
この家を建てた会社
NOZOMI HOME
この家のこと、建てたご本人に直接聞けます。
@nozomihome_gifu さんに聞いてみるInstagramのDMが開きます他社とも比べたい方は
エリアの会社をまとめて一括請求(無料)平屋・3LDK・延床38.71坪。土地90坪に建つ、5人家族の和モダン住宅です。この家のいちばんの特徴は、柱の出ないSE構法でつくられた33畳のLDK。そこに「家族が自然に集まる」ための仕掛けが置かれています。
平屋で38坪台というのは、決して広さに余裕がありすぎる規模ではありません。同じ面積を2階建てで取れば、1階と2階に分けて部屋数を確保できます。それでも平屋を選び、しかもLDKに33畳を割り当てたところに、この家の考え方が出ています。
投稿によると、この家は柱が出ないSE構法で建てられています。SE構法は木造でありながら柱と梁を金物で剛接合し、耐震性を確保したまま大きな開口や広い無柱空間を取りやすくする工法です。「33畳」という数字そのものより、その広さを間仕切りや柱で分断せずに使えていることのほうが、この家の間取りを読むうえでは重要です。
そしてもう一つ。広いリビングは、放っておくと「ただ広いだけの部屋」になりがちです。この家では、リビングの中に三段上がった掘りごたつのホビースペースが用意されています。段差で居場所をつくり、座ったときの目線の高さをキッチンに立つ親の目線に合わせる。投稿者本人の言葉では、子どもの情操教育の観点を取り入れて計算した設計とのことです。以下、送信いただいた情報をもとに、間取りと仕様を順番に見ていきます。
施主のこだわりポイント
リビング33畳の空間に柱が出ないSE構法で建てた平屋のお家です。
家族が自然にリビングに集まるような空間作りにこだわりました。
リビングにあるホビースペースは三段上がったところで掘りごたつになっており、座った際の目線の高さとキッチンで支度をする両親の目線の高さが合うように設計されているため、子供の情操教育の観点を取り入れ計算し尽くされたデザインとなっております。
またNOZOMI HOMEは標準仕様でキッチン、洗面台、テレビボードが造作であり一味違うお家づくりが楽しめます。我が家はキッチンに隠し扉を作りました!
— @nozomihome_gifu さんの投稿より、編集部が引用
編集部メモ:この家を一言で言うと
「広いリビング」を、家族が集まる場所に変換した平屋。延床38.71坪の平屋で、LDKに33畳。数字だけ見れば思い切った配分です。ただしこの家の面白さは配分そのものではなく、その33畳の中に段差と掘りごたつという「座る場所」を仕込んで、キッチンとの目線を合わせているところにあります。広さは構造(SE構法)で確保し、居心地は段差で作る——面積と設計を分けて考えた家、という見方ができます。
加えて、キッチン・洗面台・テレビボードが標準仕様で造作という点は、この家の仕様を読むうえで押さえておきたい前提です。造作は本来オプションで積み上がっていく項目なので、それが標準に入っているかどうかで、同じ予算でも到達できる仕上がりが変わります。
編集部が注目した3つのポイント
1. 33畳のLDKを「柱なし」で成立させているSE構法
投稿によると、この家は柱が出ないSE構法で建てられ、LDKはひと続きで33畳です(図面上、リビング単体は10畳)。一般に木造在来工法で大空間を取ろうとすると、途中に柱を落とすか、梁を大きくするか、壁量を別の場所で確保するかの調整が必要になります。SE構法は柱と梁を専用金物で剛接合するラーメン構造で、構造計算を前提に無柱の大空間や大きな開口を取りやすい工法です。
読者として参考になるのは、「広いリビングが欲しい」と「平屋にしたい」を同時に叶えるとき、工法の選択が効いてくるという点です。平屋は2階の荷重がないぶん構造的に有利な面がありますが、それでも33畳を分断せずに使うとなると、屋根を支える計画は別に必要になります。同じような希望がある場合は、間取りの相談と並行して、その会社がどの構法で大空間を取るのかを早い段階で聞いておくと話が早く進みます。
2. 三段上がった掘りごたつのホビースペース=目線の高さを合わせる仕掛け
この家で最も具体的な工夫が、リビング内のホビースペースです。投稿者本人の言葉では、三段上がったところが掘りごたつになっており、そこに座ったときの目線の高さと、キッチンで支度をする親の目線の高さが合うように設計されている、とのこと。子どもの情操教育の観点を取り入れて計算した、と書かれています。
段差を使って居場所をつくる手法自体は珍しくありませんが、この家は「段差で高さを稼ぐ」ことと「掘りごたつで座面を下げる」ことを組み合わせて、立っている人と座っている人の目線を揃えている点が具体的です。一般に、キッチンに立つ人とリビングに座る人のあいだには視線の高低差が生まれ、会話の距離感に影響します。広いLDKほどこの差は効いてくるので、33畳という広さと段差の設計はセットで見ておきたいところです。
