【2階建て・4LDK・35坪】1F完結×夫婦のワークスペースで機能性に全振りした家|一条工務店の家アカ事例

一条工務店の2階建て・4LDK・35坪 シンプル/ミニマル住宅の事例(@ena_home_gss)|いえスタ家アカ
@ena_home_gss
一条工務店 ・ 4人家族 ・ 関東エリア
完成最終更新 9月2日
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家の基本情報
家タイプ2階建て
間取り4LDK
延床35坪
テイストシンプル / ミニマル
建築会社一条工務店
エリア関東エリア
家族4人家族
編集部の解説記事 →
フィード準備中
間取り
上棟
完成
外観
造作
暮らし

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編集部の解説記事

一条工務店2階建てをもっと見たい方は一条工務店の間取り実例まとめで、坪数・間取り別にまとめて比較できます。

一条工務店で建てた、@ena_home_gss さんの関東エリアの家。35坪・4LDK4人家族で、コンセプトは「デザインより機能性に全振り」。1F完結型の生活動線、夫婦それぞれのワークスペース、太陽光+蓄電池+ZEHで電気代を抑える設計、そしてナイトストーンのキッチン——どれも「暮らしてからの満足度」に直結する選択ばかりで、家づくりの優先順位がはっきりしている家だと感じました。

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この記事では、家アカの写真からは伝わりにくい「なぜこの家がうまくいっているのか」を、いえスタ編集部の視点で読み解いていきます。一条工務店で2階建てを検討している方、機能性重視の家づくりに興味がある方の判断材料になればうれしいです。

目次

施主のこだわりポイント

デザインより機能性重視
1F完結型、LDKの居心地に全振り
最小限の廊下、夫婦それぞれのワークスペース
電気代のミニマム化
ナイトストーンのキッチン

— @ena_home_gss さんのInstagramより

編集部メモ:この家を一言で言うと

一条工務店の性能仕様を、家事と仕事と省エネで使い倒した実用2階建て」。デザインより機能性、という割り切りが潔くて、共働き+子育て世帯にとってのリアルな最適解がぎゅっと詰まっています。35坪というそこそこの広さに、平屋的な暮らし方と省エネ運用とワーキング環境を全部押し込めたのは、優先順位を決め切った設計の勝利だと感じます。

編集部が注目した3つのポイント

1. 「1F完結型」を、35坪2階建てで成立させている

1F完結型は、平屋に近い暮らし方を2階建てで実現する設計手法。LDK・浴室・洗面・主寝室を1Fに集めて、2Fは子ども部屋とフリースペースに割り切る、という配分が定石です。@ena_home_gss さんのお宅は土地40坪・延床35坪なので、1階に18〜20坪・2階に15坪前後の配分かと推察します。

1F完結を成立させる鍵は、1Fに必要なものをすべて入れられる広さがあるか。LDK16〜20帖+主寝室6〜8帖+水回りで、最低15坪は欲しいライン。関東エリアの住宅地で土地40坪なら、平屋を建てるには手狭で2階建てが妥当解。その制約の中で「平屋っぽい暮らし方」を取りに行ったのが、この家の核になる判断だと編集部としては見ています。

2. 夫婦「それぞれ」のワークスペースという選択

夫婦のワークスペースは、2020年以降の在宅勤務の普及で一気に増えた要望です。ただ、リビングの片隅に1つだけ作って結局共有できなかった、というケースも多い。@ena_home_gss さんのお宅では「夫婦それぞれ」と明記されていて、つまり個別の集中環境が確保されています。

これは生産性の観点で大きい違いを生みます。Web会議の音声がぶつからない、片方が集中している横で別の人が雑談に来ない、という地味だけれど効くメリット。35坪に2つのワークスペースを確保するには、共有スペース(LDK)を絞るか、寝室の一角を兼用にするか、廊下脇のニッチを活用するか、いずれかの判断が必要になります。一条工務店は造作の自由度はやや低めですが、コーナーカウンターや壁付けデスクのオプションが充実しているので、現実的に組み込みやすい設計です。

3. ZEH+太陽光+蓄電池の組み合わせが、関東エリアの気候によく合う

ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)は、年間の一次エネルギー消費量を実質ゼロにする設計基準。太陽光発電と蓄電池をセットで導入すると、昼間の余剰電力を蓄電池に貯めて夜に使う、という運用ができ、電気代を大きく下げられます。

関東エリアは日射条件が良好で、年間日射量はおおむね1,300〜1,400kWh/㎡程度。5kWの太陽光なら年間6,000〜7,000kWhの発電が見込めます。一般的な家庭の年間消費電力量はだいたい4,000〜5,000kWhなので、計算上は売電のほうが多くなる家も出てくるレベルです。

