滋賀県の賃貸マンションでナチュラルモダンの暮らしを発信している、@emu_no_kurashi さんの家。1LDK / 2LDKに2人家族という、賃貸として現代的なサイズに、「朝の光」「余白」「整う暮らし」という3つのキーワードで設計された住空間が特徴です。賃貸でありながら、ウォークインクローゼット・シューズクローク・リビング収納の3つの収納をフル活用して、戸建てに勝るとも劣らない”片付き感”を実現しています。
この記事では、家アカの写真だけでは伝わりにくい「なぜこの家がうまくいっているのか」を、いえスタ編集部の視点で読み解きます。賃貸でナチュラルモダンを目指す方、夫婦二人で”整う暮らし”を作りたい方の参考になればうれしいです。
この家の基本情報
| 家タイプ | マンション / アパート |
|---|---|
| 間取り | 1LDK / 2LDK |
| テイスト | ナチュラルモダン |
| 地域 | 滋賀県 |
| 家族構成 | 2人家族 |
| 主な設備 | 浴室乾燥機 |
| 収納の工夫 | ウォークインクローゼット / シューズクローク / リビング収納 |
施主のこだわりポイント(投稿より引用)
朝の光が入る明るい空間や、余白を大切にしたすっきりとした部屋作りで、賃貸でも心地よく整う暮らしを目指して発信しています。
— @emu_no_kurashi さんのInstagramより
編集部メモ:この家を一言で言うと
「“余白”を主役にした、賃貸で叶える”整う暮らし”」。ナチュラルモダンの賃貸インテリアでは、家具を増やすほどテイストが薄まる傾向があります。@emu_no_kurashi さんの家のいちばんの個性は、「物の量」ではなく「余白の量」で空間の質を決めていること。引き算のインテリアと3つの収納の組み合わせで、賃貸の制約を逆手に取った住み方になっている印象です。
編集部が注目した3つのポイント(この家固有)
1. 「朝の光」を最大化する家具配置と窓まわりの工夫
「朝の光が入る明るい空間」は、誰でも憧れますが、賃貸マンションで成立させるのは意外と難しい。理由は、(a) 窓の位置・向きを変えられない、(b) 家具を配置すると窓を塞ぎがち、(c) カーテンの選び方で光の質が決まる、の3つ。
賃貸で朝の光を活かす定石は、(a) 東向きまたは南東向きの部屋を選ぶ(朝陽が入る)、(b) 窓際にソファ・本棚など光を遮る大物を置かない、(c) リネン・ボイル系の薄手のカーテンで光を拡散させる、の3点。@emu_no_kurashi さんの家は、写真からも「窓際を空ける配置」と「薄手のカーテンで光を柔らかく取り込む」工夫が読み取れます。賃貸の物件選びの段階で「朝陽の入り方」を確認するかどうかは、入居後の生活の質に大きく影響します。
2. 1LDK / 2LDKでウォークインクローゼット+シューズクローク+リビング収納の3点を活用する
1LDK / 2LDKの賃貸で収納が3つ揃うのは、最近の物件では珍しいことではないが、これらを”使いこなせる”かは住む人次第。WIC(衣類)、SC(靴・外回りの物)、リビング収納(生活用品・趣味)と機能を分けると、リビングがすっきり保てます。
うまく機能させるコツは、“収納に何を入れるか”を最初にルール化すること。WICは衣類とバッグ・季節物で完結、SCは靴と外で使う物(傘・コート・サブバッグ・自転車用品)で完結、リビング収納は文房具・PC周辺・趣味用品で完結、と決めると、リビングに物が出しっぱなしになるリスクを下げられます。@emu_no_kurashi さんの家のように、3つの収納を正しく使い分けると、2人家族の物量が”見えない場所”に整う状態を作れます。
3. 賃貸でナチュラルモダンを成立させる「足し算より引き算」の発想
ナチュラルモダンは「白・木・グレーのニュートラル配色 × シンプルな家具 × 装飾を絞る」で成立するテイストですが、賃貸ならではの制約(壁紙・床材を変えられない、造作家具を仕込めない)の中で完成度を上げるには、足し算ではなく引き算の発想が必要。
@emu_no_kurashi さんが書いている「余白を大切にしたすっきりとした部屋作り」は、まさにこの引き算の哲学。家具・小物・雑貨を最小限に絞り、“何もない場所”が空間の主役になるように設計する。北欧スタイルと違ってアートピースを多用しないのがナチュラルモダンの特徴で、その代わりに”空間そのもの”が見せ場になります。賃貸の物件選びの段階で、白基調の壁・明るい床(フローリング系)の物件を選ぶと、ナチュラルモダンとの相性が良くなります。
この家から学べる、賃貸でナチュラルモダンを叶える3つの判断軸
判断軸1:物の量と”余白”のバランスをどう取るか