3. 標準仕様の造作キッチン・造作洗面台・造作テレビボードと、キッチンの隠し扉
投稿によると、NOZOMI HOMEはキッチン・洗面台・テレビボードが標準仕様で造作です。そのうえでこの家は、キッチンに隠し扉を設けています。設備欄ではセパレートキッチン(独立型)、食洗機(ビルトイン)、造作洗面台、タンクレストイレが選択されています。
造作が標準に含まれているかどうかは、見積り比較のときに数字だけを見ていると気づきにくいポイントです。一般に造作洗面台やテレビボードを後から追加すると、意匠と収納量に応じて費用が積み上がります。同価格帯で比較する場合は、どこまでが標準で、どこからがオプションなのかを社ごとに揃えてから並べると、実際の差が見えやすくなります。
和モダン × 和風のテイストを、平屋でどう成立させるか
この家のテイスト選択
送信データでは、テイストとして和モダンと和風の両方が選ばれています。掘りごたつを備えたホビースペースという要素も、和の設えを現代の生活に落とし込む方向性と相性がよい部分です。平屋という形式そのものも、日本の住宅では和の印象と結びつきやすい選択になります。
一般に、和モダンで効きやすい要素
一般に和モダンの住宅では、木の見え方(天井や梁、造作家具の素材感)、水平方向のラインの通し方、照明の当て方あたりが印象を左右します。造作のキッチン・洗面台・テレビボードが標準で入る会社であれば、既製品を組み合わせる場合より素材と寸法を揃えやすく、テイストの統一という点では有利に働きます。
和風寄りにするか、モダン寄りにするか
和モダンと和風は地続きですが、比率の取り方で仕上がりの印象は変わります。畳の量、建具の種類、木部の色味、金物の見せ方などが判断材料になります。同じ「和モダン」という言葉でも会社ごとに得意な振れ幅が違うので、実例写真を並べて、自分たちがどのあたりを指しているのかを言語化してから相談すると齟齬が減ります。
掘りごたつを検討する場合の一般的な注意点
一般論として、掘りごたつは床下に空間を確保する必要があるため、基礎や床の納まりに関わります。後付けが難しい部類の要素なので、間取りの初期段階で希望として伝えておくのが無難です。位置によっては構造や配管との調整も出てきます。この家では三段上がった床の中に設けられており、段差そのものが掘りごたつの深さを確保する役割も兼ねる構成になっています。
延床38.71坪・土地90坪という規模の考え方
この家は延床38.71坪、土地90坪です。平屋は同じ延床でも2階建てより広い敷地を必要とするため、この2つの数字はセットで見ておく必要があります。
平屋と土地面積の関係
一般に、平屋は延床面積とほぼ同じだけの建築面積が必要になります。2階建てなら延床40坪でも建築面積は20坪程度で収まりますが、平屋では40坪近い建築面積が要ります。そこに建ぺい率、駐車スペース、庭、隣地との距離が加わるため、土地には余裕が求められます。この家の90坪という土地は、延床38.71坪の平屋を建てるうえで無理のない規模といえます。
38坪台の平屋で3LDKという配分
延床38.71坪は約128平方メートルです。ここに3LDKと、33畳のLDKが入っています。33畳はおよそ54平方メートル前後にあたるので、延床のかなりの部分をLDKが占める配分です。裏を返すと、居室や水回り、収納は無駄なくまとめる必要が出てきます。設備欄にリビング収納が挙がっているのは、この配分と整合する選択です。
平屋で広いリビングを取るときの一般的な検討ポイント
一般論として、平屋でLDKを大きく取ると、居室が家の端に寄り、廊下が長くなりやすくなります。逆に廊下を削ってLDKから各室に直接つなぐと、動線は短くなる代わりにプライバシーの取り方に工夫が必要です。どちらを優先するかは家族の生活時間帯によって変わるので、間取りを見るときは「面積」だけでなく「どこを通って各室に行くか」を一緒に確認しておくと判断しやすくなります。
坪数を比較するときの注意
坪数は会社によって算入範囲が異なる場合があります。ロフト、小屋裏収納、ポーチ、玄関土間、インナーガレージなどの扱いは統一されていません。複数社を比較する場合は、同じ条件で計算された数字かどうかを確認したうえで並べるのが安全です。
5人家族と3LDKという組み合わせ
この家は5人家族で3LDKです。人数に対して居室数が多いわけではないため、共有スペースの使い方が生活の中心になります。
共有スペースが主戦場になる間取り
5人で3LDKの場合、個室の数だけで全員の居場所を分けることはできません。この家では33畳のLDKと、その中のホビースペースがその役割を担う構成になっています。投稿者本人も「家族が自然にリビングに集まるような空間作りにこだわった」と書いており、居場所を個室ではなく共有スペースの中に複数つくる考え方が取られています。