一条工務店は太陽光と蓄電池の標準化を早くから進めてきたメーカーで、自社の屋根に大容量太陽光を載せられるのが強み。i-smartやGRANSMARTといった性能重視シリーズを選ぶと、ZEH仕様は標準範囲で組みやすいです。電気代のミニマム化、というコンセプトとハウスメーカー選びが噛み合っているのは、この家がうまくいっている理由のひとつだと思います。

この家から学べる、機能性重視で2階建てを建てるときの3つの判断軸

判断軸1:1F完結型を取るなら、1Fに何坪割くかをまず決める

成功の鍵は「1Fに必要なものをすべて入れられる広さがあるか」。LDK16〜20帖+主寝室+水回りで最低15坪を確保し、残りの坪数を2Fと収納・廊下に配分する逆算がスタートです。土地が小さいなら平屋ではなく2階建てで1F完結、という割り切りも合理的な選択。

判断軸2:ワークスペースは「数」と「場所」をセットで決める

1人なら個室寄りでもリビング兼用でもOK、2人なら原則は個別。リビングの一角に作る場合は、目線が抜けないように壁・パーティションを必ず仕込むこと。Web会議の音問題は、後付けで吸音材を入れるよりも、設計段階で配置を分けたほうが圧倒的に楽です。

判断軸3:ZEH/太陽光/蓄電池は「初期費用と回収年数」で判断する

3つのうちどれを採用するかは、地域の日射条件・電気の使い方・予算で変わります。太陽光5kW+蓄電池7kWhなら設置費用はおおむね220〜280万円。回収年数は地域や売電単価で10〜15年が目安。「電気代下げたいから全部入れる」ではなく、回収年数まで含めて判断したほうが冷静になれます。

関東エリアで一条工務店を検討する人へ|編集部メモ

一条工務店は全国展開で、関東エリアにも複数の展示場があります。メインシリーズは i-smart(外壁ハイドロテクトタイル)GRANSMARTi-cubeGRANSE など。住宅性能(断熱・気密・耐震)と標準仕様の充実度では国内トップクラスのハウスメーカーです。

関東エリアで競合になりやすいのは、住友林業・積水ハウス・ヤマダホームズタマホームなど。一条工務店は「性能と仕様標準化」、住友林業・積水ハウスは「デザインの自由度と提案力」に、それぞれ強みがあります。「家のテーマ(性能優先か、デザイン優先か)」で相性が変わるイメージです。

比較するときは、必ず同じ条件(延床・LDK・断熱等級・太陽光容量)で見積もりを取り、坪単価だけで判断しないこと。標準仕様に何が含まれるかでトータル金額が数百万円単位で変わります。

よくある質問

Q. 35坪・4LDKの2階建ては、4人家族だと手狭ですか?

A. 「手狭」とは限りません。ワークスペース2つ+子ども部屋+主寝室+ゆとりあるLDK、という構成だと35坪は妥当なサイズです。在宅勤務メインの共働き世帯なら、むしろ余裕を持って取りたいレベル。子どもの成長や趣味スペース、収納の総量を見越して逆算するのがおすすめです。

Q. 一条工務店の太陽光・蓄電池は、追加費用でいくらくらい?

A. 商品とシリーズによって異なりますが、太陽光は容量と屋根面積で数十万〜数百万円、蓄電池はおおむね100〜200万円のレンジ。一条工務店の場合、太陽光容量を屋根いっぱいまで載せる「大容量プラン」が選べることが多く、回収年数を縮めやすい構造です。具体的な金額は公式の資料請求や展示場見学で確認するのが確実です。

Q. ナイトストーンのキッチンって何ですか?

A. 一条工務店の人工大理石カウンターのひとつで、深いブラック系の質感が特徴の上位グレード仕様です。シンプル・モダン系のインテリアと相性がよく、@ena_home_gss さんのような機能美を重視するテイストの家で人気のキッチンです。

Q. 1F完結型は、子どもが大きくなった後も使い勝手は良い?

A. ライフステージで変わります。乳幼児期は親子ともに1Fで過ごす時間が長いので相性は最高。子どもが大きくなって自室で過ごす時間が増えると、2Fと1Fの行き来は当然増えますが、親世代の生活動線は1Fで完結したまま、というメリットは続きます。シニア期に入ってからも階段の上り下りを最小化できる、という長期的な強みもあります。

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編集後記

「機能性に全振り」というコンセプトは、一見シンプルに見えて、設計の優先順位を全部決め切るという意味では実は難易度が高い選択です。@ena_home_gss さんの家は、1F完結 × 夫婦ワークスペース × 省エネ運用という3つの判断を、35坪というそこそこのサイズに無理なく落とし込んでいる。家アカは写真の雰囲気で語られがちですが、こうやって裏側の判断軸を分解すると、自分が建てるときに何を優先するかがクリアになっていきます。

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