北海道でナチュラル × ナチュラルモダンの2階建てZEH住宅を建てる、@shiranami_ie さんの家。41坪・3LDK・2人家族で、土地77坪というゆとりある敷地に、吹き抜け × 回遊動線 × 5点収納フル装備 × ホームシアターという現代の戸建ての主要要素を盛り込んだ設計。新築完成は来年3月予定で、現在は賃貸2LDKでプチプラインテリアの発信もしている、“これから家を建てる人の等身大プロセス”を共有する家アカです。
この記事では、家アカの写真だけでは伝わりにくい「なぜこの家がうまくいきそうなのか」を、いえスタ編集部の視点で読み解きます。北海道で家を建てる予定の方、ZEH住宅を検討している方の参考になればうれしいです。
この家の基本情報
| 家タイプ | 2階建て(ZEH住宅) |
|---|---|
| 間取り | 3LDK |
| 延床面積 | 41坪 |
| 土地面積 | 77坪 |
| テイスト | ナチュラル / ナチュラルモダン |
| 地域 | 北海道 |
| 家族構成 | 2人家族 |
| 主な設備 | アイランドキッチン / タッチレス水栓 / 食洗機(ビルトイン) / 造作洗面台 / タンクレストイレ |
| 収納の工夫 | WIC / シューズクローク / ファミリークローゼット / 階段下収納 / リビング収納 |
| 暮らしのこだわり | 吹き抜け / 回遊動線 / 家事ラク動線 / ワークスペース / ホームシアター |
施主のこだわりポイント(投稿より引用)
来年3月に新築一戸建てが完成予定です!
現在は賃貸2LDKに住んでいますが、賃貸に見えないようプチプラインテリアや家具を揃えています!
— @shiranami_ie さんのInstagramより
編集部メモ:この家を一言で言うと
「北海道のZEH住宅 × 賃貸時代から発信する”プロセス共有型”の家アカ」。@shiranami_ie さんの発信は、“完成した家を見せる”のではなく”これから建てる過程を共有する”スタイル。これから家を建てる人にとって、施主と同じ目線で進める情報源として極めて参考度が高いタイプの家アカです。北海道のZEH住宅というスペック面と、賃貸インテリアの発信、両軸で価値を持つ稀有な存在。
編集部が注目した3つのポイント(この家固有)
1. 「ZEH住宅」が北海道で持つ意味と補助金の活用
ZEH(ゼッチ:ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)は、(a) 高断熱・高気密で消費エネルギーを削減し、(b) 太陽光発電などで創エネ、(c) 結果として年間のエネルギー収支がゼロまたはプラスになる住宅のこと。国土交通省・経済産業省の認定基準があり、認定されると補助金(55万円〜100万円程度、年度で変動)が受けられます。
北海道のような寒冷地でZEHを実現するのは、本州より高いハードルがあります。理由は、(a) 暖房負荷が大きいので断熱性能の要求が高い、(b) 積雪で太陽光発電量が減る、(c) 基礎の凍結深度対応でコストが上がる、の3点。それでも北海道のZEH住宅は、年間光熱費を年間20〜40万円規模で削減できるので、長期的には十分な投資回収が見込めます。@shiranami_ie さんの選択は、北海道で長く住むなら合理的な判断です。
2. 「収納5点フル装備」で41坪の暮らしを整える設計
WIC × シューズクローク × ファミリークローゼット × 階段下収納 × リビング収納の5点フル装備は、家アカ業界でも稀有な装備。“見える場所に物が出ない暮らし”を物理的に実現するための装備です。41坪・3LDK・2人家族なら、各収納に1〜2坪を配分しても余裕があります。
5点の機能分担は、(a) WIC=衣類・バッグ、(b) SC=靴・コート・外回り、(c) ファミリークローゼット=家族共有のタオル・下着・パジャマ、(d) 階段下収納=掃除機・バッグ・季節物、(e) リビング収納=文具・書類・趣味用品、と完全に役割分担。“何をどこに入れるか”を新築前に決めておくことが、収納フル装備の家を機能させる鉄則。@shiranami_ie さんは現在賃貸時代から物の整理を意識した発信を続けているので、新築後の収納運用も上手にできる前提条件が揃っています。
3. 「吹き抜け × 回遊動線 × ホームシアター」を41坪に収める設計
41坪・3LDK・2人家族で、吹き抜け・回遊動線・ホームシアターを全部仕込むのは贅沢な設計。それぞれ床面積を消費するので、面積配分の優先順位がはっきりしている必要があります。
