【3階建て・5LDK以上】LDKゾーニング×吹き抜け×ペットと暮らすシンプルモダンの家|家アカ実例判断ポイント(関東)

merrily_home

関東・東京エリアで建てた、@merrily_home さんの3階建て・5LDK以上の家。ひとつのLDKを「くつろぎ」と「集中モード」で切り替えるゾーニング設計が最大の特徴です。吹き抜け・ホームシアター・書斎ワークスペース・ペットスペース・ファミリークローゼット・蓄電池まで、暮らしの密度が高い都市部で「家にいる時間の質」を上げる仕掛けを丁寧に積み上げた一邸です。

この記事では、家アカの写真だけでは伝わりにくい「なぜこのLDKがうまく機能しているのか」「都市部で3階建て・大型LDKを成立させるための判断軸はどこか」を、いえスタ編集部の視点で読み解きます。関東で3階建てや大型LDKを検討している方、ペット同居やワークスペースを家の中心に組み込みたい方の判断材料になればうれしいです。

目次

この家の基本情報

家タイプ3階建て
間取り5LDK以上
テイストシンプル / モダン / ナチュラルモダン
地方関東
家族構成ペットと暮らす
主な設備アイランドキッチン / 食洗機(ビルトイン)/ 浴室乾燥機 / 造作洗面台
収納の工夫ウォークインクローゼット / シューズクローク / ファミリークローゼット / リビング収納
エネルギー設備蓄電池
暮らしのこだわり広いリビング / 吹き抜け / ワークスペース / 書斎 / 子ども部屋 / ホームシアター / ペットスペース / 宅配ボックス

施主のこだわりポイント(投稿より引用)

わが家の中心であるリビングダイニングエリアは、ひとつの空間でありながら、いくつかのテーマに分けて設計しました。家族みんなが生活しやすく、心からゆっくり寛げる場所。でも、時にはパッと切り替えて「集中モード」になれる場所。それぞれのエリアが役割を持ちながら、心地よく繋がっています。

— @merrily_home さんのInstagramより

編集部メモ:この家を一言で言うと

関東・都市部の3階建てを、用途で”分けて”つなぐシンプルモダンの家」。この家のいちばんの個性は、LDKを”くつろぎ”と”集中”で切り替えられるゾーニング設計と、それを許容する5LDK以上というスケール感です。3階建ては関東の住宅地で土地面積を抑えながら延床を確保する定番解ですが、フロアごとに役割を割り振るだけでなく、同一フロア内のLDKにもゾーニングを持ち込んでいるのが珍しい設計です。

編集部が注目した3つのポイント(この家固有)

1. ひとつのLDKを”くつろぎ”と”集中モード”で切り替えるゾーニング

多くの家のLDKは「リビング」「ダイニング」「キッチン」の3区画で完結しますが、この家はそこに“集中できるエリア”が組み込まれています。在宅ワーク・読書・子どもの学習などに使える”切り替えゾーン”を、家族との距離を切らずに同一フロアに置く、という発想です。完全な書斎を別室にすると孤立しがちですが、LDK内ゾーニングにすれば「気配を感じながら集中する」が成立します。

このタイプの設計で重要なのは、ゾーン境界の作り方です。壁で切るのではなく、天井高の差・床材の切り替え・家具の配置・照明の色温度で柔らかく区切るのがコツ。この家のように吹き抜けがある場合、吹き抜け側を”くつろぎ”、内側を”集中”に配置することで、光と気積の差が自然にゾーンの違いを作ってくれます。

2. ホームシアター・書斎・ワークスペースを5LDK以上に同居させる優先順位

ホームシアター・書斎・ワークスペース・ペットスペース。これらを”全部入り”で成立させているのは、5LDK以上という延床の余裕があってこそ。ただし、ただ部屋数を増やすだけでは「使わない部屋」が量産されます。この家がうまくいっているのは、各空間の”主な使用時間帯”がぶつかっていないからです(書斎=朝〜日中、ホームシアター=夜、ペットスペース=常時、ワークスペース=日中)。

5LDK以上の家を検討するときは、間取り図に対して「平日の朝・日中・夜」「休日の昼・夜」のタイムテーブルを書き込み、同時に2人以上が使う部屋がないかをチェックするのがおすすめ。使われない部屋は固定資産税と光熱費だけが残ります。

3. 都市部・3階建て・ペット同居を成立させる垂直動線の設計

関東の都市部で3階建てを選ぶ理由はほぼ一択で、「土地が広く取れない」から。逆に言えば、3階建ては垂直動線(階段)の設計が暮らしやすさを決め切る家タイプです。ペット同居なら、階段の素材(滑りにくい・爪が引っかからない)と段差の取り方、ペットスペースを何階に置くかは、契約前に必ず詰めるべき項目になります。

