが書く「楽器を吹くこと」は、フルートやトランペットなど”管楽器”系と推察します。管楽器の演奏は音量が大きく・響きが重要で、家でやるには気密性能が決定的に効く。一条工務店という選択は、この目的に対して最適解の一つです。
編集部が注目した3つのポイント(この家固有)
1. 「専用防音室なしで楽器を吹く家」を成立させる気密・断熱性能の使い方
楽器演奏で家のスペックが効くのは、(a) 音漏れの抑制(外部・隣家への配慮)、(b) 外部音の遮断(演奏中に車の音・隣家の音が入らない)、(c) 室内の音響特性(響き・残響時間)の3点です。専用防音室なしで実現するなら、家の躯体・サッシ・外壁の遮音性能が肝になります。
一条工務店の主力商品(i-smart、グランスマート、ハグミー等)は業界トップクラスのC値(気密性能)0.59以下、UA値(断熱性能)0.25-0.4を実現。気密性が高い家は、わずかな隙間からの音漏れも少なく、サッシも標準でトリプルガラス(防音性能 35〜40dB遮音)。外壁はハイドロテクトタイル × 内部充填断熱で重さ・厚みがあり、音の透過を物理的に減らせる構造。これらが組み合わさると、専用防音室を設けるほどではないにせよ、“普通の家より2〜3段階上の音響環境”が成立します。@satsuki_music_home さんが「気密性や断熱性に注目してハウスメーカーを決めた」と書いているのは、この合理的な判断を意味しています。
2. 30坪・3LDK・2人家族の「演奏スペースを確保する間取り」設計
2人家族で30坪・3LDKは、1部屋を音楽専用または兼用にできる余裕がある間取り。主寝室+ワークルーム(兼演奏室)+来客・趣味用の部屋という配分が、楽器演奏者には現実的。30坪のうち、(a) LDK 16〜20帖、(b) 主寝室 7-8帖、(c) ワークルーム/演奏室 5-6帖、(d) 来客用ルーム 4-6帖、という配分が一般的です。
演奏室を独立させるなら、(a) 北側または家の中央に配置(外部への音漏れを最小化)、(b) 上下階に寝室や水回りを配置しない(夜間演奏時の振動干渉回避)、(c) 反響を考慮した壁素材・面積の3点を新築時に詰めるのがコツ。@satsuki_music_home さんの家は、3LDK のうち1部屋を演奏に使える余白があり、東京の30坪としては”演奏家にとっての贅沢な余裕”を持っている設計です。
3. 「吹き抜け × 大開口」を音響的にどう活かすか
吹き抜けは、音楽にとっては”両刃の剣”。メリットは、(a) 響きが豊かになり管楽器の音が美しく響く、(b) 空間が広いので音が籠もらない。デメリットは、(a) 残響が長すぎて音が混濁する、(b) 上下階に音が抜けやすい(家族が他の部屋にいると邪魔になる)、(c) 吹き抜け窓は遮音性が低くなりがち。
2人家族なら、家族間の音干渉は問題が起きにくい。むしろ、吹き抜け空間でホール的な響きを楽しめるのは管楽器奏者にとって贅沢な環境。窓の遮音性能が確保されていれば、外への音漏れも抑えられます。@satsuki_music_home さんの家は、一条工務店のトリプルガラス(標準仕様)でこの遮音課題もクリア。”演奏家の自宅でホール的な響きを楽しむ”というラグジュアリーが、東京の30坪の家で実現できているのは、相当に贅沢な設計と言えます。
この家から学べる、楽器演奏者が家を建てるときの3つの判断軸
判断軸1:「専用防音室を作る」か「家全体の躯体性能で対応する」か
専用防音室は、(a) 設置費200〜500万円、(b) 換気・冷暖房の追加コスト、(c) 4-8帖を防音室に使う面積コスト、が必要。一方、躯体性能で対応するなら、ハウスメーカー選びの段階でC値0.5以下・UA値0.4以下・トリプルガラス標準のメーカー(一条工務店、ウィザースホーム、北海道地場メーカー等)を選ぶことで、追加コストは抑えられます。プロ演奏者で長時間練習するなら防音室、趣味〜セミプロなら躯体性能対応が分かれ道。
判断軸2:演奏室の位置は「北側 × 家の中央」がベスト
演奏室を新築で計画するなら、(a) 北側の窓は採光より遮音優先で小さく、(b) 上下階に寝室・水回りを配置しない、(c) 隣接する部屋を収納・WICにして”音の緩衝材”にする、の3点が定石。@satsuki_music_home さんの家がどう配置されているかは公開情報からは読み切れませんが、3LDKの間取りで楽器演奏可能な家を成立させるには、これらの考え方を設計士に伝えるのが最大のコツです。