子ども部屋と将来の可変性
設備欄には子ども部屋がある家が選択されています。一般論として、子どもが複数いる家庭では、将来的に部屋を分割できるようにしておく、あるいは共有の学習スペースを別に確保しておく、といった方法が取られます。どの方法が向くかは子どもの年齢差や生活スタイルによって変わるため、間取りの初期段階で相談しておくとよい項目です。
ワークスペース・書斎の位置づけ
この家にはワークスペース付き、書斎・ワークスペースが挙がっています。5人家族で共有スペースを大きく取る構成では、集中できる場所を別に用意しておくと生活が回りやすくなります。リビングから見える位置に置くか、独立させるかで使い方が変わるので、用途(在宅勤務なのか、家事の書き物なのか)を先に決めておくと配置が決めやすくなります。
家事動線と独立型キッチン
設備欄では家事ラク動線とセパレートキッチン(独立型)が選ばれています。独立型キッチンは、広いリビングに対して調理空間を区切る選択です。一般に、においや音、作業中の見え方をコントロールしやすい一方、リビングとの距離の取り方には配慮が要ります。この家ではキッチンに立つ人とホビースペースに座る人の目線が合うよう設計されているため、区切りながらもつながりを残す構成になっています。
NOZOMI HOMEという選択と、工務店を比較するときの見方
この家の建築会社はNOZOMI HOMEです。投稿者本人の言葉によれば、キッチン・洗面台・テレビボードが標準仕様で造作という点が特徴として挙げられています。あわせて、この家は柱の出ないSE構法で建てられています。
標準仕様に造作が含まれるという意味
造作家具は、既製品を選ぶ場合と比べて、寸法・素材・色を空間に合わせて決められるのが利点です。一方で通常はオプション扱いになり、点数が増えるほど費用が積み上がります。標準仕様に含まれている会社では、その分の設計と製作が最初から見積りに入っているため、同じ総額でも仕上がりの密度が変わってきます。比較検討する際は、標準仕様書のどこに造作が書かれているかを確認しておくと判断しやすくなります。
SE構法を採用しているかどうか
SE構法は木造の耐震構法で、柱と梁を専用金物で接合し構造計算を行うことで、無柱の大空間や大きな開口を取りやすくする工法です。採用には登録が必要なため、どの会社でも使えるわけではありません。広いLDKや大開口を希望する場合、その会社がどの構法で実現するのかは、間取りの自由度を左右する前提条件になります。
公開情報で確認できること
NOZOMI HOMEは岐阜県に本社を置く住宅会社で、SE構法の登録ビルダーとして公開されています。施工エリアやショールームの所在地、標準仕様の詳細は公式サイトおよび資料で確認できます。地域密着型の会社は施工エリアが限られる場合があるため、検討時はまず対応エリアを確認するのが確実です。
比較の軸を揃える
大手ハウスメーカーと地域の工務店では、価格の内訳も標準仕様の考え方も異なります。同じ「坪単価」でも含まれる範囲が違うため、金額だけを横並びにしても実態は見えません。次のような項目を先に揃えてから比較すると、差が具体的になります。
- 本体価格に何が含まれるか(付帯工事・屋外給排水・地盤改良・諸費用の扱い)
- 標準仕様の範囲(造作家具・キッチン・洗面台・建具・断熱材のグレード)
- 構法と、それによって取れる空間の自由度(無柱空間・大開口の可否)
- 断熱・気密の性能値と、ZEH対応の可否
- 施工エリアとアフターメンテナンスの体制
- 設計にかけられる打ち合わせ回数と、変更に応じてもらえる範囲
この家の場合は、広いリビングを柱なしで成立させる構法と、造作が標準に入る仕様が組み合わさっています。同じ方向性を検討している場合は、この2点を軸に各社の資料を並べてみると、比較がしやすくなります。
中部エリアで平屋を建てるときに見ておきたいこと
この家は中部エリアに建てられた平屋です。平屋は建築面積が延床とほぼ同じになるため、まず土地の広さが前提条件になります。この家の土地は90坪で、延床38.71坪の平屋を建てるうえで余裕のある規模です。都市部では同じ延床を平屋で取ろうとすると土地の条件が厳しくなることがあり、エリアの選び方が間取りの自由度に直結します。
また、内陸部を含む中部エリアは、地域によって夏と冬の気温差が大きくなります。一般に平屋は外皮面積(外気に接する面積)が2階建てより大きくなりやすいため、断熱と気密の性能は快適性への影響が出やすい部分です。この家ではZEH(ゼッチ)対応が選択されています。検討する地域の気候区分と、その地域での標準的な断熱等級がどのくらいかを、会社に確認しておくと判断しやすくなります。
よくある質問
LDK33畳というのは、どのくらいの広さですか?
