【2階建て・4LDK・45坪】土地120坪の庭でBBQ・プールを楽しむブラックグレーのホテルライク住宅(3人家族・生活感を抑えるモノトーン)|家アカ事例

中部エリアで建てる、ブラックグレーのホテルライクな2階建て4LDK3人家族・延床45坪・土地120坪の家。「子供がいても生活感をなるべく出さない」という明確なコンセプトのもと、モノトーンで統一した内装、パントリー・リビング収納・階段下収納・ウォークインクローゼットといった豊富な隠す収納、アイランドキッチンや造作洗面台の見せ場、吹き抜けと広いリビングの開放感までを45坪に凝縮。さらに土地120坪という広い敷地を活かし、庭でBBQやプールを楽しめる「内と外をつなぐ暮らし」まで設計に組み込んだ事例です。「生活感を消す」と「広い庭で遊ぶ」という一見相反するテーマを両立させた設計が、この家のいちばんの読みどころです。

この記事では、家アカの写真だけでは伝わりにくい「なぜこの家がうまくいっているのか」を、いえスタ編集部の視点で読み解きます。中部エリアでホテルライクなモノトーン住宅を検討している方、子育て中でも生活感を抑えたい方、広い庭を活かす間取りに悩んでいる方の判断材料になればうれしいです。

目次

この家の基本情報

家タイプ 2階建て
間取り 4LDK
延床面積 45坪
土地面積 120坪
テイスト モノトーン(ブラックグレー/ホテルライク)
地域 中部エリア
家族構成 3人家族
建築会社 非公開
主な設備 アイランドキッチン / タッチレス水栓 / 食洗機(ビルトイン) / 造作洗面台 / 浴室乾燥機 / タンクレストイレ / パントリー
収納の工夫 ウォークインクローゼット / シューズクローク / リビング収納 / 階段下収納
性能・暮らし 太陽光発電 / 家事ラク動線 / 吹き抜けのある家 / 広いリビングの家

施主のこだわりポイント(投稿より引用)

ブラックグレーのホテルライクな家を意識してます。子供がいても生活感をなるべく出さずにいる事を心掛けていて、田舎住みの特権で広めのお庭でBBQやプールなどを楽しめるような作りになってます。
— @kona_myhome さんの投稿より、編集部が引用

編集部メモ:この家を一言で言うと

「延床45坪・土地120坪というゆとりを活かし、『子供がいても生活感を出さないホテルライク』という強いコンセプトを、ブラックグレーのモノトーン×豊富な隠す収納で徹底的に作り込んだ2階建て4LDK」。この家のいちばんの個性は、相反する2つのテーマ——『生活感を消したミニマルな室内』と『広い庭で子どもと遊ぶアクティブな暮らし』——を、設計で両立させている点です。色数を絞ったモノトーンで生活感を抑え、パントリー・リビング収納・階段下収納・ウォークインクローゼットで「モノを隠す場所」を要所に配置。一方で、吹き抜けと広いリビングで開放感を確保し、土地120坪の庭へとつながる動線でBBQやプールという外遊びを取り込む。「隠す」と「見せる・開く」のメリハリを設計でコントロールしているのが、この家の完成度を支えています。

編集部が注目した3つのポイント(この家固有)

1. ブラックグレー × ホテルライク × 隠す収納 — 「子供がいても生活感を出さない」を実現する設計

「子供がいても生活感をなるべく出さない」という施主のこだわりは、言葉にするのは簡単でも、実現するのは難易度の高いテーマです。子育て世帯はおもちゃ・学用品・生活用品が増え続けるため、放っておくと生活感は必ず出ます。この家はそれを「色」と「収納」の2軸で解決しています。まず内装をブラックグレーのモノトーンで統一することで、視覚的なノイズを減らし、ホテルライクな緊張感のある空間を作る。色数を絞るほど、出しっぱなしのモノが目立つため、結果的に「片付けたくなる」空間になります。

