【2階建て・4LDK・34坪】2way WIC×ネイビーキッチン×ホームシアターで叶える飽きないシンプルモダン住宅(2人家族)|豊栄建設の家アカ事例

豊栄建設で飽きのこないシンプルモダン2階建てを建てる、北日本エリアの家。延床34坪・4LDK2人家族・土地60坪に、「2wayウォークインクローゼット」「ネイビーアクセントクロスのキッチン」「ムーミン仕様のトイレ」「ホームシアター」「ウッドデッキ」「家事ラク動線」「回遊動線」「シューズクローク」「階段下収納」「リビング収納」をすべて詰め込んだ事例です。流行に左右されず、何度も図面を見て動線・コンセント・スイッチをイメージし切ったという施主のプロセスが、住み始めてからの「後悔ゼロ」につながっている、極めて完成度の高い注文住宅です。

この記事では、家アカの写真だけでは伝わりにくい「なぜこの家がうまくいっているのか」を、いえスタ編集部の視点で読み解きます。豊栄建設で2階建ての注文住宅を検討している方、寒冷地エリアでシンプルモダン×個性の遊びを両立させたい方の判断材料になればうれしいです。

目次

この家の基本情報

家タイプ 2階建て
間取り 4LDK
延床面積 34坪
土地面積 60坪
テイスト シンプル / ミニマル / モダン / モノトーン
地域 北日本エリア(寒冷地)
家族構成 2人家族
建築会社 豊栄建設 株式会社
主な設備 食洗機(ビルトイン) / パントリー
収納の工夫 2wayウォークインクローゼット / シューズクローク / 階段下収納 / リビング収納
暮らしのこだわり 家事ラク動線 / 回遊動線 / ウッドデッキ / ホームシアター / ネイビーアクセントクロスのキッチン / ムーミン仕様のトイレ

施主のこだわりポイント(投稿より引用)

飽きのこないシンプルな家にしました。流行りにのりすぎず、何度も図面を見て、動線をイメージしたので、動線やコンセント、スイッチに後悔はありません。2Fの寝室とホールから出入りできる2wayウォークインクローゼットがお気に入りです。ネイビーのアクセントクロスのキッチンは我が家の顔かなと思います。モダンだけど、トイレはムーミン仕様で遊びもいれました。
— @dee_hm_deer さんのInstagramより

編集部メモ:この家を一言で言うと

「『何度も図面を見る』を実行した、後悔ゼロの飽きないシンプルモダン住宅」。この家のいちばんの個性は、シンプルモダンというベースに「2way WIC」「ネイビーキッチン」「ムーミン仕様トイレ」という3つの個性ある意匠が共存していること。さらに動線・コンセント・スイッチに後悔がないと言い切れる完成度は、設計段階で図面を「何度も」見直したというプロセスの賜物です。意匠の遊びと家事ラク動線を、流行に左右されない選び方で同居させた、注文住宅のお手本のような家だと感じました。

編集部が注目した3つのポイント(この家固有)

1. 寝室+ホール両側から出入りできる「2way WIC」が家事動線を最短化する

ウォークインクローゼットの一般的な配置は「寝室の隅に1ヶ所のドア」というもの。これは寝室内でのプライバシーは保てる反面、家事動線(洗濯→畳む→収納)が「ホール→寝室→クローゼット」と3ステップになり、毎日のルーティンで地味に時間を消費します。今回の事例で採用されている「2way WIC」は、寝室側とホール側の両方から出入りできる設計で、(1)洗濯後の収納はホール経由で短縮、(2)朝の身支度は寝室経由で完結、と動線を使い分けられます。

2way WICは「クローゼットがそのまま通路を兼ねる」設計で、寝室と廊下の間に動線が通るぶん、坪数効率の点では普通のWICより少し贅沢。とはいえ、洗濯動線の毎日のストレスを減らせるリターンは大きく、共働きや2人家族で「家事を最短化したい」家庭にはコストパフォーマンスの良い設計です。事例の通り「お気に入り」と言い切れる満足度の高さも、毎日の動線が短くなる体感価値の証拠だと言えます。