吹き抜けは2-4坪程度を消費しますが、北海道のZEH住宅で吹き抜けを採用するには、(a) 断熱等級6以上、(b) サッシは樹脂・トリプルガラス、(c) 全館空調または床暖房、(d) シーリングファンの設置がほぼ必須。冬場の上下温度差を抑えるためです。ホームシアターは、専用ルームを設けるなら6-8畳必要、リビングシアター方式(プロジェクター×大型スクリーン)なら追加面積はゼロに近い。@shiranami_ie さんの場合、吹き抜け×プロジェクターのリビングシアター方式という可能性が高い。プロジェクター投影を吹き抜けの壁面に映す設計は、家アカ業界で人気の手法です。
この家から学べる、北海道でZEH住宅を建てるときの3つの判断軸
判断軸1:北海道のZEH住宅は”断熱等級7″を目指す価値がある
ZEH認定基準はUA値0.5以下、断熱等級5以上が目安ですが、北海道のような寒冷地は、できればUA値0.34以下、断熱等級7を目指すと、長期の光熱費・快適性で大きな差が出ます。一条工務店、土屋ホーム、ロゴスホーム、ジョンソンホームズなど、北海道の高断熱住宅に対応するメーカーの中から比較するのがおすすめ。
判断軸2:太陽光発電は”積雪条件”を考慮した出力計算
北海道で太陽光を採用するなら、(a) パネル傾斜は30〜45度(雪が落ちやすい角度)、(b) 南向き設置で発電量を最大化、(c) 積雪期間(12〜3月)の発電ロスを織り込んだ容量設計が大事。本州と比べて年間発電量が15〜20%低下する見込みなので、容量を1.2倍程度多く搭載するのが現実的。
判断軸3:賃貸時代の”インテリア練習”が新築の準備に直結する
@shiranami_ie さんが現在発信している“プチプラインテリア”は、新築のインテリア準備として極めて有効な”練習期間”。賃貸で物の量・配置・配色を試行錯誤すると、新築時に判断が早く・的確になります。“何を残すか・何を捨てるか”を賃貸時代に整理しておくと、新築後の収納フル装備を上手に使い回せます。
北海道でZEH住宅を検討する人へ|編集部メモ
北海道でZEH住宅に対応するメーカーは、(a) 大手HM(一条工務店、住友林業、積水ハウス)、(b) 北海道地場ビルダー(土屋ホーム、ロゴスホーム、ジョンソンホームズ、北一物産など)、(c) 規格住宅(casa、TRETTIO等の地場提携工務店)。“性能数値(UA値・C値)と寒冷地施工の実績”で選ぶのが基本。
比較するときは、必ず同じ条件(延床41坪・3LDK・断熱等級・標準仕様・吹き抜けあり・ホームシアター対応)で見積もりを取り、(a) 補助金の対応有無、(b) 過去の施工事例(築5年以上)、(c) アフターサービスの体制の3点を確認するのがおすすめです。
よくある質問
Q. 北海道のZEH住宅の補助金はいくら受けられますか?
A. 国の制度でZEH補助金55万円〜(年度・条件で変動)、ZEH+で100万円〜の補助が一般的。北海道独自の補助金(地域型グリーン住宅、住宅エコリフォーム支援等)も併用可能なケースがあります。申請時期は新築計画の早い段階がポイントで、ハウスメーカーが代理申請してくれることが多いので、契約時に必ず確認するのがおすすめ。
Q. 41坪・3LDK・2人家族は将来子どもが増えても対応?
A. 余裕のあるサイズです。3LDKを主寝室+子ども部屋+書斎/ワークルーム、という構成にすれば、お子さん1〜2人の追加に対応可能。“将来の子ども部屋”として書斎の用途を想定しておくと、ライフステージ変化への対応力が上がります。
Q. 北海道で吹き抜けの暖房コストは?
A. 断熱等級6-7+全館空調または床暖房なら、吹き抜けありの月額暖房費は3〜6万円程度(冬季)。断熱性能が低い家だと7〜10万円超になることも。初期コストで断熱と冷暖房に投資すると、長期の光熱費で十分回収できるのが北海道の家づくりの定石。@shiranami_ie さんのZEH住宅も、初期投資で長期コストを抑える設計と推察します。
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編集後記
@shiranami_ie さんの家は、“これから建てる過程を共有する”プロセス共有型の家アカ。賃貸時代のインテリアとZEH新築の計画、両方を発信することで、これから家を建てる人に等身大の参考情報を提供しています。北海道でZEH住宅を検討している方、家づくり初心者で進め方の参考にしたい方は、ぜひフォローして経過を見守るのがおすすめです。
他のハウスメーカーとも比較したい方へ
北海道でZEH住宅を建てるなら、複数社のカタログを一括で取り寄せられる無料サービスの活用がおすすめです。希望条件(41坪前後・ZEH対応・予算)を入力するだけで、条件に合うハウスメーカーが提案されます。


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