そのうえで、パントリー・リビング収納・階段下収納・ウォークインクローゼット・シューズクロークという豊富な「隠す収納」を要所に配置。生活感の発生源であるキッチン背面・リビング・玄関に収納を集中させ、「使う場所のすぐ近くに、隠せる場所がある」状態を作っています。ホテルライクなモノトーン内装は、生活感が出ると一気に崩れるテイスト。だからこそ、見せるデザイン(モノトーン)と隠す機能(大容量収納)をセットで設計することが必須で、この家はその両輪がきちんと噛み合っています。

2. 土地120坪の庭をBBQ・プールに活かす — 「内と外をつなぐ」開放設計

「田舎住みの特権で広めのお庭でBBQやプールを楽しめる」という言葉どおり、土地120坪という広い敷地をアウトドアリビングとして使い切る発想は、都市部では難しいこの家ならではの強みです。延床45坪に対して土地120坪は建ぺい率に大きな余裕があり、駐車や建物を引いてもなお、BBQ・プール・子どもの遊び場として使える広い庭を確保できます。広い土地を「持て余す余白」ではなく「暮らしの舞台」に変えている点が見どころです。

こうした外遊びを楽しむには、室内と庭の連続性が鍵になります。この家は広いリビングと吹き抜けで開放感を作っており、大きな開口部からそのまま庭へ出られる動線を取れば、「リビング→ウッドデッキ→庭のBBQ・プール」という流れがスムーズになります。吹き抜けは縦の抜けで天井の圧迫感をなくし、広いリビングは横の広がりで人が集まれる空間を作る。室内のモノトーンな静けさと、庭のアクティブな賑わいを、開放的な設計で行き来できるようにしているのが、この家の暮らしの豊かさです。

3. 45坪4LDK × 造作洗面・アイランドキッチンの「見せ場」設計

生活感を隠す一方で、この家には「見せる」要素もしっかり用意されています。アイランドキッチンと造作洗面台がその代表。アイランドキッチンはLDKの中心に立つ象徴的な設備で、四方向から使える回遊性と、ホテルライクな空間の主役としての存在感を両立します。背面にパントリーと収納を備えれば、生活感の出やすい調理家電や食品をすべて隠せるため、アイランドの天板は常にすっきり保てます。

造作洗面台は、既製品にはないデザイン性で空間の質を一段上げる要素。モノトーンの内装トーンに合わせて素材やカラーを選べば、洗面空間までホテルライクに仕上がります。45坪・4LDKという十分な延床があるからこそ、「隠す収納」と「見せる設備」を両立でき、3人家族にとっては各室にゆとりを持たせながら、生活感のコントロールと意匠の見せ場を同居させられる。面積の余裕をデザインの完成度に振り分けた設計です。

この家から学べる、ホテルライクな家を建てるときの3つの判断軸

判断軸1:ホテルライクは「色数を絞る+生活感を隠す収納」で決まる

ホテルライクな空間の肝は、高級な素材よりも「色数を絞ること」と「生活感を隠すこと」です。内装をモノトーンなど2〜3色に絞ると、空間に統一感が生まれ緊張感のある雰囲気になります。ただし色を絞るほど出しっぱなしのモノが目立つため、パントリー・リビング収納など「隠す場所」をセットで設計するのが必須。見た目(色)と機能(収納)は必ずワンセットで考えるのが、ホテルライクを長く保つコツです。

判断軸2:広い庭を活かすなら「リビングと庭の連続性」を設計する

広い土地を持っていても、室内と庭が分断されていると庭は使われなくなります。BBQやプールを日常的に楽しむには、リビングから段差なく庭へ出られる動線、ウッドデッキやテラスといった中間領域、水栓やコンセントなど屋外設備の有無が重要。「内と外をつなぐ」発想で設計初期から庭の使い方を決めておくと、広い敷地が暮らしの舞台になります。

判断軸3:45坪クラスは「見せる場所と隠す場所」をゾーニングする

延床45坪クラスは、各室にゆとりがあるぶん、空間ごとに役割を明確に分けられます。アイランドキッチン・造作洗面のような「見せる場所」と、パントリー・リビング収納のような「隠す場所」を意識的にゾーニングすると、生活感をコントロールしやすくなります。家事ラク動線とあわせて、「使う→しまう→隠す」の流れを図面上で歩いて確認しておくのがおすすめです。