判断軸3:吹き抜けは”楽器演奏者には味方”だが、”夜間演奏には慎重に”
吹き抜けは音響的に有利ですが、夜間に2階寝室に音が抜けてしまうのが落とし穴。2人家族で日中演奏するなら問題なし、子育て世帯や夜型生活なら吹き抜け × 演奏は要検討。長期で見ると、家族構成が変わったときに吹き抜けと演奏の両立が難しくなる可能性も。新築時はライフステージの長期視点で判断するのがおすすめです。
東京で一条工務店を検討する人へ|編集部メモ
一条工務店は、業界トップクラスのC値・UA値を標準仕様で実現する高気密・高断熱専門のハウスメーカー。「i-smart」「グランスマート」「アイ・キューブ」などのシリーズを持ち、トリプルガラス・ハイドロテクトタイル・全館床暖房が標準。「性能で選ぶなら一条」という業界での評価が定着しているメーカーです。
東京で建てる場合、競合となるのはヘーベルハウス・ウィザースホーム・三井ホーム・住友林業など。一条工務店は標準仕様の充実度で価格優位性が高い一方、デザイン提案の自由度は中程度。楽器演奏のような特殊用途と相性が良く、性能重視で家を建てたい方には有力選択肢。比較するときは、必ず同じ条件(延床・LDK・断熱等級・標準仕様)で見積もりを取ることがおすすめです。
よくある質問
Q. 専用防音室なしでどのくらい大きな音まで楽しめますか?
A. 一条工務店の標準仕様で、フルート・クラリネット・ピアノなど中音量の楽器なら昼間の常識的な範囲(〜21時程度)で問題なく演奏可能。トランペット・サックスなど大音量楽器の場合は、近隣との距離・時間帯次第で配慮が必要。深夜の演奏や、住宅密集地での超高音圧楽器(ドラム・パイプオルガン等)は、専用防音室の方が安心です。
Q. 一条工務店の標準仕様で吹き抜けを採用する追加費用は?
A. 吹き抜けは床面積を消費するので、同じ予算内で延床面積が減る形でコスト調整される傾向。追加費用は構造補強分で50〜100万円程度のケースが多いですが、メーカーごとの計算式が違うので見積もりで確認するのが確実です。光熱費の懸念に対しては、一条工務店の高気密・高断熱仕様で吸収できるため、断熱面ではほぼ問題なし。
Q. 30坪・3LDKは2人家族には広すぎますか?
A. 演奏家のように専用部屋を必要とする方には適切なサイズ。一般的な2人家族としては余裕がありますが、(a) 趣味や仕事のための独立部屋、(b) 来客対応、(c) 将来の家族構成変化、を考えると30坪・3LDKは”安全な選択”と言えます。狭くて不満は出にくいですが、固定資産税・光熱費は延床に応じて上がる点は予算計画に組み込むと安心です。
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編集後記
@satsuki_music_home さんの家は、家アカの中でも“特殊用途を躯体性能で解決した”稀有な事例。専用防音室を作るのではなく、家全体の気密・断熱性能で音楽を楽しめる環境を作る、という発想は、一条工務店という選択と完全に整合しています。家づくりは”ライフスタイルを家のスペックでサポートする”という考え方が肝で、@satsuki_music_home さんの家はその好例。楽器演奏者で家づくりを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
他のハウスメーカーとも比較したい方へ
一条工務店も気になるけど、性能重視や楽器演奏対応の家を建てるなら他社とも比較してから決めたい、という方は、複数社のカタログを一括で取り寄せられる無料サービスの活用がおすすめです。
- 2階建て
- 3LDK
- 30坪
- 43坪
- ナチュラルモダン
- タッチレス水栓 | 食洗機(ビルトイン) | タンクレストイレ
- ウォークインクローゼット | シューズクローク
- 太陽光発電 | 蓄電池 | ZEH(ゼッチ)対応
- 吹き抜けのある家 | 広いリビングの家 | 宅配ボックス | 書斎・ワークスペース | ウッドデッキ・テラス
- 東京都
- 一条工務店
- 2人家族
-
家づくりでこだわったのは、
吹抜けや窓からの光の入り方です。
楽器を吹くことが仕事なので、
特別な防音室をつくらなくても
家の中で気持ちよく音を楽しめるよう、気密性や断熱性にも注目してハウスメーカーを決めました。
お家の雰囲気はナチュラルモダンを目指しています。


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