38.5坪・4LDK|土間玄関が心地いいシンプル&ミニマルな家【栃木】

38.5坪・4LDK|土間玄関が心地いいシンプル&ミニマルな家【栃木】 実例写真

栃木県でノベルハウスが手がけた、2階建て4LDK・延床38.5坪のシンプル&ミニマル住宅。施主が一番のお気に入りに挙げているのは、開放感のある土間玄関。土間は、靴・ベビーカー・自転車・季節用品・趣味の道具までまとめて受け止められる、外と内の”緩衝地帯”です。家事ラク動線・回遊動線・WIC・ファミリークローゼット・ワークスペースを揃えつつ、土間という余白を1つ仕込んだ間取りが、本事例の編集力を物語ります。

目次

この家の基本情報

エリア栃木県
家のタイプ2階建て
間取り4LDK
延床面積38.5坪
家族構成3人家族
ハウスメーカーノベルハウス(栃木の地場工務店)
テイストシンプル/ミニマル
キッチン・水回り造作洗面台/タンクレストイレ/パントリー
収納WIC/ファミリークローゼット/階段下収納/土間玄関
こだわり開放感のある土間玄関/家事ラク動線/回遊動線/ワークスペース/子ども部屋

施主のこだわりポイント(投稿より引用)

開放感のある土間玄関がお気に入りです!

シンプルな一文ですが、”土間玄関”というキーワードは設計上の意味が大きい単語です。日本の在来住宅にあった土間を現代のシンプル&ミニマル住宅に再導入することで、収納・趣味・気候緩衝の3役を1ヶ所で担わせる設計が成立します。本事例は単なる広い玄関ではなく、土間というフォーマットそのものを採用している点に注目です。

編集部メモ:この家を一言で言うと

余白を1ヶ所だけ確保したミニマル住宅」。シンプル&ミニマルは、突き詰めると”何も置けない潔癖な家”になりがちです。本事例はそこに土間玄関という”汚していい場所”を1ヶ所だけ確保したことで、現実の生活と理想のテイストが矛盾せずに同居している。ミニマルを”美しい収納”ではなく”暮らしの設計図”として実装した家、と読み取れます。

編集部が注目した3つのポイント(この家固有)

  • 1. 土間玄関=3役を1ヶ所で担う”非フローリング空間”

    土間玄関の役割は大きく3つ。(1)収納(ベビーカー・自転車・キャンプギア・ゴルフバッグなど、室内に上げにくい大物)、(2)作業空間(DIY・植木の鉢替え・濡れた傘の乾燥)、(3)気候緩衝(夏の冷気の停滞、冬の雪・泥の落とし場所)。栃木のように四季の温度差が大きい地域では、特に(3)の効きが大きく、リビングへの外気の侵入を緩和できます。

  • 2. シンプル&ミニマルを”清潔さ”ではなく”余白”で作る

    ミニマル系の住宅で陥りがちな失敗は、生活道具を出した瞬間に空間が崩れる脆さです。本事例は土間玄関+WIC+ファミリークローゼット+パントリーで”見せない収納”を多重に組み込み、リビング・ダイニングの視界をクリーンに保つ設計。ミニマルの維持は意志ではなく間取りで支える、という設計思想と読めます。

  • 3. 38.5坪・4LDKで土間玄関+ワークスペース+回遊動線を入れた間取り力

    土間は床面積を取る贅沢な空間で、3〜5畳ほど食います。それでも本事例は4LDK+ワークスペース+WIC+FCCを成立させており、廊下を最小化して水回りを集約する典型的な高効率プランが組まれている、と推察します。”何かを大きく取るには、別のどこかを切り詰める”——間取り作りの基本が誠実に守られている家です。

この家から学べる、土間玄関を採用するときの3つの判断軸

同じく「土間玄関を採用したい」と考えている人向けに、本事例から抽出できる判断軸を3つ整理します。

  • 判断軸1:何を入れる土間か、を最初に決める

    “なんとなく広い玄関”と”用途が決まった土間”は、設計上は別物です。ベビーカー+自転車中心なら3畳、自転車2台+アウトドア用品なら4畳、DIY作業も含めるなら5畳以上が目安。用途を最初に絞ることで、土間サイズと配置(玄関と一体型/奥行き深め型/L字型)が決まります。

