鹿児島県で晃栄住宅が手がけた、2階建て・3LDK・延床30坪のヴィンテージ/レトロ×北欧テイスト住宅。LDKに床面積を集中させ、各居室はコンパクト化。”2階建てですが1階完結の間取り“という独自の発想で、平屋的な暮らしやすさと2階建ての敷地効率を両立しています。半造作洗面・全館空調・太陽光発電+ZEHまで盛り込んだ4人家族の家づくりとして、暮らしの動線と性能を両方取りに行った事例です。
この家の基本情報
| エリア | 鹿児島県 |
|---|---|
| 家のタイプ | 2階建て(1階完結間取り) |
| 間取り | 3LDK |
| 延床面積 | 30坪 |
| 土地面積 | 52坪 |
| 家族構成 | 4人家族 |
| ハウスメーカー | 晃栄住宅(鹿児島の地場ビルダー) |
| テイスト | ヴィンテージ/レトロ×北欧 |
| キッチン・水回り | 食洗機ビルトイン/タンクレストイレ/半造作洗面/パントリー |
| 性能 | 太陽光発電/ZEH(ゼッチ)対応/全館空調 |
| 収納 | WIC/シューズクローク/ファミリークローゼット/リビング収納 |
| こだわり | 1階完結間取り/LDK重視のボリューム配分/家事ラク動線/ホームシアター/書斎・ワークスペース |
施主のこだわりポイント(投稿より引用)
みんなが集まるLDKに広さを取って、あとの各部屋はとてもコンパクトにしました!
2階建てですが、1階完結の間取りです。半造作洗面もこだわりポイントです。
全館空調で家中快適です。
“1階完結の間取り”という言葉に、本事例の核心があります。2階建てでありながら、日常生活が1階で完結する設計——これは平屋の利便性と2階建ての敷地効率を併せ持つ、いまどきの住宅トレンドの代表例です。
編集部メモ:この家を一言で言うと
「2階建てなのに平屋のように暮らせる、ハイブリッド型住宅」。1階完結間取りは、(1)寝室・水回り・LDK・収納がすべて1階にある、(2)2階は子ども部屋や予備室・趣味室として使う、(3)将来子どもが独立した後は、ほぼ平屋として運用できる、という3つの利点を持つ設計です。子育て期と高齢期で家の使い方が変わる前提で組まれた、ライフステージ対応型の家づくり、と整理できます。
編集部が注目した3つのポイント(この家固有)
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1. 1階完結間取り=平屋的暮らしと敷地効率の両立
1階完結間取りは、平屋を建てたいが土地が足りない/予算が合わない人にとっての答えです。平屋を52坪の敷地に建てるなら30坪は厳しい(建ぺい率50%なら最大26坪)。2階建てなら1階に主寝室+LDK+水回りを納め、2階を子ども部屋+予備室にする構成が成立します。本事例はこの典型例で、各居室をコンパクト化+4種類の収納を配置することで、30坪に1階完結を成立させています。子どもが独立した後の高齢期にも対応できる、息の長い設計です。
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2. 半造作洗面=コストと意匠のバランス点
洗面は(1)既製品(メーカー製洗面化粧台)=コスト10〜25万円、(2)半造作(既製のボウル+カウンターと鏡を造作)=コスト20〜45万円、(3)フル造作(タイル・モールテックス・無垢材で全構成)=コスト40〜100万円、の3段階に分かれます。半造作はコスパが良く、意匠の自由度も高い”中間解”。本事例のヴィンテージ×北欧テイストにも馴染みやすく、コスト過多にせず世界観を作る賢い選択です。
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3. 全館空調+ZEH=鹿児島の温暖気候でも投資価値あり
全館空調は寒冷地のイメージが強いですが、温暖な鹿児島でも採用価値があります。鹿児島の夏は猛暑日が多く、湿度も高いため、全館空調なら除湿と冷房を24時間均一に運用できる。ZEHと組み合わせれば光熱費を大幅に抑制可能で、初期投資(全館空調100〜180万円)を15〜20年で回収する試算が成立しやすい構造です。ヴィンテージ/レトロ系のテイストは家具と床材の経年変化を楽しむスタイルなので、湿度を低めに保てる全館空調と相性が良いというメリットもあります。
この家から学べる、1階完結間取りの3つの判断軸
同じく「1階完結の家を検討している」人向けに、本事例から抽出できる判断軸を3つ整理します。
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判断軸1:1階に納めるべき要素を整理する
1階完結を成立させるには、(1)主寝室、(2)LDK、(3)キッチン・水回り、(4)主要収納(WIC・FCC)、(5)玄関・SC、を1階に配置することが基本。2階は子ども部屋+予備室+ホビールームとして使う構成が定番です。本事例の延床30坪なら、1階に20坪・2階に10坪程度の配分が現実的、と推察します。