また、3階建ては「水回りを何階にまとめるか」で家事ラク度が大きく変わります。バルコニー・物干し・洗濯機・乾燥機の位置関係を一筆書きにできるかどうか、宅配ボックスの位置と玄関動線の関係、この2つは図面段階で必ず指差し確認するのがおすすめです。

この家から学べる、都市型3階建て×大型LDKを建てるときの3つの判断軸

判断軸1:LDKを”分けてつなぐ”か、”ワンルームで広く取る”か

@merrily_home さんの家は前者で、5LDK以上の延床があるからこそ成立するスタイル。一方、25〜30坪クラスの3階建てなら、LDKは”ワンルームで取りきる”のが定石です。分けて使えるLDKを取りたいなら、最低でも18帖、できれば22帖以上を確保したいところ。家具配置を含めた1/50スケールの図面で必ず確認しましょう。

判断軸2:垂直動線(階段)の位置と回遊の作り方

3階建ての家事ラクは、ほぼ階段の位置で決まります。「玄関から階段までの距離が短い」「階段の周りに収納がある」「2階LDKなら階段とキッチンの距離が3歩以内」が、長く住んでも疲れない3階建てのチェックポイント。階段は”移動の場所”ではなく、収納と動線のハブとして設計するのが、最近の都市型3階建てのトレンドです。

判断軸3:エネルギー自給と災害時のレジリエンス

蓄電池の採用は、停電時の住み続けやすさに直結します。関東は台風・地震の双方でブラックアウトリスクがあり、3階建て・5LDK以上のように家電点数が多い家では特に蓄電容量と出力(VA)を確認しておくべき項目。太陽光発電とのセットでZEH水準を狙うか、蓄電池単体で災害時バックアップを取るかは、家族の在宅時間と職業によって最適解が変わります。

3階建ての延床別 間取り比較|25坪・30坪・35坪・40坪以上の違い

同じ「3階建て」でも、延床が変わると階当たりの自由度が大きく変わります。検討中の方が悩みやすい4サイズを比較しました。

25坪 3階建て(3LDK相当)

都市部の狭小地で多いサイズ。各階8〜10坪程度になり、水回りを1フロアに集約しないと暮らしにくくなります。LDKは2階に置くケースが多く、1階は玄関・水回り、3階は寝室と子ども部屋というレイアウトが定番。

30坪 3階建て(3LDK〜4LDK)

1フロア10坪前後、LDKを18〜20帖に取れるバランス型。ペット同居や宅配ボックスなどの暮らし系の工夫を組み込みやすくなります。

35坪 3階建て(4LDK〜5LDK)

LDK+書斎+ファミリークローゼット+ホームシアターのうち、2〜3つを成立させやすいサイズ。家族4人+在宅ワーカーの定番。

40坪以上 3階建て(5LDK以上/本記事の事例)

ホームシアター・書斎・ワークスペース・ペットスペース・吹き抜けまで一気に取り込めるサイズ。本記事の@merrily_home さんの家は、この余裕を”ゾーニングの自由度”に振り切った好例です。

5LDK以上 と 4LDK|家族構成別のおすすめと選び方

都市型3階建てを検討する際、5LDK以上か4LDKかで迷うケースは多いものです。家族構成と将来の暮らしから逆算して選びましょう。

4LDK 3階建てが向いている人

3〜4人家族で、子ども部屋+寝室+書斎を確保したい世帯。LDKをワンルームで広く取り、収納はファミリークローゼットに集約するのが、コスト・面積・家事ラクのバランスを取りやすい選択です。

5LDK以上 3階建てが向いている人

4〜5人家族、二世帯/在宅ワーク併用、ホームシアターやワークスペースを”用途別の専用空間”として確保したい世帯。本記事のように、LDK内ゾーニングまで含めて使い分けたい人には特に相性がよいサイズです。

関東・都市部で3階建てを検討するときに比較したいハウスメーカー

「3階建てに強いハウスメーカー」を相見積もりで比較するなら、構造・防火・狭小地施工実績の3点を見るのが鉄則です。代表的な傾向を整理しました。

木造軸組/在来工法系|間取り自由度と外観の選択肢

住友林業・積水ハウス(シャーウッド)など。木の表現力と造作の自由度が魅力で、デザインテイストの幅が広い。狭小3階建てでは構造計算と耐火設計を丁寧に詰める必要があります。

鉄骨系|大空間とビルトインガレージの強み

ヘーベルハウス・積水ハウス(イズシリーズ)・大和ハウスなど。3階建て・大開口・ビルトインガレージなど、構造的に難易度の高い間取りに強い。準防火地域でも仕様の選択肢が豊富。

規格/企画型|コストと工期の見通しやすさ

都市部3階建てに特化したパッケージ商品を持つメーカーは、土地条件への対応スピードが速く、予算の見通しが立てやすい。一方で、LDKゾーニングや吹き抜けなど”非標準”なリクエストは追加見積もりが大きくなる傾向。