ナチュラルモダンの賃貸インテリアでは、“床が見える割合”を6〜7割キープするのが空間の余白を保つ目安。家具を配置する際、平面図で床面積に占める家具の割合を計算すると、視覚的なバランスが取りやすくなります。物を増やす前に「これを置いたら床が何%隠れるか」を考えるクセがつくと、衝動買いも減って一石二鳥。
判断軸2:収納家具を”見せる”か”隠す”か
WIC・SC・リビング収納の3点が物件にあるなら、“出しておく物” は最小限に絞るのが整う暮らしのコツ。逆に物件に収納が少ない場合は、見せる収納(オープンシェルフ・スチールラック)を取り入れて、物を綺麗に並べることで”インテリアの一部にする”発想に切り替える。物件のスペックによってアプローチを変える柔軟さが、賃貸インテリアの肝です。
判断軸3:賃貸 → 分譲 → 戸建ての段階的なアップデート計画
賃貸で”整う暮らし”を実践している人ほど、将来の分譲・戸建てへの移行で「物の管理力」が活きてきます。賃貸時代に身につけた「物量を絞る」「収納のルール化」「掃除のしやすさ」は、戸建てで広い家を手に入れた時にこそ重要になる。今の賃貸暮らしを”練習期間”と捉えると、整う暮らしの感覚を磨ける期間になります。
滋賀県でナチュラルモダンの賃貸を検討する人へ|編集部メモ
滋賀県は琵琶湖を中心に、北部(湖北)と南部(湖南)で気候特性が分かれます。湖南エリア(大津・草津・栗東など)は京都・大阪へのアクセスが良く、新築マンションが多く供給されているエリア。湖北エリア(彦根・米原・長浜)は冬の積雪と寒さが厳しく、断熱性能の高い物件を選ぶのが大事です。
家賃相場は、湖南エリアで1LDK 7〜10万円、2LDK 9〜13万円程度が2026年4月時点の目安。同じ物件でも築年数・駅距離・南向きかで条件が大きく変わるので、内見時に必ず(a) 朝・夕の日射、(b) 収納の量と配置、(c) 周囲の建物による採光遮蔽の3点を確認することをおすすめします。
よくある質問
Q. 賃貸で「朝の光」を取り入れるのに重要な物件選びのポイントは?
A. 物件選びでは、(a) 部屋の方角(南東〜東向きが朝陽に強い)、(b) リビングの大窓のサイズ(掃き出し窓があるとベター)、(c) 周囲の建物による日照遮蔽(特に隣のマンションの高さと距離)、(d) ベランダの奥行き(深すぎると朝陽が室内に届かない)、の4点を確認するのがおすすめ。可能なら午前中に内見すると、実際の光の入り方が分かります。
Q. 1LDK / 2LDKで2人暮らし、収納はどのくらい必要ですか?
A. 一般的な目安として、2人家族で衣類・季節物・趣味用品をすべて含めて、専有面積の8〜12%程度の収納面積があると整いやすいと言われます。例えば50㎡の物件なら4〜6㎡の収納面積。@emu_no_kurashi さんの家のようにWIC+SC+リビング収納が揃っていれば、この目安は十分クリアできます。物件の収納が少ない場合は、家具型の収納(チェスト・本棚・スチールラック)で補うのが現実的です。
Q. ナチュラルモダンの賃貸で「壁の白」を活かすには?
A. 賃貸の壁紙は基本的に白系か淡いベージュが多く、ナチュラルモダンとの相性は良好。活かすコツは、(a) 壁面を埋めるアートを最小限に、(b) 大型家具を白〜淡色にして壁との一体感を出す、(c) 木の家具・観葉植物で温度を足す、の3点。逆に、壁の白を活かしたいのに家具が黒・濃グレー多めだと、壁の白が”浮く”ように見えるので、家具の色味で調整するのが大事です。
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編集後記
@emu_no_kurashi さんの家は、写真だけ見ると「シンプルで明るい賃貸インテリア」ですが、施主のこだわりを読み解くと朝の光・余白・整う暮らしという3つのキーワードが一本筋で通っているのが分かります。賃貸は”自由がない”と思われがちですが、制約を逆手に取ると暮らしの質が高まる、という良いお手本だと感じます。賃貸でナチュラルモダンを目指す方は、ぜひ参考にしてみてください。
将来、戸建ても検討したい方へ
賃貸暮らしの先に「戸建て」を視野に入れている方は、エリア・予算別の住宅メーカー比較から始めるのが現実的です。複数社のカタログを一括で取り寄せられる無料サービスで、自分の条件に合うメーカーを把握しておくのがおすすめ。
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朝の光が入る明るい空間や、余白を大切にしたすっきりとした部屋作りで、賃貸でも心地よく整う暮らしを目指して発信しています。


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