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判断軸2:1階完結に必要な敷地サイズ
建ぺい率50%なら、土地40坪に1階建坪20坪が建てられる計算。本事例の52坪は1階完結に十分な敷地サイズです。建ぺい率60%エリアならさらに余裕があり、駐車場や外構も含めて配置できます。土地を購入する段階で1階完結を意識した広さを選ぶと、建物プランの自由度が上がります。
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判断軸3:将来の子ども独立後を見越した可変性
子どもが独立した後、2階を使わなくなる前提で設計しておくと、ほぼ平屋の運用に切り替えられます。将来的に2階を貸し出す(賃貸)、リフォームで分割、または完全に物置化するなどの選択肢を確保するには、(1)2階に独立した水回りを設けるか検討、(2)階段下に将来の電気容量増設の余地を残す、(3)断熱区画を1階/2階で分けられる構造、などを設計段階で考慮しておくと安全です。
鹿児島県で晃栄住宅/1階完結間取りを検討する人へ|編集部メモ
晃栄住宅は鹿児島県内に展開する地場ビルダー。地場工務店ならではの自由設計の柔軟性と、地元の気候への対応力が強みです。鹿児島は夏の高温多湿と桜島の降灰という独特の気候条件があり、(1)外壁の汚れに強い素材(光触媒タイル・自浄性塗装)、(2)シャッターや雨戸の防灰対策、(3)第一種換気の給気フィルター強化、などの地域固有のオプションを検討する価値があります。並行して、鹿児島の他の地場ビルダー(一条工務店九州、シンケン、晃栄住宅以外の地場工務店)の提案を比較すると、坪単価と提案力の相場感が掴めます。1階完結間取りは設計力が問われるため、過去の竣工事例で類似実績を確認するのが安全です。
よくある質問
- Q. 1階完結間取りはどれくらいの延床から成立しますか?
- A. 1階に主寝室+LDK+水回り+主要収納を納めるには、1階だけで20坪は欲しいところ。延床30坪(1階20坪+2階10坪)が現実的な下限ラインで、これより小さいと各居室をかなり詰め込む設計になります。本事例はこのラインに乗っています。
- Q. 半造作洗面と完全造作、何が違いますか?
- A. 半造作はメーカー製の洗面ボウル・水栓を流用しつつ、鏡・カウンター・収納を造作するスタイル。配管・取付け工事は既製品の規格に合わせるため施工コストが安く、設備の故障時もメーカーパーツで交換できる利点があります。完全造作はすべてオリジナルで作るため意匠自由度は最大ですが、コストとメンテナンス性で半造作が優位になるケースが多いです。
- Q. 全館空調を鹿児島で使うメリットは?
- A. 鹿児島は湿度が高く、夏の冷房だけでなく除湿が重要。全館空調は除湿性能が連続運転で安定して効くため、湿気による不快感とカビ・ダニ抑制に有効です。冬は短いものの朝晩は冷え込むため、冬の温度ムラ解消にも効きます。鹿児島の気候に対して、全館空調は通年でメリットが取れる構造です。
- Q. ヴィンテージ×北欧のミックスは難しくないですか?
- A. 一見対照的なテイストですが、共通点として(1)無垢材・突板など天然素材を多用、(2)時間とともに味が出る素材を選ぶ、(3)装飾は最小限に抑える、の3点があります。”ジャパンディ”(Japan+Scandinavian)と呼ばれるミックススタイルが近年人気で、本事例もこの系譜と読めます。床はオーク・ウォルナットの濃いトーンを軸にすると、両テイストが矛盾なく同居しやすくなります。
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編集後記
1階完結間取り・平屋的暮らしを検討している人へ
1階完結を成立させる設計は、HMごとの提案力に大きな差が出ます。複数社の間取りプランを並べて、1階配分・収納・将来の可変性を比較するのが安全な進め方です。
資料請求の選び方ガイドを読む- 2階建て
- 3LDK
- 30坪
- 52坪
- ヴィンテージ / レトロ | 北欧
- 食洗機(ビルトイン) | タンクレストイレ | パントリー(食品庫)
- ウォークインクローゼット | シューズクローク | ファミリークローゼット | リビング収納
- 太陽光発電 | ZEH(ゼッチ)対応
- 家事ラク動線 | ワークスペース付き | 子ども部屋がある家 | 書斎・ワークスペース | ホームシアター
- 鹿児島県
- 晃栄住宅
- 4人家族
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みんなが集まるLDKに広さを取って、あとの各部屋はとてもコンパクトにしました!2階建ですが、1階完結の間取りです☺️半造作洗面もこだわりポイントです😆
全館空調で家中快適です🏠 - @anohome.11


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