2. ネイビーアクセントクロス×モノトーンで作る「飽きないモダン」のバランス

シンプルモダン・モノトーンの住宅で陥りがちなのは「無難すぎて没個性」になること。一方、派手なアクセントクロスを多用すると、流行に左右されて数年で古臭く感じてしまう。今回の事例では、キッチンにネイビーのアクセントクロスを1面だけ採用し、「我が家の顔」というポジションに置いています。

ネイビーは、(1)モノトーン(白・黒・グレー)と相性が良く、(2)流行に左右されにくい伝統色の系統で、(3)時間帯(朝・昼・夜の光)で表情が変わる、というシンプルモダン住宅と相性が良い色です。「飽きない=モノトーン」だけで作るより、こうした「定番色のアクセント」を1面だけ加えるほうが、長く住んでも飽きにくい意匠が成立します。さらに、トイレにムーミン仕様の遊びを入れる「ベースは真面目、アクセントは個性」というメリハリの付け方も、長期的に飽きない設計の好例です。

3. 北日本エリアで「ホームシアター+ウッドデッキ」を成立させる寒冷地仕様

北日本エリアでホームシアターとウッドデッキを両立させる設計は、寒冷地特有の論点をいくつかクリアする必要があります。ホームシアターは(1)遮音、(2)暗幕(窓計画)、(3)冷暖房効率の3点が肝。とくに寒冷地では「窓を小さく取りたい」「壁・天井の断熱を高める」というホームシアター側の要求と、住宅全体の断熱仕様が噛み合いやすいので、設計の整合性は取りやすいテーマです。

一方、ウッドデッキは(1)雪荷重への対応、(2)凍結深度に対応する基礎、(3)素材の耐候性(特に冬の凍結融解への耐久)が必要。豊栄建設のような北日本地場のハウスメーカーは、寒冷地仕様の標準ラインが整っていることが多く、ホームシアターとウッドデッキという「室内集中」と「外に開く」の両極を、地域特性に合わせて成立させられる強みがあります。延床34坪というコンパクトサイズで両方を入れ込んでいる点も、設計の優先順位が明確だったサインだと言えます。

この家から学べる、シンプルモダン住宅を建てるときの3つの判断軸

判断軸1:動線・コンセント・スイッチ計画の「後悔ポイント」を潰す設計プロセス

注文住宅の後悔として最も多いのが「コンセントの位置」「スイッチの場所」「収納の高さ・幅」など、図面上では見落としやすい細部の使い勝手です。今回の施主は「何度も図面を見て、動線をイメージした」と明言しており、これが完成後の満足度を決定づけています。具体的なチェック方法は、(1)朝起きてから出かけるまでの動きを5分単位で図面上でなぞる、(2)各家電のコンセント位置を家具配置から逆算する、(3)スイッチは入る人の利き手側に配置されているかを確認する、の3点。設計士に任せきりにせず、「自分が暮らす日常の動き」を図面に重ねるプロセスが後悔を減らします。

判断軸2:アクセントクロスの色選び(流行に左右されない選択)

アクセントクロスは住宅の個性を作る一方、選び方を誤ると数年で「古臭く」感じてしまうリスクがあります。長く飽きないアクセント色を選ぶコツは、(1)伝統色(ネイビー・チャコール・テラコッタ・モスグリーンなど)から選ぶ、(2)1部屋につき1面まで、(3)床・建具・大きな家具と相性を確認する。流行りの「くすみカラー」「グレージュ系」は数年で陳腐化するリスクがあるため、長期視点では伝統色のほうが安全です。

判断軸3:寒冷地で2階建てを建てる際の寒冷地仕様

北日本エリア・寒冷地で2階建てを建てる場合、(1)屋根形状(落雪式か無落雪式か)、(2)断熱等級6以上+樹脂サッシ+トリプルガラス、(3)凍結深度に対応した基礎、の3点が必須チェック項目です。豊栄建設のような北海道地場のハウスメーカーは、これらが標準仕様で組み込まれているケースが多く、寒冷地の知見を契約前の見積もりで確認できるかが、後悔しない選択につながります。