2階建ての坪数別 間取り比較|40坪・45坪・50坪・55坪の違い

同じ「2階建て4LDK」でも、坪数が変わるとLDKや収納、見せ場の取り方が大きく変わります。ゆとりある延床で検討されやすい4サイズを比較しました。

40坪 2階建て(4LDK)

3〜4人家族のゆとりサイズ。LDK20畳+主寝室+子ども部屋2室に加え、パントリーやファミリークローゼットの余裕が出てくる。見せる設備と隠す収納をバランス良く取り込める標準的なボリュームです。

45坪 2階建て(4LDK/本記事の事例)

3〜4人家族の余裕サイズ。LDK22〜24畳に吹き抜けや広いリビングの開放感を加えつつ、アイランドキッチン・造作洗面の見せ場と、パントリー・リビング収納・階段下収納・WICの隠す収納を両立できる。今回の事例のように、ホテルライクな意匠と生活感のコントロールを高い完成度で同居させやすい坪数です。

50坪 2階建て(4LDK〜5LDK)

4〜5人家族や、書斎・客間・家事室など用途を増やしたい層向け。LDKに加えて個室や趣味空間を足せるボリューム。広い土地と予算に余裕がある場合に、暮らしの幅を大きく広げられます。

55坪 2階建て(5LDK以上)

大家族や二世帯に近い使い方もできる大型サイズ。各室を広く取り、ホテルライクな共用部と個室群を明確に分けられる。延床が増えるぶん建築費・光熱費も上がるため、必要な部屋数を見極めて計画したいサイズです。

2階建て 4LDK と 5LDK|家族構成別のおすすめと選び方

ゆとりある2階建てを検討する際、4LDKか5LDKかで迷うケースは多いものです。家族構成と将来の暮らしから逆算して選びましょう。

4LDK 2階建てが向いている人

3〜4人家族で、LDK+主寝室+子ども部屋2室+αの構成を取りたい世帯。今回の事例のように、坪数の余裕を「部屋数」ではなく「LDKの広さ・吹き抜け・収納・見せ場」に振り分けると、生活の質と意匠の完成度を両立しやすくなります。延床40〜45坪が中心です。

5LDK以上 2階建てが向いている人

4〜5人家族、または書斎・客間・家事室・二世帯的な使い分けで個室を多く必要とする世帯。延床48坪以上が中心で、相応に広い土地と予算が必要になります。部屋数を優先するか、1室あたりの広さと共用部の豪華さを優先するかで選び分けましょう。

ホテルライク・モノトーン住宅で比較したいハウスメーカー

ホテルライクなモノトーン住宅は、内装の素材感・造作対応・収納提案力でメーカーの差が出やすいジャンルです。建築会社の方向性を整理しました。

自由設計に強い工務店・設計事務所|意匠と造作を追い込む選択肢

造作洗面・アイランドキッチン・吹き抜けなど、見せ場の意匠を細かく追い込みたいなら、自由設計に強い工務店や設計事務所が有力。素材やディテールの自由度が高く、ホテルライクな世界観を作り込みやすい。コストと自由度のバランスを取りたい層に向きます。

デザイン提案に強い大手ハウスメーカー|安心感と提案力の選択肢

大手はモノトーン・ホテルライクの施工事例が豊富で、規格化された品質・保証・アフターの安心感が強み。インテリアコーディネーターの提案力も期待できます。価格帯は上がりますが、「安心感とデザイン提案を両立したい」層向け。

地場のデザイン系ビルダー|地域密着とコストの選択肢

地域の気候に合った設計と、大手より抑えやすい価格が魅力。広い土地での外構・庭づくりまで一体で相談しやすいのも、土地120坪のような敷地では大きな利点です。「地域密着で庭まで含めて相談したい」層向け。

比較する際のチェックリスト

  • 2階建て4LDKでの標準仕様(窓・サッシ・断熱・換気・サニタリー)の範囲
  • 造作洗面・アイランドキッチン・吹き抜けの標準/オプション区分
  • パントリー・リビング収納・階段下収納など収納提案の柔軟性
  • 太陽光・蓄電池の標準/オプションと補助金対応
  • 広い庭の外構・ウッドデッキ・屋外水栓など「内と外をつなぐ」提案力