1畳をおよそ1.62平方メートルとして計算すると、33畳は約53〜54平方メートルです。延床38.71坪(約128平方メートル)に対して、およそ4割前後にあたります。この33畳はLDK全体をひと続きで数えた数字で、図面上のリビング単体は10畳です。平屋の延床に対して、共有スペースの比率が高い配分といえます。
柱が出ないSE構法とは何ですか?
木造の柱と梁を専用金物で剛接合し、構造計算にもとづいて設計する耐震構法です。一般的な木造在来工法と比べて、途中に柱を落とさずに大きな空間を取ったり、壁を減らして大開口を設けたりしやすいのが特徴です。採用には登録が必要で、どの会社でも扱えるわけではありません。
掘りごたつのホビースペースは、どんな仕組みですか?
投稿によると、リビング内で三段上がったところが掘りごたつになっています。座ったときの目線の高さが、キッチンで支度をする親の目線の高さと合うように設計されている、とのことです。段差で床を上げつつ、掘りごたつで座面を下げることで、立っている人と座っている人の目線を近づける構成です。
キッチンの隠し扉とは何ですか?
投稿では「我が家はキッチンに隠し扉を作りました」と書かれています。具体的な仕様や扉の先が何であるかまでは投稿に記載がないため、詳しくは投稿者のInstagramをご確認ください。
平屋で38坪台だと、土地はどのくらい必要ですか?
一般に平屋は延床とほぼ同じ建築面積が必要です。そこに駐車場、庭、隣地からの離隔が加わります。建ぺい率が60%の地域で建築面積38坪を確保する場合、単純計算では約64坪以上の土地が必要になり、駐車スペースなどを含めるとさらに余裕が要ります。この家の土地は90坪です。
この家と同じような条件の実例をもっと見たいのですが?
いえスタでは、家タイプ・間取り・坪数・テイスト・建築会社などの条件から実例を探せます。下のリンクから、平屋・3LDK・和モダンなど条件ごとの一覧をご覧いただけます。
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編集後記
この家の情報で印象に残ったのは、「三段上がった掘りごたつ」という一点でした。広いリビングをつくること自体は、面積を割り当てれば実現できます。ただ、その広さの中でどこに座るのか、座ったときに誰とどう視線が合うのか、まで決めている家はそれほど多くありません。
投稿には、子どもの情操教育の観点を取り入れて計算した、と書かれていました。設計の意図をここまで言語化して人に伝えられるのは、打ち合わせの中でその話が実際に交わされたからだと思います。数字(33畳、38.71坪、90坪)よりも、その数字の使い方のほうに手がかりがある事例でした。
@nozomihome_gifu さん、掲載にご協力いただきありがとうございました。
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この家を建てた会社
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リビング33畳の空間に柱が出ないSE構法で建てた平屋のお家です𖠿ˊ˗
家族が自然にリビングに集まるような空間作りにこだわりました。
リビングにあるホビースペースは三段上がったところで掘りごたつになっており、座った際の目線の高さとキッチンで支度をする両親の目線の高さが合うように設計されているため、子供の情操教育の観点を取り入れ計算し尽くされたデザインとなっております。
またNOZOMI HOMEは標準仕様でキッチン、洗面台、テレビボードが造作であり一味違うお家づくりが楽しめます。我が家はキッチンに隠し扉を作りました!
我が家は岐阜県にて2026年9月末まで実際に見学していただくことが可能となっておりますので気になる方はお気軽にお問い合わせください𖠿ˊ˗ -
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