住宅の坪数別 間取り比較|28坪・34坪・38坪・42坪の違い

同じ「2階建て4LDK」でも、坪数が変わるとLDKや個室の取り方、収納の余裕が大きく変わります。検討中の方が悩みやすい4サイズを比較しました。

28坪 2階建て(3LDK〜4LDK)

2人家族・DINKsや、子ども1人の小家族向けのコンパクトサイズ。LDKは14〜16畳が目安で、各居室をぎゅっと詰めた設計が中心。土地が小さくても建てやすい一方、収納と動線の取り方で住み心地が大きく変わります。

34坪 2階建て(4LDK/本記事の事例)

2〜4人家族のゆとりサイズ。LDK16〜18畳に加え、各居室+WIC+SC+パントリー+リビング収納を組み込めるボリューム。本記事の豊栄建設×シンプルモダンの事例は、この34坪・4LDKに「2way WIC+ホームシアター+ウッドデッキ」を共存させた好例です。

38坪 2階建て(4LDK〜5LDK)

4〜5人家族の中心ボリューム。+1部屋(書斎・客間)や、広めのファミリークローゼットを組み込めるサイズ。土地は60坪以上が目安。寒冷地では断熱仕様の標準を確認しておきたいライン。

42坪 2階建て(5LDK以上)

家族5人以上、ペット同居、書斎やワークスペースを複数取りたい家庭向け。土地は70坪以上が目安で、寒冷地では雪国仕様の追加コストも含めた長期試算が重要です。

2階建て 4LDK と 3LDK|家族構成別のおすすめと選び方

2階建てを検討する際、3LDKか4LDKかで迷うケースは多いものです。家族構成と将来の暮らしから逆算して選びましょう。

4LDK 2階建てが向いている人

4人家族で子ども2人にそれぞれ個室を確保したい、または2〜3人家族で「将来の子ども部屋」「書斎」「ホームシアター」「客間」を独立させたい世帯。今回の事例のように2人家族で4LDKを取る場合、用途を明確にして部屋を割り振ると、デッドスペースが出ません。

3LDK 2階建てが向いている人

2〜3人家族、または子どもが独立予定の世帯。LDK+主寝室+子ども部屋(または書斎)で、坪数を抑えて建築コスト・光熱費・メンテ費用を最適化したい人に向きます。趣味要素(ホームシアターなど)を入れたい場合は、4LDKのほうが面積バランスを取りやすい場合もあります。

豊栄建設 vs 一条工務店・住友林業|2階建て4LDKでハウスメーカーを比較するポイント

「豊栄建設の2階建て」「一条工務店の2階建て4LDK」「住友林業の2階建て」など、ハウスメーカー比較で迷われる方は多いものです。代表的な3社の特徴を、寒冷地2階建ての観点で整理しました。

豊栄建設|北海道地場の寒冷地仕様と意匠設計の自由度

北海道を中心に展開する地場ハウスメーカー。寒冷地仕様の標準ラインが整っており、雪荷重・凍結深度・断熱仕様などの地域特有の論点を契約前から相談しやすいのが強み。シンプルモダン・モノトーンといった意匠との相性も良く、設計の自由度が高い。価格帯は中堅。

一条工務店|超高気密・高断熱と全館床暖房

UA値・C値の高水準と全館床暖房が標準クラスの強み。寒冷地での2階建てでも、安定した室温を取りやすく、性能重視で検討する人には有力候補。間取りの自由度は他社より制約があるため、規格内で完結する設計を好む人向き。

住友林業|木質感とBF構法、大開口の強み

「木の家」を強みとし、BF(ビッグフレーム)構法で大開口・大空間を取りやすいメーカー。寒冷地仕様にも対応していますが、地場メーカーほど「雪国の標準ライン」が組み込まれていない場合もあるため、契約前に標準仕様の範囲を要確認。価格帯は中〜上位。