1社で決め切らず、最低3社で同条件相見積もりを取ってから判断するのが後悔しないコツです。

中部エリアで建てる人へ|編集部メモ

中部エリアは郊外であれば土地に余裕があり、今回のように100坪を超えるゆとりある敷地で建てやすい地域です。土地120坪に45坪の2階建てを建てる今回の構成は、駐車・建物を引いてもBBQやプールを楽しめる広い庭を残せる、土地の広さを暮らしに活かした現実的な選択。広い庭を持つ家ほど、室内のモノトーンな静けさと屋外のアクティブな賑わいを両立させる「内と外の設計」が効いてきます。

比較するときは、必ず同じ条件(延床・LDK・断熱等級・吹き抜け・造作の有無)で見積もりを取り、坪単価だけで判断しないこと。造作洗面・アイランドキッチン・吹き抜けはメーカーによってオプション区分が大きく異なり、標準仕様に何が含まれるかでトータル金額が数百万円単位で変わります。さらに広い敷地では外構・庭づくりの費用も無視できないため、建物と外構をセットで予算を組んでおくと安心です。中部エリアは冬の寒さや積雪も地域差が大きいので、断熱等級と暖房計画もあわせて検討しておきたいところです。

よくある質問

Q. 子どもがいてもホテルライクな家は維持できますか?

A. 「色」と「収納」を設計段階で作り込めば、子育て中でもホテルライクは十分に維持できます。内装をモノトーンなど少ない色数に絞り、生活感の出やすいキッチン・リビング・玄関にパントリーやリビング収納などの「隠す収納」を集中させるのがポイント。今回の事例のように、出しっぱなしを減らせる収納量を確保しておけば、片付けのハードルが下がり、結果として生活感を抑えやすくなります。完璧を目指すより、「サッと隠せる仕組み」を用意しておくのが現実的です。

Q. 広い庭でBBQやプールを楽しむには何を準備すればいいですか?

A. 庭そのものの広さに加えて、「室内と庭をつなぐ設計」と「屋外設備」が重要です。リビングから段差少なく出られる動線やウッドデッキ・テラスといった中間領域があると、庭の使用頻度が上がります。さらに屋外用の水栓・コンセント・照明を最初から計画しておくと、BBQやプールの準備・片付けが格段にラクになります。プールを置く場所の水はけや、目隠しフェンスによるプライバシー確保もあわせて検討しておくと、より快適に楽しめます。

Q. 延床45坪の2階建て4LDKは3人家族に広すぎませんか?

A. 部屋数で考えると余裕がありますが、その余白を「広いLDK・吹き抜け・収納・見せ場」に振り分ければ、3人家族でも持て余すことなく豊かに暮らせます。今回の事例のように、個室を増やすより共用部の開放感と収納量に面積を使うと、生活の質と意匠の完成度が上がります。将来子ども部屋の使い方が変わったときに間取りを転用できるよう、可変性を残しておくとさらに安心です。広さを「部屋数」ではなく「暮らしの質」に変換する発想がポイントです。

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編集後記

@kona_myhome さんの家は、写真だけ見ると「ブラックグレーで統一されたホテルライクなモノトーン住宅」ですが、こだわりを読み解くと、「生活感を消す」と「広い庭で遊ぶ」という相反するテーマを設計で両立させた判断が見えてきます。色数を絞って隠す収納を効かせる一方で、吹き抜け・広いリビング・庭への動線で開放感とアクティブさを取り込む——静と動のメリハリが、この家の魅力です。家アカは「写真の雰囲気」だけで判断されがちですが、こうやって背景を分解すると、自分が建てるときに何を優先するかが見えてきます。ホテルライクなモノトーンを目指す方、子育て中でも生活感を抑えたい方、広い庭を活かしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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  • ブラックグレーのホテルライクな家を意識してます。子供がいても生活感をなるべく出さずにいる事を心掛けていて、田舎住みの特権で広めのお庭でBBQやプールなどを楽しめるような作りになってます。

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