  • 判断軸2:仕上げ材の選定

    (1)コンクリート土間(モルタル仕上げ)はミニマル系と相性◎・コスト安・冬冷たい、(2)タイル土間は意匠性高・コスト中・滑りに注意、(3)モルタルに洗い出し砂利を入れる土間は和モダン系と相性良。本事例のシンプル&ミニマルなら、モルタル仕上げか目地の少ないタイルが定石。

  • 判断軸3:寒さ対策(特に栃木のような寒暖差地域)

    土間は床下断熱が効きにくく、冬は冷気が溜まりやすい弱点があります。対策は、(1)土間にも床暖房を入れる(コンクリートの蓄熱性で効きが良い)、(2)玄関ホールとリビングの間に建具を入れて熱緩衝層を作る、(3)土間の天井を低めにして空気の体積を減らす、のいずれか。”開放感”と”冬の冷気”はトレードオフなので、対策とセットで採用する判断が必要です。

栃木県でノベルハウス/土間玄関の家を検討する人へ|編集部メモ

栃木県は夏は猛暑日が出る一方、冬は氷点下になる寒暖差の大きい気候です。そして雷の発生頻度が全国上位の地域でもあるため、停電リスクや屋外設備への雷害対策は意識しておきたいポイント。土間玄関は気候緩衝層として機能しやすい間取りで、栃木の気候とは相性が良いと言えます。ノベルハウスは栃木県内(足利・佐野・宇都宮エリア)に展開する地場ビルダーで、自由設計の柔軟性が大手HMより高いのが特徴。土間や造作のような”設計工数のかかる”要素は、地場工務店のほうが追加コストを抑えやすい傾向があります。並行して、栃木県内で展開する他の地場ビルダー(ホクシン建設、ナルセホームなど)と比較すると、坪単価と設計自由度の相場感が掴めます。

よくある質問

Q. 土間玄関は何畳が現実的なサイズですか?
A. 用途次第ですが、3畳=靴と日常の小物中心、4〜5畳=ベビーカー+自転車+アウトドア用品、6畳以上=DIY作業や趣味の専用空間を含む、という棲み分けです。本事例の「開放感」を作るには4〜5畳前後が目安、と推察します。
Q. 土間は冬寒いと聞きますが、本当に住みやすいですか?
A. 無対策なら寒いです。対策として、(1)土間部分の床暖房、(2)玄関ホールとリビングを建具で仕切る熱緩衝、(3)土間に断熱を入れる構造設計、の3点で実用上は十分快適にできます。栃木のように冬が寒い地域では、これらのセットで採用するのが安全です。
Q. シンプル&ミニマルの家を地場工務店で作る注意点は?
A. (1)過去の竣工事例にミニマル系の実績があるか、(2)建具の納まり(目地・幅木・廻り縁の処理)が美しい工務店か、(3)塗装・モルタル仕上げの精度が出せるか、を打ち合わせ初期に確認するのが安全。ミニマル系は仕上げの粗が目立つテイストなので、施工精度が品質を左右します。
Q. 38.5坪で4LDK+土間玄関+WIC+ワークスペースは無理がありませんか?
A. 廊下を最小化し、水回りを集約すれば成立します。本事例のように2階の各居室を6畳前後にコンパクト化+ファミリークローゼットで個室収納を圧縮するパターンなら、1階で土間とワークスペースに余裕を持たせられる、と推定できます。間取りプランの段階で延べ床配分(1階22坪/2階16.5坪など)を確認するのがセオリーです。

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編集後記

土間玄関・シンプル住宅を検討している人へ

大手HMだけでなく、土間や造作に強い地場工務店の見積もりを並べると、自由度とコストのバランスが見えます。複数社の間取りプランを無料でもらえるサービスは比較の入口として有効です。

資料請求の選び方ガイドを読む
  • 2階建て
  • 4LDK
  • 38.5坪
  • シンプル / ミニマル
  • 造作洗面台 | タンクレストイレ | パントリー(食品庫)
  • ウォークインクローゼット | ファミリークローゼット | 階段下収納
  • 家事ラク動線 | ワークスペース付き | 回遊動線の家 | 子ども部屋がある家
  • 栃木県
  • ノベルハウス
  • 3人家族
  • 開放感のある土間玄関がお気に入りです!

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