比較する際のチェックリスト

  • 2階建て4LDKでの標準仕様(窓・サッシ・断熱・換気・サニタリー)の範囲
  • 寒冷地仕様(屋根形状・凍結深度対応基礎・トリプルサッシ)の標準/オプション区分
  • 2way WIC・ホームシアターなど「特殊な間取り」の設計実績数
  • アクセントクロス・造作家具の追加コスト
  • 太陽光・蓄電池・ZEHの標準/オプションと補助金対応

1社で決め切らず、最低3社で同条件相見積もりを取ってから判断するのが後悔しないコツです。

北日本エリアで豊栄建設の2階建てを検討する人へ|編集部メモ

豊栄建設は北海道エリアを中心に展開する注文住宅会社で、地場ハウスメーカーならではの「寒冷地施工の標準化」「地域素材との相性」「アフター対応の地理的近さ」が強みです。一方、大手ハウスメーカー(一条工務店・住友林業・積水ハウスなど)も北日本エリアに展開しており、「全国ブランドの安心感」と「地場ハウスメーカーの地域知見」のどちらを取るかで相性が変わります。

比較するときは、必ず同じ条件(延床・LDK・断熱等級・寒冷地仕様の有無)で見積もりを取り、坪単価だけで判断しないこと。同じ坪単価でも、標準仕様に何が含まれるかでトータル金額が数百万円単位で変わります。寒冷地仕様(無落雪屋根・凍結深度対応基礎・トリプルサッシ・第1種熱交換換気)が標準なのかオプションなのかは、契約前に必ず確認したいポイントです。

よくある質問

Q. 2way WIC(ウォークスルーWIC)は、普通のWICよりどのくらい広く必要?

A. 2way WICは通り抜け動線を兼ねるため、通常のWIC(2〜3畳)より1〜2畳広く取るのが目安です。今回のように「寝室+ホール」の両側からアクセスする場合、最低でも3〜4畳の面積が欲しいところ。坪数効率は少し落ちますが、洗濯・収納・身支度の動線がショートカットされるメリットは大きく、共働き・2人家族では費用対効果の高い設計です。

Q. アクセントクロスのネイビーは、本当に飽きませんか?

A. 流行に左右されにくい伝統色の系統なので、「飽きにくい」とは言えます。ただし、(1)床・建具・家具の色との相性を必ず確認する、(2)1面だけに留める、(3)光源との組み合わせ(自然光+電球色照明)を見ておく、の3点を押さえると失敗しにくいです。グレージュ系・くすみカラー系は数年で陳腐化するリスクがあるため、長期視点ではネイビー・チャコール・モスグリーンなどの伝統色のほうが安全です。

Q. 北日本エリアでホームシアターを作る場合、寒さ対策は?

A. ホームシアターは「窓を小さく/なくす」「壁・天井を厚くする(遮音と断熱の同時達成)」という設計になるため、寒冷地の高断熱住宅とは相性が良い空間です。北側の閉じた部屋に配置すれば、外気温の影響を最小限にできます。豊栄建設のような北海道地場メーカーは、こうした「室内に閉じた部屋」の設計実績が豊富で、ホームシアターの遮音と断熱を両立しやすいのが強みです。

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編集後記

@dee_hm_deer さんの家は、写真だけ見ると「シンプルでモダンなモノトーン住宅」ですが、こだわりポイントを1つずつ読み解くと、「何度も図面を見て動線をイメージした」という設計プロセス・2way WIC・ネイビーキッチン・ムーミン仕様トイレといった意匠の遊びが、2人家族の暮らしから一本筋で通っているのが分かります。家アカは「写真の雰囲気」だけで判断されがちですが、こうやって背景を分解すると、自分が建てるときに何を優先するかが見えてきます。寒冷地でシンプルモダンの2階建てを検討中の方、注文住宅で後悔したくない方は、ぜひ参考にしてみてください。

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  • 飽きのこないシンプルな家にしました。
    流行りにのりすぎず、何度も図面を見て、動線をイメージしたので、動線やコンセント、スイッチに後悔はありません。
    2Fの寝室とホールから出入りできる2wayウォークインクローゼットがお気に入りです。
    ネイビーのアクセントクロスのキッチンは我が家の顔かなと思います。
    モダンだけど、トイレはムーミン仕様で遊びもいれました。

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