比較する際のチェックリスト

  • 3階建ての施工実績数(特に準防火・防火地域)
  • 構造(木造/鉄骨)の選択肢と耐震等級
  • 狭小地・変形地の対応力
  • 蓄電池・太陽光・全館空調の標準/オプション区分
  • ペット同居仕様(床材・壁材・段差処理)の標準対応
  • アフター保証の年数と内容

1社で決め切らず、最低3社で同条件相見積もりを取ってから判断するのが後悔しないコツです。

関東で3階建て・5LDK以上を検討する人へ|編集部メモ

関東の都市部で「3階建て・5LDK以上」を成立させるには、土地予算と建物予算のバランスを最初に整理することが何より重要です。同じ予算でも、土地に振るか、建物に振るかで完成イメージは大きく変わります。@merrily_home さんの家のように、暮らしの密度を高める方向に振り切るなら、土地はある程度割り切って、建物の自由度に予算を寄せる判断もアリです。

比較するときは、必ず同じ条件(延床・LDK・階数・防火地域区分)で見積もりを取り、坪単価だけで判断しないこと。同じ坪単価でも、3階建ては構造・外装・耐火仕様で総額に数百万円単位の差が出ます。

よくある質問

Q. 5LDK以上の家を、家族3〜4人で建てるのは広すぎませんか?

A. 「広すぎる」とは限らないと思います。@merrily_home さんの家のように、ホームシアター・書斎・ワークスペース・ペットスペースを独立した用途で確保すると、それだけで数室埋まります。子どもの成長・在宅ワーク・趣味の充実を見据えて、”いまの人数”より”10年後の使い方”でサイズを決めるほうが後悔しにくいです。

Q. LDKを”集中モード”と”くつろぎ”でゾーニングするコツは?

A. 壁で切らずに、床材・天井高・照明色温度・家具の配置で区切るのが基本です。集中ゾーンは床がフラット・天井が低め・照明は色温度高め(5000K前後)、くつろぎゾーンは床に変化(ラグ・段差)・天井高め(吹き抜けや勾配天井)・照明は色温度低め(2700K前後)が定番。同じLDKでも体感が大きく変わります。

Q. 関東で3階建てとペット同居、注意点は?

A. 階段の素材と段差設計が最重要です。一般的なフローリングは犬猫の爪が引っかかりにくく滑るため、ペット対応のフロア材・滑り止め加工を採用するか、階段全体にカーペットを敷くのが安心。3階建てなら、ペットスペースを2階LDKと同フロアに置くことで、家族との距離を保ちつつ移動負担を減らせます。

同じ条件の家アカをもっと見る

編集後記

@merrily_home さんの家は、写真だけ見ると「上品で都会的なシンプルモダン」ですが、こだわりポイントを1つずつ読み解くと、都市部・3階建て・LDK内ゾーニング・ペット同居・エネルギー自給という現代の都市住宅のテーマが、ひと続きの設計思想として成立しているのが分かります。家アカは「写真の雰囲気」だけで判断されがちですが、こうやって背景を分解すると、自分が建てるときに何を優先するかが見えてきます。都市部で3階建て・大型LDKを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

他のハウスメーカーとも比較したい方へ

関東で3階建て・5LDK以上を建てるなら他社とも比較してから決めたい、という方は、希望条件に合う間取りプランを複数社から無料でもらえるサービスの活用がおすすめです。条件(3階建て・都市部・予算)を入力するだけで、ハウスメーカー側から具体的な間取り案が届きます。

▶ あなたの希望に合う間取りプランを
無料でもらう(3分)

  • 3階建て
  • 5LDK以上
  • シンプル / ミニマル | ナチュラル | ナチュラルモダン | モダン | ラグジュアリー
  • アイランドキッチン | 食洗機(ビルトイン) | 浴室乾燥機 | 造作洗面台
  • ウォークインクローゼット | シューズクローク | ファミリークローゼット | リビング収納
  • 蓄電池
  • ワークスペース付き | 吹き抜けのある家 | 広いリビングの家 | 子ども部屋がある家 | 宅配ボックス | 書斎・ワークスペース | ペットスペース | ホームシアター
  • 東京都
  • ペットと暮らす
  • わが家の中心であるリビングダイニングエリアは、ひとつの空間でありながら、いくつかのテーマに分けて設計しました。

    家族みんなが生活しやすく、心からゆっくり寛げる場所。でも、時にはパッと切り替えて「集中モード」になれる場所。

    それぞれのエリアが役割を持ちながら、心地よく繋がっています。

    遊びに来てくれた大切な人が、「居心地がよすぎて、なんだか帰りたくないな」「またここに集まりたいな」そう思ってくれるような空間を目指しました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次